Webライターが注意すべき法律!著作権・薬機法・景品表示法を解説

Webライターが注意すべき法律!著作権・薬機法・景品表示法を解説 Webライターの始め方
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きょうは、Webライターが知っておくべき法律「著作権法」「薬機法」「景品表示法」について綴ってまいります。

Webライターの仕事をしていると著作権や薬機法、景品表示法の言葉を耳にすると思います。

しかし、Webライティングに関する法令など、なかなか学ぶ場がないですよね。

  • 「言葉は聞いたことあるけれど、くわしい内容を知らない」
  • 「Webライティングに関わることは知っているけど、きちんと理解できているか不安」
  • 「法律に関する文章で用語がむずかしい」

「法律の知識が必要なのはわかるけど難解で理解できない…」と感じる方も多いと思います。

そこで今回の日記では、初心者の方に向けて、知っておくべき3つの法律と罰則、注意すべきポイントをわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • Webライターが知っておくべき法律と罰則
  • Webライティングで注意すべき場面
  • 法律に違反しないためのポイント・コツ
  • Webライターに必要な法律を勉強する方法

どのような場面でどのようにすれば、禁止行為をしないで済むかを理解できるようになりますので、ぜひ一緒に学びましょう。

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【著作権法】Webライターが知っておくべき法律の知識

著作権とは

Webライティングに関わる法律で、もっとも重要なのが著作権法です。

著作権とは、著作物の作者が持つ権利のことです。

創作した作品を無断で使用されない権利をいい、英語ではコピーライト(copyright)といいます。

そして、この権利を守る法律を著作権法といいます。

著作権法
  • 著作権
    著作物の作者が持つ権利
  • 著作権法
    著作物と著作者を守る法律

あなたが創作したものを、ほかの人が勝手に使用できる状態にあると、権利と利益を侵害されて創作意欲を失いますよね。

それを防ぐために、著作者と著作物を法律で保護しています。

著作権法の対象

著作権法の対象には、文章、写真、画像、イラスト、小説、音楽、美術、映画、コンピュータープログラムなどがあてはまります。

著作権法の対象
  • 文章・図解・表
  • 写真・画像・イラスト
  • 小説
  • 音楽
  • 美術
  • 映画
  • コンピュータープログラム、など

著作権は、著作物が創作・公開されたときに発生します。

「人がつくったものには著作権がある」と考えると理解しやすいですよ。

注意すべき場面

Webライターが注意すべき著作権のポイント

Webライティングで注意すべき場面は、ほかの人の文章を引用するとき、写真や画像、イラストを使用するときです。

引用とは、ほかの人の文章や事例を自分の文章にそのまま用いることをいいます。

文章を引用するとき

Webライターの場合、ほかの人が書いた文章をコピーして貼り付けたり、本の内容をそのまま使用したりすると著作権法違反に当たります。

ほかの人の文章を載せるときは、必然性があるときのみに限定し、ルールに則って引用する必要があります(文化庁:引用における注意事項)。

引用ルール
  • 公表された著作物を使用すること
  • (手紙やメールはNG)
  • 引用するものと引用されるものとを区別すること
  • 引用するものと引用されるものとを主従関係にすること
  • 引用の出どころを明記すること
  • 著作者の意に反する改変をしないこと

引用は、量のうえでも中身のうえでも自分の文章が引用がの関係になるようにしなければなりません。

加えて、どこからどこまでが引用個所なのかカギ括弧を用いて区別したり出どころを明記したりしてはっきりとわかるようにしめすことも必要です。

出どころを明記する
  • Webサイトの場合
    記事タイトル・URLを明記
  • 書籍の場合
    タイトル・著者名・出版社・出版年・引用箇所のページなどを明記

