【All-in-One WP Migrationの使い方】WordPressバックアップ・復元

簡単にバックアップ・復元できるAll-in-One WP Migrationの使い方 ブログの始め方
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きょうは、バックアップ・復元ができるプラグイン「All-in-One-WP Migration」について綴ってまいります。

「All-in-One-WP Migration」は初心者でも簡単に「バックアップ」「復元」「引っ越し」ができるプラグインです。

エラーや不具合が起きたときに「いつでも元に戻せる方法を知っている」ことは、大きな時間と労力の節約になります。

なにより、安心材料になりますよね。

そこで今回の日記では「All-in-One-WP Migration」のインストール方法や使い方を解説します。

この記事でわかること
  • 「All-in-One-WP Migration」の特徴
  • 「All-in-One-WP Migration」の使い方・バックアップの取り方
  • 有料版の購入方法・復元する方法
  • 有料版を解約する方法
桜御前
桜御前

クリックひとつで操作できますので、まだバックアップを取ったことがない方は、ぜひお試しくださいね

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All-in-One-WP Migrationとは?

All-in-One WP Migration

All-in-One-WP Migration」はWordpressのバックアップ・復元・引っ越しが簡単にできるプラグインです。

FTPソフトやデータベースの知識がなくても、画面の指示にしたがってクリックするだけで、だれでも操作できます。

引っ越しとは、たとえば、レンタルサーバーを「ConoHa WING」から「Xサーバー」に移行する、ドメインを「〇〇.com」から「〇〇.jp」へ変えるといった変更のことです。

移行できるファイル
  • 画像
  • 記事などのデータベース
  • WordPressテーマ
  • プラグイン

上のデータを無料で丸ごとバックアップ・復元できます。

ただし、バックアップは無料でできますが、インポート可能なサイズに容量があるため、復元や引っ越しをするときは有料版にする必要があります。

無料版では30Mのインポート、有料版では、復元用のプラグイン「All-in-One WP Migration Unlimited Extension」を69ドル/年間で購入すると上限なしで利用できます。

桜御前
桜御前

バックアップを無料で利用し、復元や引越しをするときに有料版を検討するのがおすすめですよ

「All-in-One-WP Migration」がおすすめな理由

「All-in-One-WP Migration」がおすすめな理由は、バックアップだけでなく、復元も簡単にワンクリックでできるからです。

「Back WP up」といった同じような機能のプラグインもありますが、専門的でわかりにくいものが多いです。

ほかのプラグインの特徴
  • バックアップは簡単にできる
  • いざ復元となると操作がむずかしい
  • 「FTP」や「phpMyAdmin」の知識が必要

初心者にとっては、バックアップと復元の両方が簡単にできるプラグインでないと意味がありません。

その点「All-in-One-WP Migration」は、専門知識がなくても初めての方でも十分に操作できます。

また「All-in-One-WP Migration」は海外ではメジャーなプラグインなので、レビュー数も多く評価が高いこともおすすめな理由のひとつです。

2022年11月時点
メリット
  • プラグインの中でも最も操作がしやすい
  • 専門知識がなくても簡単に操作できる
  • ほかのサイトでも使える
  • レビュー数が多く信頼性が高い
デメリット
  • 復元するときに69ドル/年間利用料が必要になる

以前は「512Mまで無料利用可能」や「69ドル/買い切り型」のプランもありましたが終了してしまいました。

2022年11月現在では、有料版「年間ライセンス」の購入でインポート(復元)を行えます

では「All-in-One-WP Migration」を理解できたら、さっそく使い方を見てみましょう。

【バックアップ】All-in-One WP Migrationの使い方

はじめに「All-in-One-WP Migration」のインストールからバックアップ方法まで見てみましょう。

All-in-One WP Migrationの使い方
  • インストール・有効化する方法
  • バックアップを取る方法

インストール・有効化する方法

WordPressの管理画面を開きましょう。

画面左メニューの「プラグイン」→「新規追加」を選択します。

インストール手順
  • 「プラグイン」を押す
  • 「新規追加」を押す
  • 検索窓に「All-in-One-WP Migration」を入力する
  • 「今すぐインストール」を押す

