きょうは、Webライターの文章力を鍛える本ついて綴ってまいります。
Webライターとして仕事を続けるなら、わかりやすく伝える文章力が必要です。
文章力を鍛える一番の方法は、基本を身につけて実際に書くことです。
書く回数を増やすと書き方が体に身につき、感覚とコツを落としこめるようになります。
今回の日記では、文章力を鍛える本を5冊、タイトルや見出しに役立つ本を3冊紹介します。
「何から書きはじめてよいのかわからない」というレベルの方から「もっと読者を惹きつける文章にしたい!」というレベルの方まで参考にできる本を集めました。
あなたのレベルに適した本から実践することで、最短で効率よく文章力を鍛えられますよ
文章力に自信のない方でも格段にわかりやすい文章を書けるようになりますので、ぜひご参考くださいね。
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Webライターの文章力を鍛える本5冊
紹介する本は「上手に文章を書けない」というレベルの方(レベル1)から「もっと惹きつける文章を書きたい」というレベルの方(レベル5)まで参考にできます。
もしも、あなたが書くことに苦手意識を持っているなら、自分のレベルに合わせた本をお選びください。
あなたのレベルにふさわしい知識を学ぶことで、吸収も実践も簡単に早くでき、加速度的に成長します。
わたしも昨年の今頃は、まったくの文章オンチでした
ですが、基礎の基礎から学ぶことで、今では1万文字の文章を書けるようになりました。
あなたも自分のレベルに合った本から実践してみてください。
楽しみながら文章力を鍛えられ、苦手意識を克服できますよ。
「うまく」「はやく」書ける文章術
(文章レベル1)
「「うまく」「はやく」書ける文章術」は、情報の整理された、わかりやすい文章の書き方を基礎から学べる一冊です。
「何を書けばよいのかわからない」と書けずに悩む方でも、読んだその日からビジネス文書・Webサイト・ブログ・SNSなど、あらゆる文章を書けるようになります。
筆が進まないのは、つぎの2つが原因です。
それを解決するのが、書く前の準備段階である情報収集です。
「『うまく』『はやく』書ける文章術」は、書く前の準備段階をステップごとに丁寧に教えてくれます。
◆ 文章を書く5ステップ 1. 情報収集の仕方 ↓ 2. 集めた情報の整理の仕方 ↓ 3. 文章フォーマットに落としこむ方法 ↓ 4. 読み手の気持ちを察する方法 ↓ 5. わかりやすい文章の書き方
これらのステップから、情報の集め方や整理の仕方を重点的に理解できるので、書くべき内容がわかり、大幅に執筆時間を短縮できます。
また、タイプ別に分かれた5つの文章フォーマットを覚えれば、さまざまな文章に対応できるようになります。
「文章を書こうとしてもなかなか上手に書けない」と頭を抱える人を救ってくれる、おすすめの一冊です。
文章力の基本
(文章レベル2)
「文章力の基本」は、わかりやすく簡潔に伝わる文章の書き方を77のテクニックから学べる本です。
「無駄なく・短く・スッキリ」と書き「誤解をあたえず・正確に・スラスラ」と伝わる文章の書き方を理解できます。
これらの内容から、読み手が頭を使わなくても理解できる書き方を学べます。
「良い例文」から「悪い例文」への修正が丁寧に解説されているので、文章を書くときも見直すときも、すぐに実践できます。
豊富な用例から77のルールと注意点を学べるので、着実に文章力を鍛えられる本です。
2015年には「文章力の基本の基本」2017年には「文章力の基本」をさらに発展させた「文章力を伸ばす」が出版されています。
段階ごとにステップアップすることで、さらに文章力を磨けます。
2012年に出版された「文章力の基本」の決定版「シンプルに書く!」は、kindle unlimitedに登録している方は無料で読めます。
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
(文章レベル3)
「文章術のベストセラー100冊 のポイントを1冊にまとめてみた」は、わかりやすい文章を短時間で書く方法を具体的に学べる本です。
今すぐに実践できる40のノウハウを100冊の中から厳選して抽出し、重要な順に解説されています。
多くのプロ達が大切にしている共通のルールを1から順に身につければ、効率よく文章力を鍛えられます。
また、書いた文章をチェックリスト代わりに見直すこともできます。
とくに、つぎのルールは、今日からでも実践できて効果を得られるので非常に役立ちます。
・余計な言葉はとにかく削る ・一文は60文字以内 ・ワンセンテンス・ワンメッセージ ・結論が先、説明はあと ・無理して漢字にしない ・無くてもいい接続詞は削る ・名作をくり返し読む ・主語と述語は近づける ・未知情報は「が」既知情報は「は」 ・形容詞や副詞は数字に置きかえる ・失敗体験を書く
これらのポイントや効果を例文とあわせて解説されており、おすすめの名著も紹介されています。
すぐに使える文章術を手にしたいときにおすすめの一冊です。
形容詞を使わない 大人の文章表現力
(文章レベル4)
「形容詞を使わない 大人の文章表現力」は、豊かな表現力を9つのテクニックから学べる本です。
ひとつの言葉でさまざまな感情を表現できる「かわいい」「すごい」といった形容詞ですが、使いすぎると中身の薄い印象をあたえます。
日頃から「かわいい」「すごい」「おもしろい」の言葉を使う方や、形容詞をほかの言葉に置きかえることが苦手な方におすすめです。
9つのテクニックを学ぶことで、ありきたりな表現や曖昧な表現を使わなくても、読み手のイメージを膨らますことができます。
「美しいんだな」「楽しいんだな」と感じさせる表現力を磨きたい方は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
また、下の記事では「形容詞を使わない 大人の文章表現力」をもとに形容詞の使い方を解説しています。
本の概要を知ることができますので、あわせてご参考くださいね。
くわしく知りたい
なぜ「形容詞」をなくしたら「わかりやすい文章」になるのか?
