きょうは、初心者の方に向けてペンネームのつけ方について綴ってまいります。
- 「Webライターに興味はあるけど、副業だから本名を出したくない…」
- 「ペンネームでもWebライターとして稼げるのかな?」
- 「案件を獲得できるペンネームの決め方を知りたい!」
これからWebライターを始める方は、本名で活動すべきか、ペンネームで活動すべきか悩みますよね。
とくに、名前は一度決めると変更しにくく、自分の看板にもなるのでしっかり考えたいものです。
そこで今回の日記では、Webライターを始める方に向けて、ペンネームで活動するメリット・デメリット、ペンネームを決めるときのポイントを解説します。
読者や発注先に好印象をあたえるペンネームの決め方をお伝えしますので、ぜひ参考にして取り入れてみてくださいね。
親近感のあるペンネームをつけると、発注先や読者にはやく名前を覚えてもらえますよ
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Webライターは本名で活動すべき?ペンネームでもOK!
Webライターは、本名とペンネームどちらでも問題なく活動できます。
実際に本名を使わずに、本格的に活動しているWebライターもたくさんいます。
たとえば、名もなきライター(@writer_noname)さんは、匿名で顔出しもしていませんが、月収100万円以上の収入を得ています(1年目から月商7桁に到達したライターの体験記)。
ほかにも、Writing Hacks講師を務める「ワカジツさん」や「沖ケイタさん」もペンネームで活動しており、優れた実績を揚げています。
本名にするか、ペンネームにするかの選択は、個人の好みとプライバシーにかかっており、どちらを選んでも継続的に仕事を獲得できます。
しかし、そうは言っても判断の目安を知りたいですよね。
つぎの項目で、ペンネームを使うメリット・デメリットを解説しますね。
Webライターがペンネームを使うメリット
ペンネームを使う大きなメリットは、本名を知られずにプライバシーを守れることです。
そのほかにも、つぎのメリットを得られます。
身元を知られにくい
ペンネームを使うと、実生活と切り離して活動でき、身元を知られにくい利点があります。
副業を認める会社も増えましたが、周りの人たちに知られたくない方も多いと思います。
そのような場合でも、本名を隠すことで実生活との接点を減らせて、会社や周囲の人たちに知られずに副業に専念できます。
記事によっては、執筆者の名前を載せるWebサイトもあります。
家族や会社に内緒でWebライターの仕事をしている方にとっては、困ることもあるでしょう。
本名を伏せているからこそ言える本音や意見などは、ペーネームで活動するほうが書きやすいといえます。
ジャンルを問わずに執筆できる
ペンネームを使うと、記事のテーマやジャンルを問わずに執筆できます。
たとえば、恋愛経験や趣味に関する内容を書く場合でも、プライバシーを守りながら自分の経験を提供できます。
家族、友人、知り合いに見られたら恥ずかしいな、嫌だなと感じる内容であっても、ペンネームを使えば、抵抗なく体験談を語れます。
顔出ししていなければ、周りに知られることもないので、どんなジャンルの仕事でも受けることができます。
さらに言えば、ペンネームを通じて自分を演じれるので、個性的でクリエイティブな一面も発揮できます。
ペンネームを使うと、ジャンルの制約を受けずに多彩な内容に取り組めるので、Webライターとしてのキャリアを豊かにできます。
覚えてもらえやすい
ペンネームは、印象に残りやすく覚えやすいメリットもあります。
親近感を感じさせるので親しみが湧き、読者や発注先から、あなたのことをすぐに思い出してもらえます。
とくに、読みにくい名前やよくある名前は、ペンネームを使ったほうが相手の記憶に残りやすく、活動しやすくなります。
それには、ふたたび依頼したいと感じたときに、発注先にすぐにあなたの名前を思い出してもらえるよう、覚えやすいペンネームをつけることがポイントです。
本名が変わっても問題ない
結婚などで本名が変わる場合、今までやってきた実績や読者の認識を引き継ぐことはむずかしいでしょう。
しかし、ペンネームを使えば、名前が変わっても、これまでと変わらずに活動を続けられます。
また、旧姓をペンネームとして使い、名字が変わったのちも、そのまま活動を続けるWebライターもいます。
自分の生活スタイルに合わせて、柔軟性と一貫性を保ちつつ、使い分けられる点がペンネームの良いところです。
いつでも自由に変えられる
その逆に、いつでも自由に変えられる点も、ペンネームを使用するメリットです。
本名の場合は、結婚などの大きな変化がない限り、変更がむずかしいのに対し、ペンネームの場合は簡単に変えられますよね。
