修辞法(レトリック)とは?文章表現を豊かにする13技法と使い方

正しい文法の使い方
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きょうは、修辞法の使い方13の技法について綴ってまいります。

文章を執筆していると、表現の仕方に突き当たることがあると思います。

  • 「幼い文章でインパクトに欠ける…」
  • 「何を伝えたいのかわからない文章になる…」

このように感じることは、一度は経験があるのではないでしょうか?

それを解決してくれるのが、文章表現を豊かにする修辞法(レトリック)です。

修辞法とは、言葉を巧みに使い、美しく効果的に表現する方法です。

今回の日記では、簡単に使える修辞法のテクニックを13個にまとめて解説します。

この記事でわかること
  • 表現が豊かになる修辞法のテクニック13選
  • 修辞法で表現力をグングン上達させる方法
  • 記事を書くときに役立つ文章表現ツール6選

修辞法を身につけると、豊かな表現を用いて、読者を文章の世界へと招き入れることができます。

桜御前
桜御前

使い方と例文を載せてわかりやすく解説していますので、ぜひ一緒に表現力を磨きましょう

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修辞法(レトリック)とは?

修辞法(しゅうじほう)とは、言葉を美しく巧みに使い、表現の効果を高める手法のことです。

デジタル大辞泉には、つぎの記載があります。

修辞:言葉を美しく巧みに用いて効果的に表現すること。

修辞法:修辞に関する法則や修辞の方法

引用:デジタル大辞泉

修辞法の起源は、古代ギリシアにあり、ラテン語の「rhetorica」を日本語に訳したものです。

古代ギリシャでは、演説や議論、座談など、弁論する機会が多く、説得力を持つための技法としてレトリックが考案されました。

その後、前4世紀ごろにアリストテレスによって「修辞学」として体系化されました。

修辞法の目的は、文章に深みや説得力を持たせることです。

修辞法を用いると、伝え方のニュアンスを変えたり、単調な文章にリズムをつけたりと、思わず引き込まれてしまうような、インパクトのある表現に変化できます。

修辞法(レトリック)の効果

修辞法とは、文章の表現力を高める技法のことです。

修辞法を使うと、単調な文章も印象深い豊かな文章へと変わります。

修辞法の効果
  • 強く印象づけられる
  • 感情や情景が伝わりやすくなる
  • リズミカルで読みやすくなる

強く印象づけられる

修辞法の魅力は、書き手の思いや意図をわかりやすく伝えて記憶に残る文章にできることです。

より鮮明に伝わる表現になり、読み手の感情や想像力を膨らませる効果があります。

たとえば「赤ちゃんの頬はやわらかい」と書くところを「赤ちゃんの頬はマシュマロのようだ」と表現するとどうでしょう。

「マシュマロのように」とたとえることで、赤ちゃんの頬がどれくらいやわらかいのか、触れた感じまでもイメージできるようになります。

これは「比喩表現」という修辞法のひとつですが、修辞法を用いると、単調な文章も印象的な表現に変化し、インパクトをあたえる文章になります。

感情や情景が伝わりやすくなる

修辞法は、強い感情を伝えたり鮮やかな情景を伝えたりするときにも有効です。

たとえば、状況を描写するときに「彼女は笑顔で振り向いた」とするよりも「彼女は天使のような面持ちで振り向いた」と比喩を用いるほうが、彼女の表情や情景を鮮明に伝えられますよね。

また「彼はいつも同じ誤りをする」とあらわすのではなく「彼はいつもいつも同じ誤りをする」または「彼は同じ誤りをする、いつもいつも」とくり返すことで、相手への伝わり方も変わってきます。

