時系列法の書き方と活用法!7パターンの文章を例文つきで解説

Webライティング
当ブログはアフィリエイト広告を使用しています。

きょうは、時系列法について綴ってまいります。

あなたは、好きな童話や神話はありますか?

子供のころに読んだ話を、今でも覚えているという方は多いと思います。

物語で話を聞くと、とても深く印象に残りますよね。

それは、時間の流れにそって出来事をイメージできるからです。

そのため「伝わりやすい文章を書きたい!」「説明がうまくなりたい!」と感じている方は、時系列に則して文章を書くのがおすすめです。

そこで今回の日記では、時系列法の書き方を例文を載せて解説します。

この記事でわかること
  • 時系列法の活用場面
  • 時系列法の書き方7パターン
  • 時系列法の応用の書き方

時系列法を身につけると、伝わりやすい文章で読者を引き込むことができます。

  • 「あなたの文章はわかりにくいと言われる」
  • 「うまく説明が伝わらない…」

このような悩みを持つ方は、ぜひ参考にしてご活用くださいね。

桜御前
桜御前

過去や未来についての話はもちろん、自分や家族を紹介ときにも使えますよ

スポンサードサーチ

5分でもどうぞ♪1分100円~なんでもOK!お気軽にご相談くださいね★
Webライター初心者さんのお悩み⭐丁寧に聴きます 何でもお話しください❤知識&経験をもとに優しくアドバイス☘️

ココナラで初心者さんの笑顔をサポートしています

WebライターWebライティングWordPressブログなど、初心者さんの「わからない」「困った!」をサポートしています。何かお悩みがあるときは「お悩み相談室」をご覧くださいね。

時系列法とは?時間を軸に文章を組み立てる書き方

時系列法とは?時間を軸に文章を組み立てる書き方

時系列法とは、話や考えなどを「過去→現在→未来」の流れにそって伝える書き方のことです。

時間を軸に文章を組み立てて、過去から未来へと順番に話を進めます。

過去から現在、そして未来へと文章が展開するので、読者は論理的なつながりを理解しやすく、迷うことなく読み進めることができます。

時系列法の活用場面

時系列法は、歴史に関する事柄人物の成功談問題解決のプロセスなど、時間の経過が重要になる場面で効果を発揮します。

たとえば、実施前と実施後を比べるときや、過去・現在・未来にそって検討するときに活用すると、わかりやすい内容で伝えられます。

また、相手の心を惹きつけて夢中にさせる効果があるので、考えや行動に影響をあたえたいときに有効です。

具体的には、つぎのようなときに活用するとよいでしょう。

時系列法の活用場面
  • 歴史について調べた問題や証拠を並べるとき
  • 人物の成長や成功を伝えるとき
  • 商品や解決策を提案するとき
  • 行動を促すとき

人は物語調に語られると、まるで体験しているかのような臨場感を味わうため、記憶に残りやすく、文章の世界に強く引き込めます。

さらに、ビジネスの場面にも広く使え、プレゼンテーションや報告書、スピーチにも使えます。

絵本や童話によく使われている

「桃太郎」や「かぐや姫」など、子ども向けの絵本や童話は、過去から現在へと時間の流れに沿って展開することが多いです。

その理由は、過去→現在→未来へとシンプルな構成で作られているので、子どもでも話の進行を理解でき、物語の全体像を把握できるからです。

また、時系列法はシンプルな構成であることから、親から子への読み聞かせにも適しており、世代を超えて語り継がれる童話や伝承にも使われています。

時系列法の特徴
  • 過去→現在→未来の順に伝える文章構成
  • 考えや行動に影響をあたえるときに有効
  • 文章の世界に強く引き込める
  • 子供でも理解できる内容になり記憶に残りやすい

では、時系列法の特徴や活用場面を理解できたら、さっそく書き方を見てみましょう。

時系列法の書き方7パターン

時系列法の書き方7パターン

時系列法の書き方は、起こった出来事や伝えたい事柄を古い順に書くシンプルな方法です。

時間の経過をしっかりと把握して文章を構成すると、内容が伝わりやすくなります。

それでは、例文を交えて具体的に見てみましょう。

時系列法の書き方7パターン
  1. まずは→次に→最後に
  2. 過去→現在→未来
  3. 1番目に→2番目に→3番目に
  4. 説得するとき
  5. 提案するとき
  6. 行動を促すとき
  7. 紹介するとき

まずは→次に→最後に

「まずは」「次に」「最後に」と接続語を意識して伝えよう!

