きょうは、初心者Webライターでも確実に継続案件を獲得できるコツについて綴ってまいります。
- 「仕事を受注しても継続につながらない…」
- 「新しい仕事を探すのに時間と労力がかかる…」
- 「もっと確実に継続依頼されるコツを知りたい!」
このように悩んでいませんか?
実は、継続案件を獲得することは、それほどむずかしいことではありません。
その理由は、発注先との信頼関係を築けば、初心者の方でも継続して仕事を依頼されるようになるからです。
今回の日記では、初心者でもできる継続案件につながる行いや具体的なコツを解説します。
継続案件が増えれば、安定して収入を増やせますので、ぜひご参考くださいね。
基本的なことを行うだけなので、だれでも簡単に実行できますよ
スポンサードサーチ
初心者Webライターでも継続案件を確実に獲得できる9つのコツ
はじめに前提として、初心者Webライターが継続案件を獲得するには「継続前提の仕事」に応募する必要があります。
クラウドソーシングサイトの場合は、プロジェクト案件にしぼり、その中でも「継続」をしめす募集要項を選んで応募しましょう。
採用率を上げる応募文(提案文)の書き方は、下の記事で解説していますのでご参考くださいね。
くわしく知りたい
Webライターの採用される提案文の書き方【完全初心者向け】
提案文が採用されない!初心者でも受注率が2倍以上アップする方法
では、これらを踏まえたうえで、継続案件を獲得するコツを見てみましょう。
小さな積み重ねですが、着実に信頼を得られるようになりますので、ぜひ実践してみてくださいね
発注先との約束を守る
「納期」や「執筆マニュアル」を徹底して守ろう!
「納品期限を守ること」や「執筆ルール・マニュアルにそって書くこと」など、発注先と交わした約束は確実に守りましょう。
当たり前のことをするだけですが、約束を守れないWebライターは多くいるようです。
たとえば、執筆ルールやマニュアルは「読んで終わり」ではなく、執筆前・執筆中・執筆後と段階を分けて確認しましょう。
発注先の修正の手間を減らすことができ、相手のことを考えて誠実な態度で向き合っているという印象をあたえます。
わたしも初めて仕事を受注したときは、とくに「納期」と「執筆マニュアル」は徹底して守ることを心がけました。
納品の度に発注先に喜んでもらえて、信頼関係が強くなることを実感できましたよ。
余裕を持って納品する
修正される前提で早めに納品しよう!
約束を守ったうえで、余裕を持って「期日よりも前に」記事を納品するようにしましょう。
発注先に安心感をあたえ「仕事が早い!」と喜んでくれます。
前日や前々日、もしくは当日の朝一など、早く納品すると、発注先もその後の作業を進めやすくなります。
周りの立場を考えて仕事をこなせる印象をあたえるので、発注先との関係も向上しますよ。
前倒しで記事を納品することは非常に喜ばれるので、ぜひ実践してみてくださいね
報連相をまめに行う
「確実に」「まめに」「はやく」報連相をしよう!
報告・連絡・相談を「確実に」「まめに」「はやく」行うことも継続案件につながります。
とくに、ボリュームの多い案件を引き受けた場合は、納期までの日数が長いので、進捗報告をまめに行うことで、発注先も安心して仕事を任せられます。
一切連絡を入れないよりも「いま〇割ほど進んでいます」と報告するほうが、余計な心配をかけずに済みますよね。
日々の連絡に対しても、返信を早く行うことであなたの仕事に対する熱意を伝えられます。
確実さと早さを意識して報連相を行いましょう。
万が一、納期に遅れそうで困ったときは、下の記事で解説していますのでご参考ください。
くわしく知りたい
Webライターが納期に間に合わないときにすべき対応6つの手順
わからないことは質問する
わからないまま進めずに発注先に尋ねよう!
執筆する前や書いている途中に、わからない点が出てきたり、迷ったりすることがあると思います。
そのようなときは、ひとりで判断せずに質問しましょう。
わからないまま勝手に進めてしまうと、ミスや誤解が生じ、発注先に迷惑をかけることになります。
質問すると、正しい情報や指示を得られ、発注先の要求に即した記事を提供できます。
質問するときは、つぎのことに気をつけて尋ねると、相手も答えやすいですよ。
質問が抽象的だったり、曖昧だったりすると、相手が適切な回答をするのがむずかしくなります。
発注先が理解できるよう、簡潔にまとめて質問しましょう。
読者や発注先の求める記事を書く
発注先の目指すゴールを意識しよう!