後者は「反復法」という修辞法で、同じ言葉を重ねて使うことで、感情や情景を強調して伝える効果があります。

リズミカルで読みやすくなる

わかりやすく読みやすい文章には、言葉や表現が調和した流れるようなリズムがあります。

つぎの文章では「~最後の瞬間。」と名詞で語尾を終わらせる「体言止め」の修辞法を用いています。

彼と一緒に過ごした最後の瞬間。

喫茶店で大好きなコーヒーゼリーを注文し、ほろ苦い恋の味を知った。

「体言止め」にすることでリズミカルな響きが生まれて、文章全体が読みやすくなります。

このように、修辞法は書き手の心情を伝えたり、読者を感動させたりと、平凡な文章に奥行きを持たせてインパクトをあたえる効果があります。

小説から批評文まで表現力が求められる文章に最適です。

桜御前
桜御前

修辞法を身につけるには、多くの例文を読むことが表現力アップの近道になりますよ

では、修辞法について理解できたら、さっそく13のテクニックと例文を見てみましょう。

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文章表現を豊かにする13の技法

修辞法には、さまざまな種類があります。

その中でも、とくに「使いやすい技法」や「効果の高い技法」にしぼって見てみましょう。

はじめに身につけたい5つの修辞法
  1. 比喩表現
    …ほかの事柄にたとえる表現方法
  2. 擬人法
    …人間にたとえる表現方法
  3. 倒置法
    …文章の語順を逆にする表現方法
  4. 擬態法(オノマトぺ)
    …音にたとえる表現方法
  5. 体言止め
    …名詞や代名詞で語尾を終わらせる表現方法
桜御前
桜御前

初心者の方は、はじめに上の5つをマスターしましょう

慣れてきたら、ほかの修辞法へ広げると上達しやすいですよ

比喩表現

比喩表現は、わかりやすく説明するために、ほかの事柄にたとえて表現する方法です。

たとえを用いることで、イメージが伝わりやすくなります。

よく使われる比喩表現は3つあります。

よく使われる比喩表現
  • 直喩(ちょくゆ)
    …比喩であることを明確にあらわす表現方法
  • 隠喩(いんゆ)
    …関連する言葉に置きかえる表現方法
  • 換喩(かんゆ)
    …関係の深いものに置きかえる表現方法

直喩(ちょくゆ)

直喩は、比喩であることを明確にあらわして表現する方法です。

「まるで~のよう」「~みたいな」という言葉を用いて表現します。

「通常」の例文と「直喩」の例文を比較してみましょう。

通常:満開に咲く桜
↓
直喩まるで栄華を祝うように咲き誇る桜

通常:きみの心は広い
↓
直喩:きみの心は海のようだ

わかりやすい事柄にたとえると伝わりやすい文章になります。

隠喩(いんゆ)

隠喩は、たとえであることをしめさずに、関連する言葉に置きかえて表現する方法です。

「~は○○だ」と言いきって表現します。

イメージを簡潔にわかりやすく伝えたいときに活用できます。

例文を見てみましょう。

通常:彼女はどんなときも私を応援してくれる
↓
隠喩:彼女は私の心の支えだ

通常:僕は繊細な性格なんだ
↓
隠喩:僕はガラスの心を持っているんだ

通常:彼女は自分には手が届かない存在だ
↓
隠喩:彼女は自分には高嶺の花だ

隠喩は「~は…だ」と暗にしめして伝えるので「暗喩(あんゆ)」英語の意味で「メタファー」ともいいます。

換喩(かんゆ)

換喩は、伝えたいものをそれと関係の深いものに置きかえて表現する方法です。

特徴的なものを説明するときに有効です。

通常:運転する
↓
換喩:ハンドルを握る

通常:都言葉を嗜む
↓
換喩:京都弁を上手に話す

通常:文章を書き終える
↓
換喩:筆をおく

言葉を「言い換えて」表現するので「換喩」といいます。

擬人法

擬人法は、人間ではないものを人間にたとえて表現する方法です。

人の感情や行動にたとえて表現することが多く、強調したり親近感や面白さをあたえたりするときに効果的です。

「通常」の例文と「擬人法」の例文を比較してみましょう。

通常:スラスラと書ける
↓
擬人法:ペンが走る

通常:スマホが水に落ちた
↓
擬人法:スマホが溺れた

通常:火山が噴火する
↓
擬人法:山が怒る

「笑う」「怒る」「走る」のように、人ならではの行為を用いて表現します。

比喩表現をもっと知りたい場合は、下の記事をご参考くださいね。

くわしく知りたい
比喩表現の意味と種類とは?使い方と例文をわかりやすく解説!