「まずは→次に→最後に」と話を整理して伝える方法は、時系列法の基本です。

「まずは」「次に」「最後に」と接続語を意識して伝えると、読者は理解しやすく記憶に残りやすくなります。

例文を見てみましょう。

先日、京都観光で街中を堪能しました

駅に着いたその足でまずは一番行きたかった場所、清水寺へ向かいました

歴史の教科書で見たあの写真の姿が、そのままの形で建っていたことに感動しました

次に、縁結びで有名な地主神社へ

友達みんなで心に秘めた人を思い、真剣にお参りしました

最後に、お約束の金閣寺へ

金色に輝く三層のたたずまいは当時の華やかな文化を物語るほどでした

そして、京都の歴史を満喫した私たちは舌つづみを打ちに祇園へ向かいました

起こった出来事を順に伝えると、頭に情景が浮かびやすくなり、光景が鮮明に伝わります。

過去→現在→未来

  • 実施前と実施後を比較・検討するときに使おう!
  • 現状を強調したいときに使おう!

過去→現在→未来の流れにそって経過を伝えると、過去と比べて現状を良く見せることや、その反対に悪く見せることもできます。

はじめに、現状を良く見せる例文を見てみましょう。

昔は本を読むのが嫌いでした

ですが、心理学の本に出会ってからは本が好きになりました

これからは、これまでに読んだ心理学の知識を活かして人間関係を良くする方法を伝えたいです

つぎに、現状を悪く見せる例文を見てみましょう。

若いころは「わからない」と言えば、やさしく教えてもらえました

しかし、年齢を重ねるごとに「わからない」では済まなくなり、面倒がられるようになりました

周りに迷惑をかけないためにも、これからは質問は最小限に抑えて自分で解決するように努めます

実施前と実施後を検討するときや、今の状態を変えずに印象のみを変えたいときに有効です。

過去の状況から話を進めることで、読者は「いまはどうなっているんだろ?」「これからどうなるんだろう?」と続きが気になり、興味を持って結論まで読み進めます。

このように、時系列法は過去と比較できるため、現状を強調して伝えられます。

1番目に→2番目に→3番目に

事実や手順を明確に伝えたいときに使おう!

「1番目に→2番目に→3番目に」と番号をつけて伝える時系列法も、わかりやすく説明するのに適した方法です。

読者は内容を追いやすく、情報を整理しながら把握できます。

自宅の庭に花壇を作るときは、つぎの手順で進めると効率的です。

1番目に、場所を選び、日当たりや風通しを考えます。

2番目に、どの花を植えるかを決め、季節や地域の気候に合ったものを選びます。

最後、土壌の準備と植栽作業を行い、水や肥料を与えながら花壇を育てます。

これにより、美しい庭を存分に楽しめます。

この方法は、Webライティングやプレゼンテーションの資料作成など、事実や手順を明確に伝えたいときに有用です。

説得するとき

はじめに「結論」を伝えて時系列法で説明しよう!

基本の時系列法の書き方に「結論」を頭に付けた書き方にすると、説得するときに有効です。

とくに、問題について調べた歴史や証拠を、過去→現在→未来と並べて検討するときに効果を発揮します。

結論
未来に、お金は無くなります

その理由は歴史をみると明らかです

◆ 過去
その昔、モノが欲しいときに、人は物々交換をしていました

その後、貨幣があらわれ、はじめは信じなかったお金の価値も今では当たり前のように大切にしています

そして、お金は進化します

◆ 現在
現在では、クレジットカードをはじめ、電子マネーや仮想通貨が広まり、お金がなくても困ることはありません

◆ 未来
進化はさらにつづき、お金がなくても生きていけるようになります

近い将来、お金は必ず無くなります

はじめに結論を伝えるため、比較された問題や証拠が強調されて説得力が増します。

提案するとき

過去の事実から予測できる未来へつなげて提案しよう!