はじめに選んだペンネームが記事のイメージに合わなかったり、違和感を感じたりしたときは、別の名前に変更できます。
また、異なるジャンルの記事を書くときも、その分野にふさわしいぺンネームを使い、うまく使い分けることもできます。
柔軟性が効くため、あなたの築きたいキャリアやイメージに合わせて自由に調整できます。
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Webライターがペンネームを使うデメリット
ペンネームを用いて活動することはとても便利ですが、デメリットもあります。
使用するうえでの注意点になりますので、デメリットについても見てみましょう。
信頼を得にくい
ペンネームを使うと、読者や発注先からの信頼を得るのがむずかしいことがあります。
名前がわかる人とわからない人では、あたえる印象が異なり、本名のほうが圧倒的に安心感がありますよね。
とくに、クラウドソーシングなどの素性のわからない場所での仕事においては、本名を使うことで信頼度をアップでき、顔出しにするとさらにその度合いが増します。
ただし、ペンネームでも充分に信頼を築けるので、本名を使用したくない場合は無理に公表する必要はありません。
コツコツと実績を積むことで、信頼を高められるので安心してくださいね。
記名記事を書きにくい
ペンネームを使うと、記名記事で執筆するチャンスを逃すことがあります。
記名記事とは、執筆者の名前を記載して、Webサイトに投稿する記事のことです。
医療や法律などの専門的なジャンルでは、記名記事による執筆を求められることが多く、ペンネームのみでは記事の信頼性に欠けると判断されることがあります。
つまり、ペンネームの場合は、執筆者の素性が見えにくいので、読者や発注先からの信用を得られにくく、本名に比べて信頼度が低くなるということです。
発注先によっては、ペンネームによる記名記事の執筆は受けつけないと、ルールを設けていることもあります。
そのため、ペンネームに合ったジャンルを専門にする、記名記事用に別のペンネームを持つなどの対策を講じて、機会を逃がさない工夫をすることが重要です。
発注先に本名を知られる
読者にはわからなくても、発注先や取引先には本名を知られてしまいます。
その理由は、仕事の依頼を受けるときに、連絡先や報酬の振込先を教える必要があるからです。
そのため、ペンネームで活動するからといって、まったく本名を知られないわけではないことも頭に入れておくことが大切です。
ただし、ペンネームを屋号として開業届を出し、屋号を用いて銀行口座を作れば、本名を知られずに活動できます。
開業届を出す方法や屋号について知りたい場合は、下の記事で解説していますのでご参考くださいね。
くわしく知りたい
【Webライター開業届の書き方】提出するメリット・デメリットも解説!
また、フリーランスのための無料の保険「FREENANCE(フリーナンス) 」を利用すれば、好きな名前で口座を開設でき、振り込み専用の口座として本名を知られずに報酬を受け取れます。
「フリーナンス」は簡単な手続きで開設でき、頼りになる補償も無料で受けらますので、具体的な内容を知りたい場合は下の記事をご参考くださいね。
くわしく知りたい
FREENANCE(フリーナンス)特徴や評判!無料で安心の保険
Webライターは本名のようなペンネームが最適!
「ペンネームにすべき?本名にすべき?よくわからない!」「結局どっちにすればいいの?」と感じますよね。
ペンネームのメリットを活かしつつ、デメリットをカバーする方法があります。
それは、本名のようなペンネームをつけることです。
たとえば、わたしの場合であれば「桜 美咲」「桜 みちる」のペンネームをつけると、やわらかく親しみやすい印象をあたえつつ、本名のように感じさせることができます。
もちろんペンネームなので、現実世界と切り離しながらも信頼を築くことができ、そのうえ記名記事を書くチャンスも逃がしません。
一石二鳥のペンネームなので、信頼を得ながらジャンルを問わずに仕事を受注でき、Webライターにとって最適なペンネームといえます。
では、どのようなポイントに注意して、ペンネームをつけたらよいのでしょう?
つぎの項目で、決めるときのポイントを紹介しますね。
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Webライターがペンネームを決めるときのポイント7つ
ペンネームを決めるときに「どんな名前にしよう…」「どうやって選んだらいいの?」と迷いますよね。
ペンネームを決めるポイントは7つあります。
出したい雰囲気の名前にする
伝えたい雰囲気に合わせて名前を選ぼう!