引用個所は改変しないよう原文のままを引用します。

文章の内容だけでなく、句読点の位置漢字の表記改行の位置など、細かい部分の改変も認められないので注意してくださいね。

なお、Wordpressを用いて記事を投稿する場合は、引用機能のボタンを使うと、検索機能がコピー記事と認識しないのでおすすめです。

写真や映像を使用するとき

写真や画像を使用するときも、肖像権の侵害に気をつけなければなりません。

肖像権とは、無断で写真や映像を撮影されたり撮影された写真や映像を許可なく公表されたりしないための権利のことです。

写真や画像を載せるときは写った本人に許可を得る必要があり許可のない写真を載せることは肖像権違反になるので注意が必要です。

はっきりと人の顔がわかる写真を使用するときは、本人の許可を取るか、写真を加工しなければなりません。

対応がむずかしい場合は、肖像権を侵害する恐れがあるので、写真の使用を控えましょう。

顔写真を使用するとき
  • 事前に本人の許可を得る
  • ぼかし加工をする
  • 本人と特定される部分を切り取る
  • 使用しない

とくに、インターネットに公開された写真やSNSに投稿された写真、出版物の写真を載せるときは、権利を侵害しないように意識することが大切です。

画像やイラストを使うとき

インターネット上に公開された画像やイラストも、無断で使用することが禁止されています。

そのため、著作権フリーの画像やイラストを使用する必要があります。

ただし、著作権フリーの画像やイラストであっても商用利用ができない場合があるので、フリー素材を公開しているWebサイトの注意事項や利用規約を事前に確認して使用することが重要です。

著作権法に違反したときの罰則

著作者の許可なく著作物を使用すると、罰せられるだけでなく、損害賠償を請求されるリスクもあり、大きな損失を被ります。

著作権を侵害した場合は、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金を科されます。

法人が著作権を侵害した場合は、3億円以下の罰金になります。

著作権について知りたい場合は、下の記事でくわしく解説していますのでご参考くださいね。

くわしく知りたい
【Webライターが守るべき著作権】注意するポイントと引用のルール

【薬機法】Webライターが知っておくべき法律の知識

薬機法(旧薬事法)とは

薬機法とは、医薬品や医療機器化粧品の安全性を確保するための法律です。

国民の生命や健康を守ることを目的に、製造や表示だけでなく、流通や広告についても細かくルールを定めています。

2014年11月までは「薬事法」と呼ばれていました。

薬機法の対象

薬機法の対象になる製品

薬機法の対象になる製品は、つぎの5つです。

薬機法の対象
  • 医薬品
  • 医薬部外品
  • 化粧品
  • 医療機器
  • 再生医療等製品

健康食品、サプリメント、健康器具、美容器具などは、上の5つにあてはまらないため、法律によるを制限を受けません。

しかし、医療品のような効果があると表現することは薬機法に違反する行為として禁止されています

そのため、健康系や美容系の記事を書くときも、正確な表現をするように注意を払わなければなりません。

注意すべき場面

薬機法で禁止している広告

Webライティングで気をつけなければならないのは、効果・効能について表現するときです。

医薬品や化粧品についてウソの表現や大げさな表現をしてはならない決まりがあり、断定的な表現や「必ず効果がある!」と読者に誤解をあたえる表現は禁止されています。

たとえば、効果を承認されていないにも関わらず「これを飲めば必ず10キロ痩せる」「塗るだけで効き目がある」「服用すれば痛みが治る」と書くことは認められていません。

注意すべき点
  • ウソの表現・大げさな表現をする
  • 承認されていないのに効果効能があると表現する
  • 医師関係者が保証したと匂わす表現をする

製品の効能・効果や安全性について、事実と異なる内容を伝える表現は、誤解をあたえる可能性があり、記事を読む読者の安全を害する恐れがあるので、細心の注意を払う必要があります。

回避するポイント

医薬品は「治療」を目的とした薬のため、成分や服用方法が細かく決まっています。
しかし、それ以外の製品は、医薬品に比べて症状に対する効果が緩やかだったり、確実なな効果を認識できなかったりするため、詳細に決まっているわけではありません。

