きょうは、オリジナルコンテンツの意味と作り方について綴ってまいります。
- 「オリジナルコンテンツって、どういう意味？」
- 「なぜ、オリジナルコンテンツがSEOに効果的なの？」
- 「独自性の高いコンテンツの作り方を知りたい！」
「オリジナルコンテンツ」や「独自性」はSEO対策をするときによく耳にしますよね。
なぜ「オリジナルコンテンツ」と呼ばれる「独自性」の高い記事が、SEO対策に重要なのでしょう？
今回の日記では、オリジナルコンテンツの意味や作り方のポイントをわかりやすく解説します。
具体的に何をすれば「独自性」を高められるのかを理解できますので、ぜひ一緒に学びましょう
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オリジナルコンテンツとは？
オリジナルコンテンツとは、ほかのWebサイトにはない自身の知識や経験、考えなどを盛り込んだ内容のことです。
Googleは、独自性のある内容を高く評価するため、Webサイトや記事を作るときは、自身の体験談や経験、独自の調査結果や分析といったほかでは得られない情報を盛り込むことが大切です。
では、なぜGoogleは、独自性のあるコンテンツを高く評価するのでしょう？
オリジナルコンテンツの重要性
それは、検索結果に表示されたWebページが同じような情報ばかりだと、検索ユーザーががっかりするからです。
同じような情報が複数並ぶよりも、多様性のある情報が検索結果に並んだほうが、さまざまな意見を見比べることができ、参考になりますよね。
Googleは検索機能の使いやすさ、つまりユーザーの利便性を高めるために、オリジナルコンテンツを高く評価し、検索結果の上位に表示するというわけです。
このことについてGoogleは公式サイトで、つぎのように発表しています。
オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります
引用：Googleウェヴマスター向け公式ブログ
Google公式サイトからもわかるように、一般論や客観的な意見だけでなく、知識や経験、独自のデータや事例を取り入れることがもっとも重要です。
「独自性」は「専門性」と捉えるとわかりやすいですよ
そのため「独自性を高める」とは「情報を掘り下げてくわしく伝えること」と解釈すると理解しやすくなります
独自性と深く関係する「専門性」を高める方法は、下の記事で解説していますのでご参考くださいね。
くわしく知りたい
E-E-A-T（旧E-A-T）とは？SEO対策に重要な4つの要素
オリジナルコンテンツを作る3つのメリット
では、オリジナルコンテンツを作ると、どのようなメリットがあるのでしょう？
SEOの観点も含めて見てみましょう。
Googleに評価される
Googleは、読者の求める情報を提供するために、高品質でオリジナルなコンテンツを重視します。
公式サイトでも「オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが上位表示される」と公言しています。（引用：日本語検索の品質向上にむけて）
単にコンテンツの量だけ増やしても、Googleから評価されるわけではりません。
検索上位を獲得するなら、オリジナルコンテンツの作成に注力し、有用で信頼の高い情報を提供することが大切です。
アクセス数や集客率が上がる
オリジナルコンテンツを作ると、アクセス数や集客率が上がるというメリットがあります。
なぜなら、読者はサイトを訪れることで得られる情報の価値を感じ、リピートする可能性が高まるからです。
また、サイトの内容に興味を持った読者が自然に集まり、SNSやブログなどで共有されることで、口コミによる集客が増えることもあります。
これらの効果により、アクセス数や集客率の向上を期待できます。
成果につながりやすい
オリジナルコンテンツを作ると、成果につながりやすいことも大きなメリットです。
読者は、役立つ情報を提供するサイトに信頼を抱き、そのサイトから提供される商品サービスに興味を持ちます。
そのため、オリジナルコンテンツを提供することで、読者の購入意欲が高まる可能性があります。
さらに、読者のニーズを理解し、それに合わせた商品サービスを提供することで、成果につながりやすくなります。
読者の目線になって考えると、商品を購入したりサービスを利用したりするなら、正確な情報を提供する、信頼できる発信元から選びたいのは当然のこと言えます。
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オリジナルコンテンツを作る3つのデメリット