自分の印象や伝えたい雰囲気に合わせて名前を選ぶと、Webライターとして活動しやすくなります。
反対に、イメージと名前とのギャップが大きいと、読者や発注先からの信頼を得られない可能性が高まります。
硬い雰囲気を出したいのであれば、苗字と名前を組み合わせた本名のようなペンネームが望ましいですし、親しみやすい雰囲気を出したいのであれば、ひらがなやカタカナを含むほうが親近感をあたえます。
希望する雰囲気に合わせて考えると、あなたの人柄をあらわす最適なペンネームをつけられますよ。
覚えやすい名前にする
ひと目で認識できる簡潔な名前にしよう!
ペンネームを考えるときは、簡単で覚えやすい名前を付けることがポイントです。
声に出して呼びやすく響きのよい名前をつけると、相手の印象に強く残ります。
あまり長くなりすぎないよう、ひと言で言い終わるくらいの短さ、4文字~8文字くらいを目安にするといいですね。
ひと目で読めて認識しやすい名前を選びましょう。
公開できる名前にする
公にしても問題のない名前にしよう!
ペンネームを考えるときは、その名前を使って仕事をすることを想定し、公にしても問題のない名前かどうかを確めましょう。
Webライターとして活動を始めると、その名前はインターネット上に広まり、ほかの人にも知られます。
とくに、あだ名やペットの名前をペンネームに使う場合は、身元を特定されないかについても考えるべきです。
ペンネームは長きにわたって使うものなので、慎重に選ぶことが大切です。
ほかの人とかぶらない名前にする
あなただけの独自の名前を選ぼう!
ペンネームを考えるときは、ほかの人とかぶらないようにすることが大切です。
すでに同じ名前を使っている人がいると、自分の実績と混同されたり、検索しても自分の情報が表示されなかったりします。
また、同じ名前の人がいると、どの個人がどの人なのかを判別しにくく、信頼できないと感じさせせます。
とくに、競争の激しい人気の執筆分野では、あなただけの独自の名前を選んで、人とかぶらないようにしましょう。
長く使える名前にする
愛着の持てる名前を選ぼう!
ペンネームを考えるときは、長く使える名前を選ぶことも大切です。
何度も名前を変えてしまうと、あなたのこと認知してもらうのが困難になり、ペンネームのメリットを損ないます。
自由に変更できることもペンネームのメリットですが、仕事で使う場合には、コロコロと変わらない名前のほうが信頼度が増します。
また、時代に左右されない名前を選び、一過性の流行に影響を受けないペンネームにすることも重要です。
愛着のある名前を選べば、長く使い続けることができ、結果的に、たくさんの人に覚えてもらえてWebライターの活動を効果的に進められますよ。
奇抜すぎない名前にする
わかりやすくシンプルな名前をつけよう!
ペンネームをつけるときに、印象に残る名前を選ぶことは大切ですが、あまりにも奇抜すぎたり、認識しにくい名前をつけたりするのは避けましょう。
暗号のような読みにくい名前や理解しにくい名前は、覚えにくく、不信感を抱かれる可能性があります。
インパクトを持たせつつも、わかりやすくシンプルな名前をつけることがポイントです。
SNSと統一する
すべての名前を統一して認知度アップを図ろう!
ペンネームを決めたら、SNSやブログの名前と統一することが重要です。
なぜなら、SNSやブログの発信は、自己アピールや記事の宣伝になり、有効活用できるからです。
そうなれば、あなたが認知される機会が広がり、知名度も上がります。
発注先も、SNSやブログの発信力をすぐに確認でき、実力や人柄を判断しやすくなります。
SNSやブログは、実績やスキルをアピールする場であり、あなたのプロのイメージを築く場でもあります。
すべての名前を統一して有効活用することで、認知度や知名度アップはもちろん、信頼度の向上につながります。
Webライターにおすすめ!効果的なペンネームのつけ方7選
では、Webライターにおすすめのペンネームのつけ方を見てみましょう。
本名をもとに決める
馴染みやすい名前を選べる
ペンネームを決めるときに、本名をもとに考えると、自分にとって馴染みやすい名前を選べます。
プライバシー保護の効果はやや弱いですが、自分にしっくりくるペンネームを見つけられます。
また、本名をベースにすることでアイデンティティを保ちつつ「いつもと少しだけ違う」Webライターとしての新しい自分を演出できます。
具体的には、本名から1字つけ足したり、発音は同じでも漢字を変えてみたりする方法を挙げられます。
たとえば、本名が「鈴木 花子」の場合、下のようなペンネームを考えられます。
上のようなペンネームであれば、本名をもとに決めているので、愛着が湧き、違和感なく活動できますよね。
自分のモチーフから決める
自然と親しみがわく