倒置法

倒置法は、文章の語順を逆にする表現方法です。

目的語(何を)や述語(どうした)を前に持ってくることで、その言葉を強調します。

通常:想いが伝わるまでは絶対にあきらめない
↓
倒置法:絶対にあきらめない、想いが伝わるまでは

通常:この事が伝えたかったのよ
↓
倒置法:伝えたかったのはこの事よ

通常:俺は海賊王になる!
↓
倒置法:俺はなる!海賊王に

結論を強調したり主張を強くあらわしたりするときに効果を発揮します。

倒置法をくわしく知りたい場合は、下の記事をご参考ください。

くわしく知りたい
倒置法の意味とは?5つの効果をわかりやすく解説【例文つき】

擬態法(オノマトペ)

擬態法は、状況や感情、鳴き声などを音にたとえて表現する方法です。

情景や様子を想像させたり、イメージをわかりやすく伝えるときに有効です。

擬態法は3つの種類に分類できます。

擬態法3の種類
  • 擬態語
  • 擬音語
  • 擬声語

擬態語

擬態語は、状態や様子、心理状態などを言葉にあらわす表現方法です。

・お腹がペコペコ

・抹茶と和菓子でまったりと過ごす

・今か今かとハラハラして待つ

ひらがなとカタカナを使い分けたり、清音と濁音を使い分けたりすると感じる印象を自在に変えられます。

擬音語

擬音語は、自然界の音や物音をそのまま言葉にあらわす表現方法です。

ふわふわと浮かぶ雲

・肉汁がジュワァ~としたたる

・ビールをプシュッと開ける

擬声語

擬声語は、擬音語の中でも、とくに人や動物の声をあらわした表現方法です。

ギャーギャーと騒ぐ

・ゲラゲラと笑い転げる

・リィーンリィーンと鈴虫が鳴く

上の例文のように、2回くり返すと継続した状態を伝えられます。

オノマトペをの使い方は、下の記事で解説していますのでご参考くださいね。

くわしく知りたい
オノマトペの意味や語源とは?効果や使い方を解説【一覧表つき】

また、擬態法(オノマトペ)を使うと、五感に訴える伝わりやすい表現になります。

五感に訴える方法は、下の記事で解説していますので、ぜひ組み合わせてお使いくださいね。

くわしく知りたい
五感に訴える表現【VAKモデルとは?】心に響く共感される伝え方

体言止め

体言止めは、名詞や代名詞を用いて語尾を終わらせる表現方法です。

「~するときは○○」のように、最後の言葉が結論になるときに使います。

終わらせた語尾を強調したり余韻を残して印象づけたりするときに役立ちます。

また、文章にリズムをつけたいときにも有効です。

例文を見てみましょう。

通常:修辞法は文章を豊かにする
↓
体言止め:文章を豊かにする修辞法

通常:私の人生を変えたのは文章の仕事だ
↓
体言止め:私の人生を変えた文章の仕事

体言止めを使うと内容がシンプルになり、簡潔に伝わる読みやすい文章になります。

体言止めの使い方は、下の記事をが参考ください。

くわしく知りたい
体言止めの意味とは?3つの効果と正しい使い方【例文つき】

続いて、残り8つの修辞法を見てみましょう。

慣れてきたら身につけたい8つの修辞法
  1. 列挙法
  2. 反復法
  3. 同語反語
  4. 反照法
  5. 緩除法(かんじょほう)
  6. 対句法
  7. 語句挿入
  8. 省略法

列挙法

列挙法は、関連する言葉をならべる表現方法です。

文章のはじめに要点をまとめてあらわすときに使います。

序論、本論、結論で文章は構成される

・子供も大人も老人もみんな花が好き

上の例文のように、整理してわかりやすく伝えるときに有効です。

反復法

反復法は、同じ言葉をくり返して使う表現方法です。

言葉を強調したり強く訴えたりする効果があります。

また、表現のリズムを整えたり詩的な雰囲気をかもし出したりする効果もあります。

青く青く澄んだ空

・今日も待った、昨日も待った、ずっと待った必ず書類を渡してください、必ずです

最後の例文のように、同じ言葉を連続して使わずに間隔を空けて使うこともできます。

同語反復

同語反復は、同じ意味をあらわす言葉をくり返して表現する方法です。

強く主張したいときや言葉を強調したいときに有効です。

私は私であり、あなたではない

・データはデータ、大切なのは心です

反照法

反照法は、話のはじめと終わりに同じ意味の言葉をくり返して表現する方法です。

長文や複数の情報がある文章に有効で、主張や結論をふたたび伝えて強調したいときに使います。

例文を見たほうがわかりやすいです。

この方法はすぐに効果を発揮します

シンプルな方法なので ~~本文~~

未経験でもこの方法であればすぐに効果を発揮できます

緩叙法(かんじょほう)