オリジナルコンテンツを作ることは、多くのメリットを得られますが、その反面、デメリットもあります。
調査や作成に時間がかかる
オリジナルコンテンツを作成するには、そのテーマに関する情報やデータを収集し、それを分析・編集する必要があります。
そのため、調査や作成に時間がかかることがあります。
たとえば、新しい分野や専門的な内容に取りかかる場合、その分野についての情報を集め、中身を理解しなければなりません。
さらに、リサーチや分析にも時間がかかるため、簡単には作成できません。
オリジナルコンテンツを作るときは、計画的にスケジュールを立て、必要な時間を確保することが重要です。
調査費や監修費がかかる
オリジナルコンテンツを作るために、調査や監修に費用がかかることがあります。
たとえば、アンケート調査や街頭調査を行うために、人件費や設備費、資料作成費などがかかることがあります。
また、監修を依頼する場合は、専門家に報酬を支払うこともあります。
このように、事前調査や監修に費用がかかるケースもあるので、前もって確認することが大切です。
では、オリジナルコンテンツについて理解できたら、さっそく独自性のあるコンテンツの作り方を見てみましょう。
オリジナルコンテンツの作り方：独自性を高める4つのポイント
Googleは「独自性」について、つぎのように述べています。
独自性に必要なこと
・記事は、独自のコンテンツや情報、独自のレポート、独自の調査、独自の分析を提供しているか？
・コンテンツは、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか？
引用：Google検索セントラル ブログ
上にしめすGoogle公式サイトを参考にして、独自性を高めるコンテンツのポイントを4つ見てみましょう。
独自のコンテンツや情報を提供する
体験談を語ろう！
独自のコンテンツや情報というのは、一次情報のことです。
一次情報の意味は、自分が実際に体験した情報やインタビューや取材を行って自ら手に入れた情報のことです。
記事を作るときは、過去の体験や経験から自分の語れることはないかを考え、今までに行った活動や事例、方法やノウハウを提供するようにしましょう。
もし、自分がその道のプロではない場合は、くわしい人や現場の人に聞いて書くようにすると独自性が高まります。
独自のレポートを提供する
経過や結果を調査して報告しよう！
レポートとは、調査や研究などの報告書のことで、自分の意見や主張を述べたものです。
実体験にもとづく結果報告もレポートに含まれます。
たとえば、商品を紹介する記事であれば、実際にその商品を使った感想や意見を報告できますよね。
使用しているところを画像や動画にして記事にすると、オリジナリティあふれる文章を書けます。
さらに、メリットやデメリット、使用するときの注意点を加えると、より価値のあるレポートになります。
独自の分析を提供する
分析結果をグラフや表にあらわそう！
分析とは、複雑な事柄を一つひとつの要素・性質・側面に分解して明らかにすることです。
「独自の分析を提供する」とは、たとえば、商品サービスのアンケートを独自に実施して、集計データーをわかりやすくグラフや表にあらわすことです。
また、そこから得られる良い点や改善点を分析・解説することも役立つ内容になります。
なお、記事に分析を取り入れるときは、必ずしも長文である必要はありません。
画像や表、グラフを中心にしたものでも十分に有用な情報になります。
その理由は、どこにでもある内容よりも疑似体験できるリアルな写真や具体性のある数字データのほうが、読者にとって有益な記事になるからです。
洞察に富んだ分析や興味深い情報を含める
具体例をしめしてわかりやすく説明しよう！
専門用語の説明や解決方法を解説する記事は、ほかのサイトと似たような内容になることがよくあります。
それを防ぐために、1行や2行でもいいので自分の記事にしかない独自の解説文を加えたり、自分で撮ったオリジナルな画像を載せたりするようにしましょう。
また「わかりやすく」という点で独自性をしめすことも可能です。
説明文しかない内容を「グラフ・表・図解を作って見やすくすること」や「具体例やたとえをしめして表現すること」など、読者が理解できるように表現することも効果的です。
読者に役立つ内容、有益な情報とは何か？という視点に立って独自性をしめしましょう。
「わかりやすく伝える」方法を知りたい場合は、下の記事が参考になりますので、あわせてご覧くださいね。
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比喩表現の意味と種類とは？使い方と例文をわかりやすく解説！