提案するときにも時系列法を使えます。

下にしめす流れで提案します。

提案するときの時系列法
  1. 過去は
  2. その結果、現在では
  3. 将来は~と予測できる
  4. そのため〇〇が必要です

過去の事実から現状はどのようになっているのか、正確な事実を伝えることで信ぴょう性が高まり、より説得力が高まります。

例文を見てみましょう。

1.過去は 
数年前までは、通信販売はテレビやカタログが主流でした 

2.その結果、現在では 
インターネットが広く普及したことで、現在ではスマートフォンで買い物をする人たちが増えています 

3.将来は~と予測できる 
将来、この傾向はさらに加速すると予測されます 

4.そのため〇〇が必要です 
そのため、スマートフォン向け通販サイトが必要になります 

商品を見やすく使いやすくすることで売上の向上が期待できます

だれもが予測できる未来に結びつけると、納得感を得られる効果の高い提案になります。

行動を促すとき

おすすめする経緯や背景を順序だてて並べよう!

考えや行動に影響をあたえるときに時系列法を使うとわかりやすく伝わり、促しやすくなります。

行動に促すときは、つぎの流れで伝えます。

行動を促すときの時系列法
  1. わたしも過去にあなたと同じ悩みを抱えていた
  2. ある方法をきっかけに悩みが解決した
  3. 周りに伝えるとみんなの悩みも解決できた
  4. その方法をあなたに教えたい

ポイントは、おすすめするに至った経緯や背景を順序だてて並べることです。

例文を見てみましょう。

◆ (見出し)~パサパサ粉ふき肌もしっとりぷるつや肌へ~
 私を美人に生まれ変わらせた美容法を教えます

1. わたしも過去にあなたと同じ悩みを抱えていた
私は一年中、季節に関係なく乾燥肌に悩んでいました

2. ある方法をきっかけに悩みが解決した
それが、この美容法を使としっとりぷるぷる、つやのあるお肌に変身!
今では、見つめられるほどの肌美人に生まれ変わりました

3. 周りに伝えるとみんなの悩みも解決できた
教えた友達も見違えるほど奇麗になり、一緒に幸せを実感しています

4. その方法をあなたに教えたい
この幸せをあなたもぜひ体感しましょう

順序だてて並べることで、思いや経緯をイメージしやすく、おすすめする理由が伝わりやすくなります。

紹介するとき

時系列法を使って物語のように語ろう!

自己紹介文を書くときや、友達や家族を紹介するときに時系列法を使うと、活き活きとした文章で臨場感をあたえます。

例文を見てみましょう。

きょうは、私の大好きなおばあちゃんをご紹介します

私の祖母は、愛すべきたくさんのお客さまに囲まれて毎日を幸せに暮らしています

そんな祖母ですが、一昔前までは不安な日々を送っていました

来る日も来る日もドアのベルは鳴る気配がなく、仕入れた食材は無駄になるばかり

そんなとき、人生に転機が訪れたのです

偶然、遊びに来ていた孫からSNSのやり方を教えてもらい、実際に料理の写真を載せたところ、現実が様変わりしていったのです

なんと、おいしそうな写真を見たお客さまがどんどん訪れるようになったのです

今では足繁く運んでくれる、家族のようなお客さまに囲まれて笑って過ごしています

近々、2店舗目をオープンするそうで「これから人生とっても楽しみ」と元気に語っています

そんなおばあちゃんが、私は大好きです

自分や家族を紹介するときに物語のように語ると、親しみを感じさせることができ、心の距離を近づけられます。

とくに、読者数やファンを増やしたいときに時系列法を用いると、魅力的な自己紹介文で惹きつけることができます。

読者は、あなたに強い関心を抱くため、深く共感し、思いが伝わりやすくなりますよ。

話がおもしろくなる秘訣

あわせて紹介文を作るときの「おもしろくなる秘訣」も6つ紹介しますので、ぜひお役立てくださいね。

話がおもしろくなる秘訣
  1. 実体験を語る
  2. 失敗談や恥ずかしい話をする
  3. 共感できる話をする
  4. ギャップをしめす
  5. 映像が思いうかぶように話す
  6. グラフ・写真・動画・現物見本などを活用する

紹介した上の例文は、おもしろくなる秘訣1~5つ目までを意識して入れています。

文章以外にも日常会話に取り入れると、場がなごみ会話もはずむので親密度が高まりますよ。

スポンサードサーチ

時系列法の応用編「現在→過去→未来」

続いて、時系列法の応用編「現在→過去→未来」の順に伝える方法を紹介します。

文章は、必ずしも時間の進むとおりに書かなければならないことはありません。

下のように、現在→過去→未来の流れで書くこともできます。

時系列法の応用
  1. 現在
    はじめに、起こったでき事や現在の状況を知らせる
  2. 過去
    つぎに、そこに至るまでの経緯やくわしい背景を説明する
  3. 未来
    最後に、今後の見通しや解決策を伝える