読者や発注先の求める記事を書くことも、継続案件を獲得することにつながります。
自分の書きたいことを書くのではなく、発注先の目指すゴールを意識して執筆しましょう。
具体的には、つぎの4つを意識します。
これらを意識することで、発注先との認識のズレをなくすことができ、お互いに仕事を進めやすくなります。
また、読者の悩みを解決する文章を書くことは、SEOの知識をつけることに役立ちます。
なぜなら、SEOの大切な心構えが「ユーザーの悩みを適切に解決すること」だからです。
SEOとは、Googleで検索したときに、その記事が検索上位に表示されるように、記事の構成などを最適にすることです。
そのためにも、仕事の募集内容や執筆マニュアルをしっかりと確認し、記事の目的にあった文章にしましょう。
SEOについて知りたい場合は、下の記事をご参考くださいね。
くわしく知りたい
SEO対策とは?上位表示のやり方を初心者にわかりやすく解説!
執筆で意識した点を伝える
執筆で取り組んだことを具体的に伝えよう!
納品するときに、執筆で意識した点を伝えると、発注先との良好なコミュニケーションを図ることができ、継続案件につながります。
たとえば、つぎのように、具体的な取り組みを伝えると効果的です。
お疲れ様です。 〇〇の記事作成が終わりました。 以下の点を意識して執筆しましたので、ご確認をお願いいたします。 記事の構成にPREP法を取り入れています。 読者にとって論理的でわかりやすい文章を目指しました。 一覧表を作成して商品機能を見やすくしています。 読者に信頼できる情報をしめすために、○○大学の研究データを引用し、リンクを貼っています。 最後に、YouTubeの動画を埋め込み、イメージしやすくしました。 以上が意識したポイントです。 修正や追加の指示があれば対応いたします。 どうぞ、よろしくお願いいたします。
このように意図やポイントを伝えると、発注先との意思疎通がスムーズになります。
それにより、発注先からの質問や添削の回数が減り、効率的に記事を完成できるようになります。
また、発注先からも重視する点や方針を伝えてくれるようになるので、ニーズや戦略を把握できるようになり、より満足度の高い記事を納品できます。
自分からも提案する
自分にできると思うことはどんどん提案しよう!
自分から発注先へ提案することも、継続案件を獲得する有効な手段です。
たとえば、読者の悩みを想像しながら書いているときに、下のように思い浮かんだときは、その意見を提案しましょう。
- 「この情報も入れたほうがよいと思う」
- 「この項目を加えたほうが読者の悩みを解決できるな」
言われた指示に従うだけでなく「一緒に良いものをつくっていこう!」という想いを伝えることで頼もしい存在として認めてもらえます。
提案するときは、その根拠や意図も一緒に伝えるといいですよ
発注先に別の意図があれば教えてもらえますし、受け入れてもらえれば信頼度がアップします
執筆に限らず、記事構成や画像選定など、自分にできると思ったことはどんどん提案しましょう。
その提案が通らなかったとしても、実践的な人材として認識されるようになり、継続案件につながる可能性が広がります。
「画像選定」や「Wordpress直接入稿」の方法は、下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてお役立てくださいね。
くわしく知りたい
【初心者必見】Webライターの画像選定!6つの基本ルールとコツ
【Wordpress入稿の方法】初心者Webライターでも簡単!
知識を深めたい場合は、下の記事が役立ちますので、あわせてご覧ください。
くわしく知りたい
初心者Webライターの収入を倍増!専門分野の作り方7ステップ
Webライターに有利な検定資格11選と合格の勉強法【初心者向け】
修正依頼に素早く対応する
素直にスピーディーに応えよう!
修正依頼には、なるべく素早く対応しましょう。
発注先からの修正依頼は、記事の品質や要望を満たすための重要なフィードバックです。
スピーディーに応えることで、信頼性の高いパートナーとして認識され、継続的な仕事の依頼や推薦につながります。
良好な関係を築くきっかけになり、新たなチャンスが広がるので、修正依頼には素直に素早く対応しましょう。
言われた指摘は次回に反映させる
二度と同じ間違いをしないようにしよう!
一度指摘を受けた箇所は、必ず次回の記事で反映させるようにしましょう。
発注先からの指摘は、あなたのスキルを向上させる貴重な情報源です。
次回以降の作業でしっかりと改善し、二度と同じ間違いをしないようにしましょう。
ミス以外にも、相手特有のこだわりやルール、レギュレーションに対しても意識して対応すると、発注先はあなたの向上心を評価し、仕事への信頼度が高まります。
反省点や改善点を積極的に作業に活かし、より品質の高い記事を提供できるようになりましょう。
では、実際に継続案件につなげるWebライターは、どのような特徴があるのでしょう?