インストールが完了したら「有効化」を押します。

「プラグインを有効化しました」と表示されたら完了です。

バックアップを取る方法

有効化されたらWordpressの管理画面に「All-in-One-WP Migration」の項目が表示されます。

画面左メニューから「All-in-One-WP Migration」→「エクスポート」を選択しましょう。

「エクスポート先」→「ファイル」を選択するとエクスポートが始まります。

ボタンが点滅したら「ダウンロード」を押して、パソコンにバックアップデータを保存しましょう。

これでバックアップは完了です。

「All-in-One-WP Migration」は自動のバックアップ機能がないため、手動で行う必要があります。

少し手間はかかりますが、バックアップは定期的に行い、パソコン上にファイルを保存しましょう。

新しいバックアップを取ったときは、パソコンのデータが圧迫されるので、以前のファイルを削除しましょう

WordPressに溜まったバックアップデータについては、Wordpressの管理画面「All-in-One-WP Migration」→「バックアップ」から削除できます。

バックアップデータ削除

削除する対象データの「:」を選択し「削除」を押すと完了です。

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有料版 All-in-One WP Migrationの購入方法

続いて「All-in-One-WP Migration Unimiked Extention」を購入する方法から復元する方法までを見てみましょう。

有料版の購入方法と使い方
  • 有料版を購入する方法
  • インストール・有効化する方法
  • 同じWordpressの管理画面に復元する方法
  • 再インストールしたWordpressに復元する方法

有料版を購入する方法

インポートを行う前に、復元に用いる有料版プラグインを購入する必要があります。

WordPress管理画面の左メニューから「All-in-One-WP Migration」→「インポート」を選択し「無制限版の購入」を押します。

年間ライセンスの「選ぶ」を押します。

有料版プラグイン

支払方法を選択し、必要な情報を入力したら「支払い完了」を押します。

入力する情報
  • 名前
  • メールアドレス
  • 住所
  • 支払方法の情報

支払いを完了すると、ダウンロードを行う画面になります。

ボタンを押すとダウンロードを開始するので、パソコンに「ZIPファイル」を保存しましょう。

なお、購入すると、支払い完了メールが届きます。

メールにも「ダウンロード」ボタンがあるので、何度でも「ZIPファイル」を取得できます。

インストール・有効化する方法

つぎに、ダウンロードした「ZIPファイル」をWordpressにインストールします。

WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」を選択し「プラグインのアップロード」を押しましょう。

「ファイルを選択」を押して、先ほどダウンロードした「ZIPファイル」を選択し「今すぐインストール」を押します。

「プラグインを有効化」を押します。

管理画面のメニュー「プラグイン」を開き、一覧にプラグインが追加されれば、適切に有効化されています。

制限が解除されているかを確かめるには、画面左メニュー「All-in-One WP Migration」→「インポート」を開くと確認できます。

「Maximum upload file size: Unlimited」と表示されていれば、容量無制限に拡張されています。

【復元】All-in-One WP Migrationの使い方

では、復元する方法を見てみましょう。

同じWordpressの管理画面に復元する方法

はじめに、エラーや不具合が起きたけれど、まだWordPressの管理画面に入れる場合の復元方法を見てみましょう。

画面左メニューから「All-in-One-WP Migration」→「インポート」を選択し「インポート元」→「ファイル」を押します。

復元するバックアップデータのファイル「〇〇.wppress」を選択しましょう。

インポートの準備が100%完了になったら「開始」を押します。

インポートが完了したら「パーマリンク構造を保存する」を押します。
(ログイン画面が表示されたら、ふたたびログインして管理画面にアクセスしましょう)

パーマリンクが変わっていないことを確認したら、画面左下の「変更を保存」を押します。

ふたたび、インポートの画面に戻り「完了」を押します。

この操作で、復元(インポート)の完了です。

WordPressを再インストールしてからの復元方法

続いて、エラーやハッキングにより、WordPressの管理画面に入れなくなった場合の復元方法を見てみましょう。

復元する手順
  • レンタルサーバーの管理画面でエラーの起きたWordpressを削除する
  • 新しいWordpressをインストールする
  • インストールしたWordpressにプラグインをインストールする
    「All-in-One-WP Migration」
    「All-in-One-WP Migration Unlimited Extension」
  • バックアップデータをインポートする