そのため、下の商品を扱うときは、消費者が正しく判断できるように、医薬品のような効果効能があると表示してはならないと定められています。

効果を認識できない製品
  • 医薬部外品
  • 化粧品
  • 健康食品
  • 健康器具
  • サプリメント

上の製品を扱うときは、治療ではなく「サポートする」立場にたって間接的な表現を用いると、薬機法に触れずに紹介できます。

間接的な表現
  • ~を改善する
    必要な栄養素を補う
  • 効果がある
    ~の効果を期待できる
  • 痩せる
    すっきりする

「身体への変化や効果がある製品」と誤解をあたえる表現は禁止されているので、あくまでも健康や美容栄養をサポートする位置づけで紹介することがポイントです。

参考になるガイドライン
医薬品等適正広告基準の解説と注意事項
化粧品の効能の範囲の改正

違反したときの罰則

薬機法に違反すると、行政による指導が行われ、行いを改善するように求められます。

悪質な場合には逮捕となり、刑事罰として2年以下の懲役刑または200万円以下の罰金刑、もしくは両方を科されます。

また、2021年8月に課徴金制度が導入され、新たに課徴金納付命令も加わりました。

これにより、ウソの表現や大げさな表現をした場合は、違反した期間の対象商品の売上額に4.5%を乗じた金額を支払う必要があります。

薬機法について知りたい場合は、下の記事でくわしく解説していますのでご参考くださいね。

くわしく知りたい
薬機法とは?ライターが知っておきたいポイントや注意点を徹底解説!

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【景品表示法】Webライターが知っておくべき法律の知識

景品表示法とは?

景品表示法とは、ウソや大げさな表現など消費者をだますような表示を禁止する法律のことです。

誤解を招く表示をしている商品やサービスから、消費者を守ることを目的にルールを定めています。

たとえば「業界初!販売実績No.1のおすすめ商品!」といった表示をみると、見た人は「販売実績No.1なら素晴らしい商品に違いない!」「高品質でお買い得だ!」と誤解しますよね。

このように根拠がないにもかかわらず実際よりも良い商品サービスであるかのように表現することを禁止しています。

景品表示法の対象

景品表示法の対象物
引用:消費者庁PDF5ページ

景品表示法の対象には、すべての商品やサービスがあてはまります。

具体的には、つぎのような表示物が該当します。

対象になる表示物
  • チラシ・パンフレット・カタログ
  • 容器・パッケージ・ラベル
  • ダイレクトメール・FAX広告
  • 陳列ディスプレイ・実演広告
  • 新聞・雑誌・出版物・テレビ・ラジオCM
  • ポスター・看板
  • セールストーク(訪問・電話)
  • インターネット広告・SNS広告・メール

私たちが目にするほとんどの広告や表示物が、景品表示法の対象になると理解すると覚えやすいです。

薬機法と似ていますが、景品表示法の場合は医薬品や化粧品などに限定されない点が異なります。

あらゆる商品やサービスが規制の対象になるので、Webライターは表現に誤りがないかを意識しながら執筆しなければなりません。

注意すべき場面

景品表示法でWebライターが注意すべきポイント

Webライターが景品表示法に違反しないためには、商品やサービスに関するウソの表現や大げさな表現を徹底して避けなければなりません。

とくに、優良誤認表示と有利誤認表示に気をつけることが肝心です。

優良誤認表示(ゆうりょうごにん)

優良誤認表示とは、実際の商品やサービスよりも「品質や規格がとても優れている!」と誤解をあたえる表示のことです。

たとえば、実際には外国産の牛肉商品であるにもかかわらず、国産牛肉と書くことは優良誤認表示に当たります。

品質・規格・内容をアピールするときは実証された内容をもとに表示し誤解をあたえる表現をしないように注意しなければなりません

遥かに優れた商品サービスであるかのように見せかけたりせず、事実にもとづいて表現することが大切です。

有利誤認表示(ゆうりごにん)