緩叙法は、直接伝えずにその逆の意味を否定する表現方法です。

控えめに伝えることも、強調して伝えることも両方活用できます。

こちらも例文を見たほうがわかりやすいでしょう。

通常:愚かな選択だ
↓
緩叙法:賢くない選択だ

通常:性能は良い
↓
緩叙法:性能は悪くない

上のように「愚かな」は「賢くない」、「良い」は「悪くない」と逆の意味を否定して表現していますよね。

緩叙法は控えめな表現を用いることで、逆に本音を強調して伝える効果があります。

対句法

対句法は、よく似た言葉や反対の言葉を並べて対照的に表現する方法です。

あえて反対に位置する言葉を使うことで、文章を強く印象づけられます。

また、調子やリズムを整えたり、お互いの文章を際立たせたたりするときに活用できます。

青い空、白い雲

・雨にも負けず風にも負けず

・京都の見どころは春は桜秋は紅葉だね

語句挿入

語句挿入は、かっこ「()」やダッシュ「--」を用いて文の中に語句を挿入する表現方法です。

第三者の視点を表現したり、書き手の補足説明をしたりするときに使います。

・導入文リード文では文章の概要を伝えよう

・導入文と本文とまとめ--文章を構成している要素--の主張がバラバラだ

省略法

省略法は、主語や述語、修飾語を省略して表現する方法です。

文章の前後のつながりや内容から、意味がはっきりとわかる場合に使い、簡潔な文章にしたり、余韻を残して想像させたりする効果があります。

例文を比較してみましょう。

通常:準備ができたら結論を言います
↓
省略法:私はあなたの準備ができたら結論を言います

上の例文は、主語の「私は」と修飾語の「あなたの」を省略しています。

通常:読者に面白い文章を期待されていますね
↓
省略法:読者に期待されていますね

上の例文は、目的語の「楽しい文章を」を省略しています。

このように、修辞法を身につけると、豊かな表現で奥行きのある文章にできます。

ひとつでも多く身につけて、あなたの文章を魅力的に彩りましょう。

修辞法で表現力を上達させる方法

修辞法を身につけるには、実際に文章を書くことが一番の上達法です。

同じ文章をほかの修辞法を使って表現できないか、いろいろと試してみましょう。

たとえば、強く印象づけたい文章にしたいとき、一つひとつの技法に焦点をあてていくつか文章をつくり、もっとも印象的な表現を選び抜きます。

文を選び抜いたら、つぎのように表現を変えてみましょう。

表現を変えてみよう!
  • 比喩表現:何かにたとえられないかな?
  • 擬人法:人間の感情や動作にたとえられないかな?
  • 倒置法:順序を入れ替えたら伝わりやすいかな?
  • 擬態法:音にして伝えられないかな?
  • 体言止め:語尾を名詞で終わらせるとどうかな?
  • 省略法:省ける言葉はないかな?

すると、今まではとは違う、広がりのある豊かな文章に変わります。

あらゆる角度から見直すことで、同じ意味でもさまざまな伝え方があることに気づけますよ。

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【注意点】修辞法の使いすぎに気をつけよう!

修辞法を使うと、伝えたいことを強調したり、真実味ある言葉でイメージさせたりと表現を豊かにできます。

いろいろな分野で便利に活用できますが、多用しすぎると、かえって言いたいことが伝わらない文章になります。

なぜなら、直接的ではない言葉で真意がぼやけてしまうからです。

修辞法を使うときは全体のバランスを考えて、使いどころや頻度に注意して使いましょう。

大切にすることは、技よりも目的内容です。

「だれに伝えたいのか」「何を伝えたいのか」を大切にした文章はどんな技よりも伝わります。

目的と内容を重視して、修辞法の使いすぎに注意しましょう。

記事執筆に役立つ文章表現ツール6選

文章に多く触れることで、表現力は確実に磨かれます。

文章表現のツールは、言葉選びの時間を短くしたいときや、表現力を高めたいときに重宝します。

上手に活用して、あなたの文章を豊かにしましょう。

文章表現に役立つツール6選
  1. 連想類語辞典
  2. 日本語表現インフォ
  3. 実用日本語表現辞典
  4. 日本語NET
  5. 対義語・反対語辞典
  6. ネガポ辞典

