きょうは、スマートフォンのみでWebライターの仕事を始める方法について綴ってまいります。
- 「Webライターを始めたいけどスマホでもできるのかな?」
- 「隙間時間を使ってスマホで効率的に稼ぎたい!」
- 「パソコンを持っていないから、スマホで執筆する方法を知りたい!」
副業やWebライターに興味があっても、自宅にパソコンがなかったり、まとまった時間を確保できなかったりと「スマートフォンでは無理なのかな…」と悩んでいる方もいると思います。
安心してください。
条件はありますが、スマートフォンのみでWebライターとして稼ぐことは可能ですよ。
いまは優れたツールがたくさん出ているので、やり方を工夫すれば、副業ほどの収入を得られます。
そこで今回の日記では、スマートフォン1台でWebライターを始める方法やコツを解説します。
おすすめのアプリや案件の選び方も紹介しますので、スマートフォンでWebライターを始めようか迷っている方は、ぜひご参考くださいね。
自分がWebライターに向いているかどうかを知りたい方も、スマートフォンで始めると、手ごたえを試せてよい判断材料になりますよ
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スマホのみでWebライターを始めるのは可能!
Webライターはインターネット上の仕事なので、スマートフォンでも問題なくできそうですよね?
はい、可能です。
Webライターの仕事は、パソコンを使わずにスマートフォンのみで始められます。
ツールやアプリを上手に使いこなせば、毎月1~3万円ほどの収入を得られるでしょう。
下にしめしたWebライターの仕事の流れを見てください。
上のように、Webライターの仕事はすべてスマートフォンで行えます。
ただし、Webライターとして「本格的に活動したい!」「収入アップしたい!」と上を目指すのであれば、パソコンを使うほうがより効率的に目標に到達できます。
そのため「今はパソコンを用意できない…」「自分に合っているか試してからパソコンを購入したい!」と感じる場合のみ、スマートフォンで始めるのがおすすめです。
スマホで執筆OKか確認しよう!
スマートフォンのみでWebライターの仕事を始めるときは、受注する案件が「スマホ可能」「スマホOK」かどうか確認することが重要です。
なぜなら、発注先によっては「スマホNG」の条件を出している案件もあるからです。
そのため、応募するときや依頼を受けるときに、スマートフォンでの作業を認めているかどうかを確認し、記載がない場合は、受注する前にひと言伝えておくのが望ましいです。
いざ仕事を始めて、できない作業を依頼されたときに「実はスマホで作業をしていまして…」とお断りすると、相手に迷惑をかけたり信用を失ったりします。
そのような状況を未然に防ぐためにも、募集要項に「スマホ可」「スマホ不可」の記載があるかを確認し、きちんと伝えたうえで案件を受注するようにしましょう。
スマホのみでWebライターを始めるメリット
「パソコンを使うほうがより効率的」と伝えましたが、スマートフォンを用いて始めるメリットもたくさんあります。
たとえば、パソコンによるWebライティングは、使える場所や時間が限られます。
一方、スマートフォンを使うと、電車での移動や家事の合間など、隙間時間を有効に活用してWebライティングを行えます。
ほかにも、つぎのようなメリットがあります。
費用をかけずに始められる
始めるときは、すでに使用しているスマートフォンを使うので、高額なパソコンやソフトウェアを購入する必要がありません。
初期費用ゼロ円でスタートできます。
通常、Webライターの仕事をするには「パソコン」と「ネット環境」が必要になります。
パソコンを持っていない場合、新たにパソコンを購入してインターネットに接続する必要があり、これらを揃えるには、最低でも5万円以上かかります。
しかし、スマートフォン1台でWebライターの仕事を行えるので、すでに持っている場合は、追加の費用をかける必要がありません。
手持ちのWi-Fi環境やネット環境を利用して、すぐに仕事をスタートできます。
使い慣れているので気軽に始められる
スマートフォンを用いてWebライティングをする大きなメリットは、普段から使用していて使い慣れている点です。
操作性や効率性についてはパソコンのほうが優れていますが、そうは言っても、パソコンを使うのが苦手な方もいるでしょう。
そのような場合、Webライターを始める前に、パソコンの基本操作を学ぶことから始めなければなりません。
上の操作は基本スキルなので、1時間ほどでマスターできますが、苦手意識がある方にとっては、取り組むだけでも億劫に感じますよね。
しかし、すでにスマートフォンを使いこなしていれば、文字入力やインターネット検索などもスムーズに行えるので、すぐにWebライティングに取りかかれます。
パソコンに抵抗がある方や手軽に始めたい方にとっては、普段から使い慣れているスマートフォンで始められることは、大きなメリットと言えます。
場所を選ばずに隙間時間を有効に使える
スマートフォンを用いてWebライターを始めると、時間や場所を選ばないので、隙間時間を有効に活用できます。
自宅だけでなく外出先や移動中の電車など、どこでも作業でき、ちょっとした合間でも作業に取りかかれます。
また、依頼人や発注先との連絡や案件の確認なども、スマートフォンを用いてすぐにできます。
無駄な時間を削って活動できるので、通勤・通学時間を持て余している方、育児の合間に副業を始めたい方に非常におすすめです。
ではさっそく、スマートフォンのみでWebライターを始めるコツや方法を見てみましょう。
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スマホのみでWebライター案件をこなす3つのコツ
スマートフォンのみでWebライターの仕事を始めるなら、つぎの点を押えて案件を受注するのが効率的です。
WordかGoogleドキュメントで納品できる案件を選ぶ
「Wordpress入稿」の案件を選ばないように注意しよう!