有利誤認表示とは、価格を著しく安くみせかけるなど実際よりも「お得だ!」と誤解をあたえる表示のことです。

商品の値段や特典について誤解を招く表現をしたり、緊急を要するよう、故意にあおって購入を促したりする表現は有利誤認表示に当たります。

たとえば、いつも同じ価格で販売している商品なのに「期間限定!特別価格!」と宣伝し、消費者に誤った判断をあたえる表現のことです。

特典や割引に関する条件や期間内容などを表示するときは、明確に記載するように心がけ誤解をあたえる表現を避けるようにしなければなりません

違反したときの罰則

景品表示法に違反すると、措置命令を出され、違反行為を改めるように求められます。

措置命令に従わないときは、2年以下の懲役または300万円以下の罰金、もしくはその両方を科されます。

また、優良誤認表示や有利誤認表示をした場合は、違反した期間の対象商品の売上額 に3%を乗じた金額を支払う必要があります。

景品表示法について知りたい場合は、下の記事でくわしく解説していますのでご参考くださいね。

くわしく知りたい
ライターが知っておきたい景品表示法をわかりやすく解説!

Webライターが法律を理解せずに執筆するとどうなるの?

Webライターが法律を理解せずに執筆すると、どのような状況を招くのでしょう?

それぞれ具体的なケースを見てみましょう。

3つのケース
  • 修正を依頼される
  • 損害賠償を請求される
  • 罰則を科されることもある

修正を依頼される

法律を理解せずに執筆すると違反を回避するために発注先から修正を求められます

修正は、検収前の段階で依頼されるので、素直に対応すれば、罰則を受けることはありません。

ただし、指摘された内容を速やかに修正し、同じ誤りをくり返さないようにする必要があります。

同じミスをくり返すと、修正を依頼されるだけでなく、継続を打ち切られたり、今まで通りに仕事を任されなくなったりします。

また、法律についての知識があることを前提に仕事を請け負った場合は、法に触れる記事を納品すると、Webライターとしての信用を失う原因につながります。

今後の仕事にも影響を及ぼすため、より慎重に執筆する必要があります。

損害賠償を請求される

記事作成の代行など、仲介する企業を通じて執筆を依頼された場合は、必ず修正を求められるため、訴えられるリスクは低いです。

なぜなら、法的なリスクを最小限に抑えるために、仲介企業は、問題の記事を公開しないように努めるからです。

しかし「自社のWebサイトに載せる記事を書いてほしいと直接依頼された場合は注意しなければなりません

万が一、公開された記事が違反であると指摘され、発注先が罰せられたり損害を被ったりしたときは発注先があなたに対して損害賠償を請求することがあるからです。

多くの発注先が法律に触れないように注意を払っていますが、あなた自身も法律に違反しないよう、適切な情報提供と誤解を招かない表現をすることが重要です。

Webライターが損害賠償を請求されるケースを知りたい場合は、下の記事をご参考くださいね。

くわしく知りたい
Webライターが損害賠償請求されるケースとは?対策とおすすめの保険2選

罰則を科せられることもある

違反が発覚した場合は、Webライターが罰せられることもあります。

とくに、薬機法は法律の適用範囲が「すべての人」なのでWebライターも違反しないように気をつけなければなりません

また、ルールを守らずに著作権を侵害すると、Webライターも法的に罰せられます。

実際に懲役刑になるケースはそれほど多くはありませんが、重大な違反行為に対しては罰則を科せられることもあるので注意が必要です。

「文章を書いているだけだから法律に違反しないだろう」と思わずに、常に記事を読む読者の身になって執筆することが大切です。

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Webライターに必要な法律を勉強する方法5選

Webライターとして法に触れない記事を書くためには、法律への理解を深めることが必要不可欠です。

どのように学べばいいのか、具体的な勉強法を見てみましょう。