「自分といえばこれ!」というモチーフからペンネームを考えることも有効な方法です。
自分の個性や興味にあった要素を取り入れることで、自然で親しみやすいペンネームになります。
たとえば、つぎのような例を挙げられます。
漫画家の水木しげるさんは「水木荘」というアパートの大家だったことが由来になっています。
まずは自分の周りを見渡して、自分らしいペンネームになりそうなものを探すとよいでしょう。
あだ名を参考に広げる
愛着が湧く
あだ名や愛称からペンネームを考えることも、おすすめです。
自分のあだ名には、身近な人からの愛情や親しみが込められていることが多いため、ペンネームにすることで愛着が湧きます。
もし、あなたの愛称が短くて覚えやすい名前なら、そのままペンネームとして使えます。
たとえば「ミッキー」「ミッチー」「ミキティ」と呼ばれているなら、本名より格段に親しみやすく覚えやすいですよね。
あだ名は短い音が多いので、リズム感も生まれて強く印象に残ります。
ひと工夫して少しひねりのあるペンネームにすると、独自性が高まり、なお効果的ですよ。
音の響きで決める
覚えてもらいやすい
音の響きで決めると、発注先や読者に覚えてもらいやすいペンネームに仕上がります。
音の響きに関する特徴には、つぎのようなルールがあります。
音の響きは、あたえる印象に大きな影響を及ぼします。
記事の読者に合わせて、思わず口に出したくなる音を選ぶと、SNSでの拡散力も高まり、良い効果を狙うことを期待できます。
姓名判断によって決める
縁起を担げる
姓名判断とは、名字と名前から運勢や性格を予測する診断のことです。
古代中国の陰陽五行説にもとづいており、占い的な要素と統計学的な要素を組み合わせています。
名前は、運勢や環境に影響をあたえると信じられており、縁起を担ぐ意味でも、ペンネームを決めるときによく使われる人気の方法です。
無料で気軽に姓名判断を試したいときは「fortune mug」がおすすめです。
ペンネーム判断では、総画数から見た人生や同じ画数の有名人を知ることができます。
思いついたさまざまなペンネームをテンポよく比較したい場合におすすめです。
ネーミングサイトを利用する
短い時間ですぐに決められる
ネーミングサイトを利用することも、ペンネームを考えるときに有効な手段です。
無料で利用でき、名前やキーワードを入力すると、すぐにニックネームを作成してくれます。
たとえば、それっぽい名前をランダムに作成してくれる「それっぽい名前ジェネレータ」のサイトは使いやすくておすすめです。
「英語男性風」「イタリア女性風」「天使名風」などの雰囲気を項目から選ぶと、それに合わせた名前を提案してくれますよ。
イチから名前を考えるのは時間がかかりますが、案を活用すれば、時間を短縮してペンネームを作れます。
ほかにも「なまえの森」や「名前オートメーカー」も無料で使えます。
ネーミングのプロに依頼する
一生使える素敵なペンネームを考えてもらえる
仕事で使う名前なので、できれば気に入ったペンネームをつけたいですよね。
自分ではどうしても思いつかないときは、プロに依頼することも賢明な選択肢です。
「ココナラ 」や「クラウドワークス 」などのクラウドソーシングサイトには、素晴らしいペンネームを考えてくれるプロがいます。
有料でも構わないから、一生使えるペンネームをつけてほしいと感じる方におすすめです。
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おさらい:Webライターのペンネーム決め方7選!
Webライターは本名でなくても、ペンネームを活用して仕事ができます。
プライバシーを守りながら副業を行えたり、覚えやすいペンネームを使うことで、発注先や読者に好印象をあたえたりできます。
記憶に残りやすく親しみを感じるペンネームは、使い続けるほどに愛着を感じます。
ぜひあなたの気に入った名前をつけて、Webライターの仕事に役立ててくださいね。
また、本格的にWebライターの活動をするなら、仕事内容や始め方について知ることもおすすめです。
下の記事では、Webライターに必要なスキルや稼ぎ方をわかりやすく解説していますので、あわせてご覧ください。
おしまい
「どうしてもペンネームが決まらない!」ときは自分ひとりで考えず、人の力を頼ってみるのもおすすめです。
たとえば、家族や友人に決めてもらったり、SNSで投票してもらったりすることも、ひとつの手段です。
自分のことをよく知っている、身近な人からの意見はとても貴重です。
親身になって真剣に考えてくれることが多いので、より納得できる選択ができますよ。
身近な人の意見を取り入れながら、素敵なペンネームを考えてくださいね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
それでは、ごきげんよう。
桜御前