クラウドソーシングで案件に応募するときは、納品形式を確認して「Wordによる納品」もしくは「Googleドキュメントによる納品」と記載されている応募を選ぶことがポイントです。
「Word」と「Googleドキュメント」は、スマートフォンのアプリで簡単に使うことができ、さらに音声入力もできるので、執筆作業をスムーズに行えます。
「Wordpress入稿」や「CMS入稿」と記載されている案件は、パソコンを使わないと厳しい作業なので避けてくださいね。
「執筆のみ」の案件を選ぶ
構成作業のない案件を選ぼう!
募集内容を見て「執筆のみ」と記載されている案件を選ぶことも、効率的に仕事をこなすポイントです。
「執筆のみ」の案件を受注すれば、すでにタイトルや見出し、構成が作られているので、文章のみを作成すれば記事を納品できます。
その反対に「構成」と書かれている作業内容には注意が必要です。
「構成」とは、記事のもくじや文章全体の骨組みを作成する作業をいいます。
構成作業には、幅広いリサーチや情報収集が必要になり、パソコンを使わないとむずかしいこと多いです。
また、中級者向けのスキルを求められることもあるので、初心者のうちは「執筆のみ」の案件に専念してスキルを磨くのがおすすめです。
3,000文字程度の案件を選ぶ
文字数が多すぎない案件を選ぼう!
できる限り文字数が多すぎない案件を選ぶことも重要です。
文字数が多すぎない案件とは、3,000文字程度の執筆です。
1万文字やそれ以上の文字数になると、目や手が疲れて集中力が低下し、モチベーションを保てなくなるでしょう。
しかし、3,000文字程度の執筆であれば、初心者でも取り組みやすく、作業への負担も軽く抑えられるので継続しやすくなります。
はじめてWebライティングに挑戦するときは、文字数が多いと、時間や労力がかかりすぎるため、とくにスマートフォンで始めるときは、文字数の条件をよく確認して慎重に選ぶことが大切です。
では、案件をこなすコツを把握したら、続いて、始め方の手順を見てみましょう。
スマホWebライターになる方法!月3万円を稼ぐ5STEP
スマートフォンのみでWebライターの仕事を始めるときは、つぎの手順を踏みます。
ほとんどのクラウドソーシングは、スマートフォンを用いて無料で会員登録できます。
また、スマートフォンとパソコンの両方で共有できるので、今後パソコンに移行しても問題なく仕事を続けられますよ。
なお、Webライターの始め方を詳細に知りたい場合は、下の記事で12STEPに分けて解説していますので、あわせてお役立てくださいね。
くわしく知りたい
【Webライターの始め方】仕事内容から進め方までゼロから解説!
クラウドソーシングに登録する
案件の多いサイトに1~2つ登録しよう!
Webライティングの案件を受注するには、はじめにクラウドソーシングに登録する必要があります。
Webライターに人気でおすすめのクラウドソーシングサイトは、つぎのとおりです。
はじめは、案件数の豊富な「クラウドワークス 」に登録するのがおすすめです。
「クラウドワークス」は国内最大級のサイトで利用者も多く、セキュリティも万全なので、安心して利用できます。
また、主婦・主夫の方であれば、初心者にやさしい案件が揃った「ママワークス」も挑戦しやすくおすすめです。
「ママワークス」は、パソコンを支給してくれる案件もあり、家庭の都合も考慮してくれるので、始めやすく続けやすいのが魅力です。
おすすめのクラウドソーシングについてもっと知りたい場合は、下の記事で解説していますのでご参考くださいね。
くわしく知りたい
Webライターにおすすめのクラウドソーシングサイト13選【2023年6月最新】
月3万円を稼ぐ作業量を把握する
文字単価0.5円以上記事20本を目指そう!