法律を勉強する方法5選
  • 発注先に質問する
  • セミナーに参加する
  • 本から学ぶ
  • Webサイトから学ぶ
  • 資格を取得する

発注先に質問する

  • 依頼された商品サービスに疑問が生じたときにおすすめ!
  • 発注先の意見だけに頼らず、信頼できる情報と併用するのがポイント

具体的な記事の表現や依頼された商品サービスに疑問が生じたときは、発注先に質問するのが賢明です。

「この表現は問題ないですか?」とたずねると、適切なアドバイスを得られるでしょう。

ただし、発注先が法律に関する知識を持っているかどうかを判断したうえで聞くことが大切です。

専門家でない限り、正確な情報を得られないことがあります。

質問するときは発注先の意見だけに頼らず信頼できる情報と併用しながら確認することが大切です。

セミナーに参加する

  • その場で疑問を解決できておすすめ!
  • 有料・無料・初心者向け・上級者向けを確認して参加することがポイント

法律に関する知識を深めるには、セミナーへの参加も有効な手段です。

一般企業だけでなく、文化庁や公益社団法人が主催しているセミナーもあり、最近ではオンラインで参加できるセミナーもたくさんあります。

セミナーに参加すると法律にくわしい講師が教えてくれて、わからないことがあれば、すぐに質問できるので、その場で疑問を解決できます。

無料セミナーもありますが、有料の場合もありますので、あらかじめ確認して参加するのがおすすめです。

本から学ぶ

  • 基礎から順序立てて学びたいときにおすすめ!
  • 図解や事例を交えて学べる本を選ぶことがポイント

基礎から順序立てて学びたい場合は、本から学ぶのがおすすめです。

著作権法・薬機法・景品表示法をわかりやすく学べる本が、数多く出版されているので最大限に活用しましょう。

法律の本は堅苦しく難解に感じやすいので、図解や事例を交えて学べる本を選ぶのがポイントです。

おすすめの本をそれぞれ紹介しますね。

クリエイターのための権利の本

「著作権トラブル解決のバイブル!クリエイターのための権利の本」は文章・コピー・写真・イラストなど、約60もの豊富な事例を載せて、著作権の法律や判例、考え方や対策をわかりやすく解説した本です。

もくじ
  • クリエイターが権利について知っておくべき理由
  • 写真・イラスト・デザイン
  • 文章・コピー
  • プログラムコード・ライセンス
  • 契約・権利の所在
  • トラブル発生時の対処
  • デジタルにおける著作権の考え方

「侵す側」「侵される側」「それを見つけた側」の3つの視点から書かれているので、著作権の実践的な内容を学べます。

よくわかる薬機法 令和改正編2

「よくわかる薬機法 令和改正編2」は、令和の薬機法の改正に対応したわかりやすい解説書です。

用語の解説も充実しており、一から勉強する人にとって頼もしい一冊です。

もくじ
  • 第1章 承認制度
  • 第2章 認証制度
  • 第3章 許可制度
  • 第4章 認定制度
  • 第5章 登録制度
  • 第6章 認可制度
  • 第7章 届出制度
  • 第8章 確認制度
  • 第9章 指定制度
  • 第10章 報告制度
  • 第11章 表示規制
  • 第12章 広告規制
  • 第13章 監督
  • 第14章 医薬品等行政評価・監視委員会

図解を用いて解説されているので、初心者でも理解しやすい内容です。

景品表示法

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¥3,850 (2024/05/03 10:51:11時点 楽天市場調べ-詳細)

「景品表示法」は、景品表示法の基本だけでなく、実際の違反事例も含めて解説された本です。

コラムも充実しているので、初心者でもわかりやすく学べます。

もくじ
  • 第1章 総説
  • 第2章 不当な表示
  • 第3章 過大な景品類提供
  • 第4章 事業者が講ずべき景品類の提供及び表示の管理上の措置
  • 第5章 公正競争規約
  • 第6章 不当表示等に対する措置と手続