バックアップデータを復元する前に、レンタルサーバー側でエラーが起きたWordpressを削除(アンインストール)します(不安であれば最後に行っても構いません)。

その後、新しいWordpressをインストールします。

利用しているレンタルサーバーのガイドを参考に、Wordpressをインストールしましょう。

インストールしたWordpressに「バックアップ用」と「復元用」のプラグインをそれぞれインストールします。

最後に、バックアップデータをインポートすると復元できます。

もちろん、レンタルサーバーを引っ越しするときも、同様の手順で行えます。

レンタルサーバーの引っ越し

ユーザー名やパスワード、ブログ名は、引っ越し元と異なる情報を設定しても構いませんが、インポートしたあとに上書きされます。

また「引っ越し元」と「引っ越し先」のPHPバージョンを合わせる必要があります。

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バックアップを取るタイミング

予期せぬエラーが起きる可能性があるため、変更を加える前は、必ずバックアップを取りましょう。

バックアップを取るタイミングはつぎのとおりです。

バックアップを取るタイミング
  • WordPress本体の更新を行う
  • WordPressテーマの更新を行う
  • プラグインの更新を行う
  • 「php」や「css」を編集する

可能であれば、記事の投稿後もバックアップを取ることが望ましいです。

バックアップを取る習慣をつけると、Wordpress本体の自動更新やハッキングに備えることができるので安心ですよ。

では、最後に「All-in-One WP Migration」の解約方法を見てみましょう。

All-in-One WP Migration Unlimited Extensionの解約方法

「All-in-One WP Migration」の有料版プラグインの解約方法について、公式サイトに記載がなかったのでメールで問い合わせました。

メールで問い合わせた質問
  • 自動で更新されて金額を引き落とされるのか?
  • 解約手続きはどのように行うのか?
  • 一度解約しても、ふたたび購入できるのか?
  • 年間契約の途中で解約しても、期限まで使用できるのか?

上の項目について質問したところ、3時間後に返信が届きました。

Thank you for contacting us. Yes, the license will be renewed automatically. You can cancel it and resubscribe it later here:サイトのURL. Yes, you can use the extension until the expiration date.

お問い合わせいただきありがとうございます。

はい、ライセンスは自動的に更新されます。

キャンセルしても、のちにこちらからふたたび購入できます。
サイトのURL:

はい、解約しても有効期限までご利用いただけます。

サイトのURL」を開くと、キャンセル手続きのリンクに移動するの、こちらで解約の手続きを行います。

上のURLは、購入したときに届いたメールの「Manage Subscription」をクリックするとアクセスできます。

画面右上の赤いボタン「キャンセル」を選択すると、サブスクリプション(年間契約)を解約できます。

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All-in-One WP Migrationの容量を上げる方法 

くわしい知識のある方は、公式サイトで容量を上げる方法「最大アップロードファイルサイズを上げる方法 」を解説していますので、有料版を購入しなくても利用できますよ。

「.htaccess」や「php.ini」を編集すると「自分でも」「無料で」容量を上げることができます。

たとえば「ConoHa WING」の管理画面で容量を「1000MB(1GB)」に上げる場合を見てみましょう。

ConoHa WINGで容量を上げる方法
  • 「サイト管理」を押す
  • 「サイト設定」を押す
  • 「応用設定」を押す
  • 「PHP設定」を押す
  • 「鉛筆マーク」を押す
  • コードを貼り付ける
  • 「保存」を押す

「php.ini編集」に下のコードを貼り付けて「保存」を押すと、最大アップロードサイズを変更できます。

memory_limit = 1000M
upload_max_filesize = 1000M
post_max_size = 1000M

MBの場合は→「M」GBの場合は→「G」と記述します。

「memory_limit >= post_max_size >= upload_max_filesize」の関係になる必要があります

コードの意味
  • memory_limit
    …PHPスクリプトが利用可能なメモリの最大容量
  • post_max_size
    …POSTデータの最大サイズ
  • upload_max_filesize
    …最大アップロード数

WordPressの管理画面で「メディア→新規追加」を選択して「最大アップロードサイズ: 1,000 MB」と表示されていれば完了です。

「ConoHa WING」以外のサーバーで実行するときは「WordPress アップロードサイズの変更方法」を参考にして行ってみてくださいね。

おさらい:All-in-One WP Migrationの使い方

「All-in-One WP Migration」は、だれでも簡単にバックアップ・復元できるプラグインです。

復元するときは、有料版の購入を検討する必要がありますが、バックアップは無料でできるので、ぜひ実践してみてくださいね。

また、下の記事では、ほかのおすすめプラグインの設定方法も解説しています。

まだ、設定していない場合は、ぜひあわせてご覧くださいね。

おしまいに

WordPressは、バージョンアップするときに、よく不具合やエラーを起こします。

日頃からこまめにバックアップを取り、万が一のときの備えをしておくのがおすすめです。

無料で簡単に行えるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

それでは、ごきげんよう。

桜御前

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