【UPWORDSフォーミュラ】鮮やかなイメージが伝わる文章の法則
ストーリやエピソードを伝えることも有効ですので、こちらもご参考ください。
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ストーリーフォーミュラの作り方！読者を強く魅了する7ステップ
以上が、Google公式サイトにもとづいた独自性を高めるコンテンツの作り方です。
具体的な方法をまとめると、つぎの8つになります。
これまでに作成した記事やWebサイトをチェックして、独自性の低い内容があれば、上の項目を参考に改善しましょう。
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独自性のないコンテンツ3つの特徴
では、独自性のないコンテンツとは、どのような内容を指すのでしょう？
独自性のないコンテンツは、つぎの特徴があります。
ツールを用いた文章やコピーした文章だけでなく、一般論をまとめただけの文章や当たり障りのない情報を集めた文章も独自性のないコンテンツとみなされます。
なぜなら、読者にとって価値を感じられない、どこにでもある内容と判断されるからです。
そのため、客観的な意見の寄せ集めではなく、独自の考察やノウハウを提供する記事を目指す必要があります。
Google では、無断複製されたページや、オリジナルのコンテンツがほとんどなくユーザーにとって価値のないページを表示することでランキングに入ろうとするドメインに対して、処置を取ります。
引用：Google検索セントラル
検索上位の記事を参考にするあまり、似たような記事になりがちですが、ネット上にある情報を集めるだけでなく、自らが見て聞いて行ったことを自分の言葉で表現するように心がけましょう。
では、独自性について理解できたら、つぎに、Googleのクローラロボットについて見てみましょう。
Googleのクローラーはどれくらい賢いのか？
Googleのクローラーはどれくらい賢いのでしょう？
独自性のある内容を判断・理解できているのか、疑問に感じますよね。
Googleのクローラーは、日本語の文脈を読み解くことや、むずかしい表現を理解することは、まだ十分にできません。
画像については、ほとんど理解できていない状態です。
しかし「独自の言葉や表現であるかどうか？」については、文章を比較することで見分けられます。
ほかのサイトでは使用していない単語やフレーズを見極め、なおかつ、検索キーワードとの関連性の高さを判断して評価することが可能です。
そのため、記事全体の70％以上は、自分の意見や独自の解説を含めた内容にすることが望ましいです。
残りの30％、できれば20％未満を引用部分にすることを心がけると独自性に優れたコンテンツになります。
慣れるまでは筆が進まないと思いますが、上位記事を参考にするときは箇条書きやメモ程度に留めて、参考箇所のフレーズが記憶に残らないように注意しましょう。
引用の仕方は、下の記事で解説していますのでご参考くださいね。
くわしく知りたい
【Webライターが守るべき著作権】注意するポイントと引用のルール
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おさらい：オリジナルコンテンツの作り方！独自性を高める4つのポイント
SEO対策に意識すべき「オリジナルコンテンツ」とは、一次情報を載せること、自ら行った体験談や調査結果を盛り込むことが大切です。
物事を深く掘り下げて読者に「くわしく」「わかりやすく」伝えることを意識しましょう。
過去の経験や今ある知識を活かして活動や事例、方法やノウハウを伝えられないかを考えて記事に盛り込みましょう。
また、オリジナルコンテンツをを作るには、正しいSEO対策を理解することも重要です。
「正しいSEO対策」と「不適切なSEO対策」は、下の記事で解説していますので、あわせてご覧くださいね。
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おしまいに
独自性のある記事にするために「意見」や「考え」を書くことは大切ですが、必ず、読者を第一優先に考えて「検索意図」に応えることを心がけましょう。
読者を意識しないと、ポエムやエッセイのような「感想」になったり、独りよがりな「意見」になったりします。
わたし自身にも言えることですが、Webライティングの原点に立って、読者に役立つ情報をわかりやすく伝えることを大前提に記事を作りましょう。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
それでは、ごきげんよう。
桜御前