連想類語辞典

連想語辞典は、類語・同義語・連想語を調べられるWebサイトです。

別の言葉で表現したいときや、インパクトのある表現にしたいときに重宝します。

たとえば「喜び」という言葉を検索すると、200件以上の類語・関連語・連想語が表示されます。

連想類語辞典
「喜び」の検索結果
  • るんるん
  • 歓喜
  • 飛んだり跳ねたり
  • 有頂天
  • 夢見心地

さまざまな表現を参考にできるので、文章に合わせて最適な言葉を選べますよ。

日本語表現インフォ

日本語表現インフォ

日本語表現インフォは、物書きの参考書になるWebサイトです

カテゴリーごとにさまざまな文章表現がまとめられており、比喩表現も調べられます。

「五感を使った表現」や「感情の表現」を知りたいとき「情景や人物描写の表現」の幅を広げたいときに便利です。

実用日本語表現辞典

実用日本語表現辞典は、現代的で実用的な表現について意味を解説するWebサイトです。

日常でよく耳にする、現代的な日本語を解説しています。

「流行りの言葉」や「読者がよく使う言葉」を調べられますよ。

日本語NET

日本語NETは、日常生活でよく使う擬音語・擬態語を集めたWebサイトです。

カテゴリーや五十音順からオノマトペを探せ、サイトからアプリをダウンロードすることもできます。

かわいいイラストで見やすく探しやすいサイトですよ。

対義語・反対語辞典

対義語反対語辞典

対義語・反対語辞典は、対義語と反対語を調べられるWebサイトです。

あいうえお順に一覧表示されるので、とても調べやすいです。

四字熟語や三字熟語、慣用句や数え方も調べられ、正しい日本語の使い方を理解できます。

ネガポ辞典

ネガポ辞典

ネガポ辞典は、ネガティブな言葉を入力すると、ポジティブな言葉に変換してくれる面白い無料アプリです。

強く主張したいときは、ポジティブな表現で伝えることが重要になります。

ネガポ辞典を活用することで、プラスの印象をあたえる表現を広げられますよ。

ネガポ辞典は携帯用とパソコン用のアプリがあります。

App StoreGoogle Play/パソコン用

以上、文章表現に役立つツールを6つ紹介しました。

あなたの文章を彩る、最適な「言葉選び」にお役立てくださいね。

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おさらい:文章表現を豊かにする修辞法

修辞法は、意味をわかりやすく伝えたり、強調したり、リズムをつけたりと、さまざまな効果を得られます。

多くの例文に触れて、表現の引き出しをどんどん増やしてくださいね。

Webライティングに活かせる修辞法
  1. 比喩表現:他のものにたとえる表現方法
  2. 擬人法:人間にたとえて表現する方法
  3. 倒置法:文章の語順を逆にする表現方法
  4. 擬態法:音にたとえる表現方法
  5. 体言止め:名詞や代名詞で終わらせる表現方法
  6. 列挙法:関連する言葉をならべて表現する方法
  7. 反復法:同じ言葉をくり返して表現する方法
  8. 同語反復:同じ意味の言葉をくり返して表現する方法
  9. 反照法:はじめと終わりに同じ意味の言葉をくり返して表現する方法
  10. 緩叙法:逆の意味を否定して表現する方法
  11. 対句法:対照的な言葉で表現する方法
  12. 語句挿入:語句を挿入する表現方法
  13. 省略法:主語や述語、修飾語を省略して表現する方法

初心者の方は、まずは1~5までの技法を使いこなせるようにしましょう。

同じ文章をほかの修辞法で表現し、いろいろと試すことで表現力は格段に向上します。

また、表現力を高めるには、コピーライティングの法則を取り入れることも効果的です。

法則にそって文章を書くと、想像力を掻き立てる文章になります。

コピーライティングの法則は、下の記事で解説していますので、あわせてご覧くださいね。

あわせて読みたい

おしまいに

修辞法を使うと、言葉では説明しきれない思いや感情をわかりやすく伝えられます。

プロフィールや紹介文、コラム記事と相性が良く、読者の興味を強く惹きつけます。

ひとつずつ取り入れて、読者をどんどん魅了しましょう。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

それでは、ごきげんよう。

桜御前

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