発注者目線で語られる意見を踏まえてまとめましたので、くわしく見てみましょう。
継続案件につながるWebライターの3つの特徴
継続案件につながるWebライターは、つぎのような特徴があります。
文章力とSEOの知識がある
基本的な文章力とSEOの知識がある
継続案件につながるWebライターの特徴1つ目は、最低限の文章力とSEOの知識があることです。
Webライターは文章を書くことが仕事なので、文章力があることはもっとも必要なことですよね。
正しい日本語を使い、丁寧で伝わりやすい文章を書けることが大切です。
さらに、SEOの知識を身につけることも重要です。
WebライティングとSEOは密接な関係にあるので、SEOの知識のあるWebライターは発注先から高く評価されます。
ただし、文字単価1.0円前後の案件であれば、基本をしっかりと押さえるだけで十分です。
それほど高いレベルを求められるわけではないので、実績を積みながらスキルを高めましょう。
SEOの知識を学ぶには「沈黙のWebライティング」「10年つかえるSEOの基本」の本がおすすめです。
本の内容は、下の記事をご参考くださいね。
くわしく知りたい
初心者WebライターにおすすめのWebライティング本7選と選び方
基礎から応用まで本格的にSEOの知識を学びたい場合は、SEO検定 の資格取得を目指しましょう。
くわしい勉強法は、下の記事をご参考ください。
くわしく知りたい
SEO検定を取得するメリットと評判は?合格する勉強法や難易度も解説
文章力を鍛えるには、おすすめの本を紹介していますので、下の記事をご参考ください。
くわしく知りたい
Webライターの文章力を鍛える本5冊!語彙力と共感力を磨く本3冊!
発注先の求める文章をイメージできる
掲載先サイトのトンマナを意識しいている
2つ目の特徴は、発注先の要望に応えて、求める文章をイメージできることです。
発注先がどのような記事を求めているのかを知るには、掲載予定先のWebサイトを見るのがもっとも早いです。
掲載先のWebサイトをよく読むことで、どのようなイメージで執筆すればよいのかわかるので書きやすくなります。
クラウドソーシングサイトでは、発注先のプロフィール欄に運営サイトのURLが貼ってあることが多いので必ず確認しましょう。
掲載先のサイトを意識する際は、トンマナの知識が必要です。
「トンマナ」については、下の記事を読むと理解が深まりますので、あわせてご参考ください。
くわしく知りたい
トンマナの意味とは?Webライターが意識すべき項目やルールを解説!
ビジネスマナーがある
基本的なビジネスマナーが備わっている
3つ目の特徴は、ビジネスマナーがあることです。
基本的なビジネスマナーが備わっていることは、気持ち良く仕事をするうえで大切なことです。
そのため、継続案件につながるWebライターは、つぎのことを心がけています。
これらのことができないWebライターはとても多いです。
そのため、発注先にとって「誠実に仕事をこなせる」「真面目に作業に取り組める」ことは重要度の高いポイントになります。
基本的なビジネスマナーが備わっているだけで評価が上がるので、意識して心がけましょう。
では続いて、初心者Webライターが継続案件を獲得するメリットを見てみましょう。
スポンサードサーチ
初心者Webライターが継続案件を獲得する3つのメリット
初心者Webライターが継続案件を獲得するメリットは3つあります。
収入を増やせる
仕事を探す手間を省けるので執筆に集中できる
継続案件を獲得することで、新しい仕事を探す手間を省けるので、ほかの執筆業務に集中でき、作業全体の収入を上げることができます。
新規の案件を受注することは、とても時間がかかりますよね。
これらの手順をくり返し行わなければ、新しい案件を受注できません。
それならば、報酬の発生しない時間と労力をほかの記事執筆に充てたほうが、収入が増えて効率的ですよね。
このように継続案件を獲得すれば、新たな仕事を受注する時間と労力を執筆に割けるので、収入を増やしやすくなります。
文字単価を上げやすい
発注先との信頼関係を築けているので単価交渉しやすい
継続案件を獲得すると、文字単価を上げやすくなります。
誠実に仕事を継続すると、発注先との信頼関係は強くなるので、文字単価を上げてくれるよう交渉しやすくなります。
また、同じ仕事を続けることで、記事の構成や企画など、単価の高い業務を任せてもらえるようになり、単価アップを見込めます。
このように、継続案件を獲得すると「単価交渉をしやすいこと」や「単価アップを見込めること」といった嬉しいメリットを得られます。
単価交渉をするときは、下の記事を参考にすると成功しやすくなりますので、ぜひお役立てください。
くわしく知りたい
Webライターの単価交渉の方法とタイミング!初心者でも収入アップできる!