商品やサービスを紹介する記事を執筆するときに欠かせない、Webライターなら持っておきたい一冊です。

法律の内容が変わることもあるため、本で勉強する場合は改正されていないかどうかを確かめて最新の本を入手するようにしましょう

Webサイトから学ぶ

  • すぐに知識を得たいときにおすすめ!
  • 更新日時を確認して最新の情報から学ぶことがポイント

法律に関する情報をすぐに知りたいときは、Webサイトを利用することも選択肢のひとつです。

政府機関や省庁が提供する公式サイトは正確な情報を公開しているので、安心して参考にできます。

おすすめのWebサイトは、つぎのとおりです。

Yahoo!広告ガイドライン」は広告主や広告代理店に向けて、守るべきルールやガイドラインをまとめたサイトです。

薬機法関連の情報をわかりやすく解説しているので、とても理解しやすいです。

動画解説もあり、Web広告で知っておくべき事柄をイメージしながら把握できるの、初心者の方は一度チェックしてみるのがおすすめです。

また、無料でチェックできる「薬事広告表現チェックツール」もおすすめです。

化粧品・薬用化粧品・健康食品に関する表現が、薬機法に触れていないかをすぐに確認できますよ。

著作権について学びたいときは、下のWebサイトや動画がおすすめです。

著作権を学べるWebサイト

Webサイトや動画から学ぶときは更新日時が最新かどうかを確認し古い情報を選ばないようにしましょう

資格を取得する

  • 基礎から応用まで深く学べるのでおすすめ!
  • 取得したらしっかりとアピールすることがポイント

資格を取得することも、基礎から応用までわかりやすく学べて非常におすすめです。

著作権法であれば「ビジネス著作権検定」、薬機法や景品表示法であれば「薬機法管理者資格」を取得すると、Webライターの信頼度が上がり大きな強みになります。

どちらの資格もそれほどむずかしくなく、試験の難易度も高くありません。

合格すると、案件獲得やキャリアアップに有利に活かせるので、本格的に活動するなら取得を目指すのがおすすめです。

「ビジネス著作権検定」の試験内容や勉強法を知りたい場合は、下の記事をご参考くださいね。

くわしく知りたい
Webライターに有利な検定資格「ビジネス著作権検定」

「薬機法管理者資格」の試験内容や勉強法を知りたい場合は、下の記事をお役立てください。

くわしく知りたい
薬機法管理者はどんな資格?取得するメリットや難易度を解説!

おさらい:Webライターが注意すべき法律!著作権・薬機法・景品表示法

読者の役に立つ良質な記事を作成するには、正しい知識を身につけなければなりません。

とくに、Webライティングに取りかかるときには、著作権法・薬機法・景品表示法の3つの法律を意識することが大切です。

違反しないためのポイント
  • 著作権法
    ・正しく引用する
    ・許可を得て使用する
  • 薬機法
    ・ウソ・大げさな表現をしない
    ・健康をサポートするスタンスで紹介する
  • 景品表示法
    ・扱う商品を深く理解する
    ・事実にもとづいて表現する

ルールを守った文章を書ければ、記事の質も向上し、読者からの確かな信頼を得られます。

法律は数年~数十年に一度改正されるため、読者に正しい情報を届けるためにも、日頃から最新の情報をチェックするように心がけましょう。

また、Webライターとして本格的に活動するなら、下請法について知ることもおすすめです。

下の記事では、注意すべき事柄やトラブルを防ぐ方法をわかりやすく解説していますので、あわせてご覧くださいね。

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おしまいに

日頃から目にする表現であっても、何がNGなのか、どのようにすればOKなのか、なかなか理解しにくいですよね。

しかし「このような法律がある」と認識するだけだも、問題を避ける助けになり、役立つ記事を提供する道を開くことができます。

たとえば、著作権法への意識を持つことで、ほかの人の著作物を使用するときに立ち止まることができ、トラブルを回避できますよね。

医療系の記事を書く場合でも、根拠にもとづいて表現することで、読者の安全を守れます。

法律を理解し、それにもとづいて執筆することは、読者に価値ある記事を提供する大切なステップになります。

ぜひこの機会に法律を深く理解し、実践を通じてスキルを高めてくださいね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

それでは、ごきげんよう。

桜御前

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