クラウドソーシングに登録したら、月に3万円の収入を得るための作業量を把握しましょう。
なぜなら、低単価の案件を受注すると、大量の記事を書かなければ、目標の収入額に到達できないからです。
たとえば、文字単価0.3円の案件を引き受けた場合、月に9万文字を執筆しなければ、3万円には届きません。
文字単価0.3円×3,000文字=1記事900円 月30,000円÷900円=約34記事
初心者の方にとって、34記事も執筆することは困難なことです。
しかし、文字単価0.5円になると20記事で目標の収入額に到達できます。
文字単価0.5円×3,000文字=1記事1,500円 月30,000円÷1,500円=約20記事
1日に1記事以下の執筆ペースなら、スマートフォンでも挑戦できそうですよね。
まとまった収入を効率よく得るには、やみくもに案件に取り組むのではなく、自分がいくら稼ぎたいのか、きちんとシミュレーションをして把握することが重要です。
得意分野の案件に応募する
興味・知識・経験のある執筆分野に応募しよう!
必要な執筆量を把握したら、いよいよ案件に応募します。
案件を応募するときのポイントは、あなたの得意な執筆分野にしぼって探すことです。
自分が興味を持ち、知識や経験がある分野にしぼって応募すると、強みや優れた点を最大限にアピールでき、案件の受注率を引き上げられます。
また、あなたにくわしい知識がある分野を選ぶと、高品質な記事を納品できるため、発注先からの評価や信頼が高まります。
発注先との良好な関係を築ければ、つぎの依頼や長期契約にもつながるので、安定した収入を得られます。
案件の選び方や稼げるジャンルについては、下の記事で具体的に解説していますので、あわせてご参考くださいね。
くわしく知りたい
初心者Webライターの良質な案件の選び方と採用率を上げるコツ
初心者Webライターの稼げるジャンル6選!選び方とコツを解説!
音声入力でWebライティングする
音声入力で文章全体を執筆して細かいところは手入力で整えよう!
案件に採用されたら、音声入力を用いて執筆を行いましょう。
音声入力を使うと、格段に早く文字を入力できるので、スマートフォンを用いてWebライティングをするのに重宝します。
たとえば、音声入力で文章全体を執筆して、細かいところは手入力で整えると作業がはかどり、スムーズに記事を仕上げられます。
事前に「Word」や「Googleドキュメント」のアプリをインストールしておくと、スマートフォンから簡単に音声入力できるので使いやすくておすすめですよ。
具体的な方法は、アプリをインストールしたら「Googleドキュメント」を開き「+」ボタンを押して「新規ドキュメント」を選択します。
キーボードにある「マイク」のアイコンを押すと音声入力を開始します。
終了するときは、ふたたび「マイク」のアイコンを押すと停止します。
「Word」も同じような操作なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
記事を納品する
前倒しで納品しよう!