Webライターの文字単価の相場とは?単価別の仕事内容と単価アップの方法
新たな仕事につながる
ほかの案件を紹介されることが多くなる
継続案件を獲得することで、新たな仕事につながりやすくなります。
なぜなら、発注先からすでに厚い信頼を寄せられているので、継続が終了してもほかの案件を紹介されることが多いからです。
それ以外にも、ほかの発注先の仕事を紹介されたり、ディレクター業務といった執筆以外の業務を任されたりすることもあります。
新しい仕事を得るために時間と労力を割く必要がないので、気持ちの上でも安心できますよね。
このように、継続案件を獲得すると、効率よく収入を増やせて安心して執筆に集中できます。
最終的には、継続案件のみで仕事を回せるよう、発注先との信頼関係をしっかりと築きましょう。
最後に、継続案件を獲得したあとの注意点を紹介しますね。
Webライターが継続案件を獲得したあとの注意点3つ
継続案件を獲得できても油断は禁物です。
注意する点は3つあります。
油断せずに記事の品質を保つ
一貫して高水準の仕事を提供しよう!
継続案件を獲得するためには、常に高品質な記事を納品することが重要です。
クオリティを落とさず、納期厳守や誤字・脱字のチェックにも注意を払いましょう。
発注先は、はじめに納品された記事を基準にしており、今後はより質の高い記事を期待しています。
「良くなるどころか低下している」と思われたら、契約を打ち切られるかもしれませんよね。
手を抜かず、一貫して高水準の仕事を提供することが、信頼を築くポイントです。
急な契約解除に備える
前向きな姿勢を持ち、ほかの案件に応募しよう!
継続案件であっても、予期せぬ理由で急に契約を打ち切られることもあります。
継続案件がなくなる理由はさまざまですが、つぎのようなケースが考えられます。
通常は、継続終了の連絡がありますが、稀に連絡が途絶えることもあります。
1週間以上、連絡がないときは、継続が終了したとみなしても良いでしょう。
ショックですが、その際は落胆せず、前向きな姿勢を持ちつづけましょう。
ほかの案件に応募したり、自己啓発やスキルアップに時間を割くことで、必ずつぎの機会に恵まれます。
継続依頼を断る勇気も持つ
感情に流されずに適切な選択を行おう!
発注先との関係は大切ですが、長く続けているからといって、条件に見合わない仕事を引き受ける必要はありません。
自分の労働時間と収入のバランス、交渉結果に満足できないときは、断る勇気を持つことも適切な選択です。
つぎの状況では、断ることがおすすめです。
自分の得意分野や興味のあるテーマを優先し、発注先との相性や業務内容をしっかりと見極めましょう。
過度な負担を避けるために、感情に流されず、取捨選択をすることも必要です。
自分の価値を理解し、適切な報酬と条件を求めることで、より充実した仕事を見つけることができますよ。
スポンサードサーチ
おさらい:初心者Webライターが継続案件を獲得する9つのコツ
継続案件が増えれば、執筆業務に集中できるので効率よく収入を増やせます。
そのためには、発注先との信頼関係を築くことが大切です。
実際に、継続案件につながるWebライターは、新しい案件を探すことなく、継続案件のみで仕事を回しています。
当たり前のことを一つひとつ丁寧にこなして、最終的には継続案件のみで仕事を回せるWebライターを目指しましょう。
また、安定して仕事を獲得するなら、スキルを磨くことも重要です。
下の記事では、仕事に活かせるスキルを紹介していますので、あわせてご覧くださいね。
おしまいに
継続的に仕事を獲得するには「つぎもあなたに頼みたい!」と思わせる必要があります。
そこで、重要なのが「指摘された箇所の改善」と「そのスピードさ」です。
改善するだけでなく「すぐに」改善することが重要です。
これは、初心者の方でもすぐにできますよね。
小さな意識が、あなたを不可欠な存在へと成長させてくれますので、ぜひお試しくださいね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
それでは、ごきげんよう。
桜御前