現在→過去→未来の流れで書くと、知りたい情報を先に伝えられます

「現在」を提示したあとは「過去」を深く掘りさげたり「未来」の展望をしめしたりと、文章に広がりを持たせることができます。

身近な例では、ニュースが「現在→過去→未来」の順で伝えていますよね。

良い文章に近づけるためにも、いろいろな時系列法をお試しくださいね。

時系列法を使うメリット

時系列法を使うメリット

最後に、時系列法を使うメリットを見てみましょう。

時系列法は、書き手と読み手の両方にメリットがあります。

時系列法を使うメリット
  • 書き手
    ・情報を整理しやすい
    ・書きやすい
  • 読み手
    ・誤解や混乱が生じない
    ・理解しやすい

書き手:情報を整理しやすい

時系列法は、古い順に書き進めればいいだけなので、情報を整理しやすく内容を簡潔にまとめられます

考えや出来事を時間軸にそって並べるため、書き手にとっても要点を把握しやすく、重要なポイントを明確に伝えられます。

書き手:書きやすい

時系列法は、文章を組み立てるときに、時間軸のみを気にすればいいので、だれでも簡単に作成できます。

複雑な構成や概念を考える必要がないので、効率よく文章を作成でき、素早く執筆に取りかかれます。

そのため、書き手が意図したメッセージを明確に伝えるのに役立ちます。

読み手:誤解や混乱が生じない

時系列法を用いると、時間の流れにそって理解できるので、読者は出来事の順序や論理的な結びつきを把握しやすく誤解や混乱を最小限に抑えられます

どの情報が重要なのか、どの出来事が先に起こったのかが明確になるため、主要なポイントを見落としにくく、効率的に吸収できます。

読み手:理解しやすい

時系列法を用いると、読者は文章の内容を容易に理解できます。

順を追って情報が提示されるので、伝えられた説明の関係性を捉えることができ、全体への理解が深まります。

このように、書き手にとっては、情報を整理しやいために書きやすくなり、読み手みとっては、流れにそって順番に把握できるため理解しやすくなります。

記憶に残るような親近感のある文章をだれでも書けるようになりますので、ぜひ時系列法を活用して、読者を文章の世界に招き入れてくださいね。

ほかにも、伝わりやすい文章の書き方を知りたい場合は、下の記事で解説していますのでご参考ください。

くわしく知りたい
初心者におすすめ!【文章の型6つ】Webライティング必須の書き方

スポンサードサーチ

おさらい:時系列法の書き方と活用法

時系列法は、過去→現在→未来の流れにそって伝える文章術です。

遠い昔の神話が、今も語り継がれていることからもわかるように、物語調で語られると人は馴染みやすさを感じます。

そのため、相手の心を掴みやすくワクワクさせて行動に促せます。

とくに、つぎの場面で使うと効果を発揮します。

時系列法の活用場面
  • 歴史について調べた問題や証拠を並べるとき
  • 人物の成長や成功を伝えるとき
  • 商品や解決策を提示するとき
  • 行動を促すとき
時系列法の書き方
  1. まずは→次に→最後に
  2. 過去→現在→未来
  3. 結論→過去→現在→未来

自己紹介文を載せるときやスピーチをするときに使うと、思いや経緯をわかりやすく伝えられます。

共感を強くあたえる文章になりますので、さまざまな場面に用いて相手を魅了しましょう。

また、時系列法で読者にわかりやすく伝えるには、表現力を豊かにすることもおすすめです。

下の記事では、さまざまな文章表現の技法を解説していますので、あわせてお役立てくださいね。

おしまいに

日本神話やギリシャ神話など、世界の神話はずっと語り継がれています。

それほど物語は、印象的で人々の記憶に残りやすいということなのですね。

桃太郎や猿かに合戦などの絵本も、時系列法の文章構成を使っています。

子供でも理解できるほどわかりやすく、誤解を生まない文章術なので、Webライティングにも最大限に活用しましょう。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

それでは、ごきげんよう。

桜御前

タイトルとURLをコピーしました