文芸おたくの私が教えるバズる文章教室
(文章レベル5)
「文芸おたくの私が教えるバズる文章教室」は、多くの読者を魅了する「バズる」文章の秘密の法則を学べる本です。
「バズる」とは、短期間で爆発的に話題にのぼり、多くの人の注目を集めることです。
バズる文章を書けるようになると、たくさんの共感を呼び、大勢の心を動かせます。
文芸作家をはじめ、人気ブロガー、作詞家、脚本家など、人気者達のだれもが使う「つい読んでしまう」文章の書き方をすぐに実践できるよう、わかりやすくまとめてあります。
言葉を扱うプロの文章から、どのような点が読者を惹きつける要因になったのかを深く理解できます。
あなたの文章で発信力を上げたいときやSNSで多くの注目を集めたいときに、ぜひ真似してみてください。
これからWebライターを始めようという方は、下の記事で紹介する本もおすすめです。
くわしく知りたい
初心者WebライターにおすすめのWebライティング本12選!
つぎは、語彙力と共感力を磨く本を見てみましょう。
Webライターの語彙力と共感力を磨く本3冊
Webライターの語彙力と共感力を磨く本を3冊紹介します。
タイトルや見出しをつくるときに重宝する、いつも手元に置いておきたいおすすめの本です。
読者を惹きつける豊かな言葉から学ぶことで、語彙力や共感力を鍛えられますよ。
キャッチコピー力の基本
「キャッチコピー力の基本」は、短い言葉を用いて「刺さる」「つかむ」「心に残る」メッセージのつくり方を77のテクニックから学べます。
短い言葉で読者の心を捉えて離さない方法を網羅して学べる一冊です。
「ありきたりなキャッチコピー」と「改善案のキャッチコピー」を用いて解説されているので、言葉の違いによる受けとる印象を実感しながら理解できます。
具体例を見てみましょう。
普通:新しい企業理念についてのご提案 ↓ 改善:「お客様第一主義」が企業理念の会社は、なぜ「お客様第一主義」が実践できないのか? 普通:私が東大に合格できたのは○○予備校のおかげです ↓ 改善:なんで、私が東大に!?
豊富な用例から、具体的なテクニックや「なぜこのテクニックが効果的なのか?」といった読み手の心理をつかむ方法などをわかりやすく学べます。
興味を惹きつけたいとき、言葉のセンスを磨きたいときにおすすめの一冊です。
ポチらせる文章術
「ポチらせる文章術」は、専門書50冊分の知識をかみ砕いてわかりやすく学べる本です。
「うわ!気になる!読んでみたい」と思わせる興味を惹くメッセージのつくり方を図解やイラスト、会話形式を用いて解説されています。
あとがきに「かなりユルい感じの本ですが…」とある通り、むずかしい専門用語は一切ないので楽しみながら読めます。
それにもかかわらず、専門書並みの深い内容なので知識と考え方、優れたテクニックを吸収できます。
売れるコピーライティング単語帖
「売れるコピーライティング単語帖」は、読者を惹きつける強い言葉をたくさん知りたい!という方におすすめです。
単語帳のように、さまざまな単語が667語2000フレーズも載っているキーワード集なので「このタイトルにもう少しインパクトが欲しい!」というときに、最適な強い言葉を見つけだせます。
著者の神田昌典氏が考えたコピーライティングの法則「PASONA」をもとに目を引く強い言葉を集めたキーワード集です。
つぎのPASONAの法則をもとに、カテゴリー分けされています。
単語一つひとつに解説があり、それぞれにフレーズが載っているので、コピーライティングの知識のない未経験者でもすぐに実践できる、おすすめの最強の一冊です。
あなたが、PASONAの法則を知らなくても力強い言葉をつくれますが、知っていれば、読者をより惹きつけて魅了する強い言葉をつくれます。
下の記事では、PASONAの法則をわかりやすく解説しています。
あわせて読むと理解が深まりますので、ぜひご参考ください。
くわしく知りたい
【新PASONAの法則】人を動かす最強の伝え方!セールスライティング
ほかにもキャッチコピーを学べる本を知りたい場合は、下の記事をご参考ください。
くわしく知りたい
キャッチコピーおすすめの本8選!読者の注意を一発で掴む方法
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おさらい:Webライターの文章力を鍛える本
Webライターの文章力を鍛える本を「上手に文章を書けない」(レベル1)から「もっと惹きつける文章を書きたい」(レベル5)まで段階別に紹介します。
「文章力の基本」の決定版「シンプルに書く!」は、kindle unlimited に登録している方は無料で読めます。
つぎに、タイトルや見出しをつけるときに役立つ、語彙力と共感力を磨く本を3冊紹介します。
最短で効率よく文章力を鍛えるには、自分のレベルに合った本から知識を吸収することです。
目に見えて効果を実感できるので、ぜひ、レベルにふさわしい本をお選びくださいね。
また、ライティングスキルを高めるには、SEOライティングについて知ることも重要です。
具体的な書き方は、下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
おしまいに
テクニックを取り入れると、自分の文章がみるみる変わります。
考え方を取り入れると、論理的な思考法がどんどん身につきます。
今までとは異なる視点で文章を書けますので、読むだけで終わらず、ぜひ吸収して実践に移してくださいね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
それでは、ごきげんよう。
桜御前