記事が完成したら、発注先に指定された方法で記事を納品します。
誤字脱字がないかをよく確認して記事を提出しましょう。
また、記事を納品するときは、締切日ギリギリに送るよりも、前倒しで納品するほうが好印象をあたえるので、今後の仕事がしやすくなります。
記事の質を落とさない範囲で、前日、前々日など早めに提出するように心がけましょう。
文章を見直すときのポイントは、下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてチェックにお役立てくださいね。
くわしく知りたい
文章校正のチェック項目10のポイントと効率よく見直す4つの方法
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スマホでWebライターを始める便利なアプリ5選
つぎは、スマートフォンでWebライターを始めるときに便利なアプリを紹介しますね。
これらのアプリは、実際にわたしもスマートフォンで使用しており、とても使いやすいのでおすすめですよ
Googleドキュメント
「Googleドキュメント」は、Google社が無料で提供している文書作成アプリです。
Webライターが記事を納品するときに、もっとも多い提出方法と言えます。
文章の作成や編集に使える機能が豊富に備わっているので、不自由することなく使えます。
クラウド上に文章を保存できるので、パソコンからもスマートフォンからも同じ記事を編集できます。
発注先からの修正やコメントがあったときも、すぐにアプリで確認できるので便利ですよ。
Microsoft Word
「Microsoft Word」は、Microsoft社が提供している文書作成アプリです。
発注先によっては「Word」を指定して納品を依頼する案件もあります。
また、案件の詳細をまとめた文書を「Word」で送られてくることもあります。
「Googleドキュメント」と同様に、あらかじめアプリをインストールしておくと、すぐに対応できておすすめです。
Evernote
「Evernote(エバーノート)」は、世界中で使われている海外製のメモアプリです。
パソコンにログインして使えるだけでなく、スマートフォンからも編集・閲覧できます。
「Evernote(エバーノート)」とほかのメモアプリとの違いは、テキストはもちろん、画像や動画、PDFファイルなども保存できることです。
あらゆる情報を入力でき、作成したノートはフォルダごとに分類できるので、情報が散らばる心配も要りません。
チェックリストで仕事の整理もでき、さらに手書き機能もあるので、言葉にしづらいイメージを残すのにも役立ちます。
Chatwork
「Chatwork(チャットワーク)」は、日本の企業が開発したビジネス向けのチャットアプリです。
音声通話やビデオ通話、タスク管理の機能やファイルの共有機能も備えたアプリです。
ビデオ通話では、同じ画面を見れるので、ほかのメンバーと資料を共有したり、取材などで離れたところにいる人と情報を共有したりできます。
発注先とのやり取りに「Chatwork(チャットワーク)」を指定されることも多いので、こちらも前もってインストールしておくのがおすすめです。
Canva
「Canva(キャンバ)」は、アイキャッチ画像や図解を簡単に作成できる画像作成アプリです。
シンプルな操作なので、専門知識がなくても気軽に使うことができ、センスや自信がなくてもおしゃれなデザイン画像を作れます。
基本的な機能は課金をしなくても、無料で十分に作成・編集できます。
「アイキャッチ画像や図解を作成して提出してほしい」と依頼があったときに利用すると重宝しますよ。
スマホで稼いだらパソコンを購入しよう!
スマートフォンを用いて稼げるようになり「今後もWebライターの仕事を続けたい!と気持ちが固まったら、パソコンを購入して本格的にWebライティングの活動を広げるのがおすすめです。
その理由は、スマートフォンで活動を続けるよりも、パソコンを用いてさまざまな案件に挑戦するほうが、収入アップやキャリアアップにつながるからです。
パソコンを使えば、Wordpressで入稿することも、構成の案件に挑戦することもできるので、すぐに単価アップ・報酬アップを実現できます。
今後Webライターの仕事でもっと大きい金額を稼ぎたいと考えるなら、ぜひスマートフォンで得た報酬でパソコンを購入することもご検討くださいね。
Webライターにおすすめのパソコン機能や選び方を知りたい場合は、下の記事をご参考くださいね。
くわしく知りたい
おすすめのノートパソコン7選!初心者Webライターに必要な機能と選び方
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おさらい:Webライターはスマホでも始められる!
パソコンがなくても、スマートフォンのみでWebライターの仕事を始めることは可能です。
電車での移動中や家事の合間など、隙間時間を有効に活用してWebライティングを行えます。
始めるのを迷っている方、時間を活用したい方は、さっそくチャレンジしてみましょう。
「本格的に活躍したい!」と感じたときは、はやめにパソコンに切り替えて、ぜひあらゆる案件に挑戦してみてくださいね。
また、Webライターを始めるなら、Webライティングについて知ることもおすすめです。
下の記事では、文章の書き方や文法の知識をわかりやすく解説していますので、あわせてご覧くださいね。
おしまいに
スマートフォンのみでWebライターの仕事を始めることは、むずかしい面もあります。
非効率であったり、使えるツールに制限があったりと、不便に感じることもあるでしょう。
実際にパソコンのほうが、あらゆる機能を使えてスピーディーに執筆できるので、結果的に仕事の幅が広がります。
しかし、まだ「Webライターの仕事をできるかわからない…」と踏みとどまっているなら、今回の記事を参考にしてトライしてほしいです。
未経験でも問題なく始められる案件もたくさんあるので「いまパソコンを持っていないけど、試しにやってみたい!」「スマホで手軽に副業を始めたい!」と思う方は、ぜひはじめの一歩を踏み出してくださいね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
それでは、ごきげんよう。
桜御前