きょうは、ロングテールキーワードの選び方について綴ってまいります。
- 「ロングテールキーワードをどのように選べばいいのかわからない…」
- 「ロングテールキーワードの手順をくわしく知りたい!」
- 「アクセスアップできるキーワードの選び方ってないの?」
ブログを学び始めたばかりの方は、このように感じることもあると思います。
「ロングテールキーワード」とは、複数の検索語句を組み合わせたキーワードのことです。
ロングテールキーワードを狙うことで、ブログ初心者でも着実にアクセスを増やせます。
今回の日記では、アクセスが増えるロングテールキーワードの選び方について解説します。
ロングテールキーワードを理解すれば、少ない労力でアクセスアップを見込めます。
「なかなかアクセスや成果につながらない…」という方は、ぜひ実践してみてくださいね
「SEO」や「検索エンジン」の意味がわからない場合は「SEO対策とは?上位表示のやり方を初心者にわかりやすく解説!」をご覧くださいね。
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ローグテールキーワードとは?
ロングテールキーワードとは、複数の語句を組み合わせた検索キーワードのことです。
月間の検索回数が1,000回未満のキーワードを指すことが多いです。
検索回数が少なく、検索される需要も低いので「スモールキーワード」または「ニッチキーワード」と呼ぶこともあります。
キーワードには3種類のキーワードがあります。
たとえば「Webライター」であれば、つぎのように分けられます。
ロングテールキーワードは、2~4語の組み合わせになることが多く、狙っている企業サイトやブロガーが少ないので検索上位を獲得しやすいです。
とくに、ブログを始めたばかりの方は、月間検索回数の300以下の「超スモールキーワード」を狙うと上位表示しやすくなります。
では、さらにくわしく、ローグテールキーワードのメリット・デメリットを見てみましょう。
ローグテールキーワードを狙うメリット5つ
ブログ初心者の方が、ロングテールキーワードを狙うメリットは5つあります。
検索上位を獲得しやすい
検索ボリュームが少なく競争率も低い
ロングテールキーワードは、ビッグキーワードに比べてライバルサイトが少ないので、検索上位を獲得しやすいです。
検索回数の多いビッグキーワードで上位を獲得できれば一気にアクセスを増やせますが、検索ボリュームの多いキーワードは、企業やトップブロガーも狙っているため、競争率が非常に高いです。
その点、ロングテールキーワードであれば、検索ボリュームが低いので、上位表示の可能性が飛躍的に高まります。
検索順位の仕組みを知りたい場合は、下の記事をご参考くださいね。
くわしく知りたい
検索上位を獲得する8つの対策!上位表示の仕組みと上げる方法
検索意図を把握しやすい
手がかりが増えてイメージしやすい
ロングテールキーワードは、細かなキーワードを組み合わせるため、手がかりが増えて検索意図を把握しやすいです。
たとえば「時計」というキーワードからは検索意図を読みにくく、どのような記事を書けばいいのかイメージしにくいですよね。
一方「時計 女性 30代」であれば、容易に検索意図を読みとれるので、格段に記事を書きやすくなります。
ロングテールキーワードを狙うことで、検索意図を的確に捉えられるので、初心者でも読者の要望に応えることができます。
検索意図を把握する方法は、下の記事で解説していますのでご参考くださいね。
くわしく知りたい
検索意図とは?SEOでの重要性・調べ方・活用法を徹底解説!
成果につながりやすい
検索目的が明確なので成約しやすい
複数のキーワードからなるロングテールキーワードは、読者の検索目的が明確なため、成果につながりやすいです。
先ほどの例でいうと「時計」よりも「時計 女性 30代」や「時計 女性 30代 おすすめ」のほうが検索回数は少ないものの、購入する気持ちをはっきりと理解できますよね。
購入する意図が明確ということは、成約につながるということです。
そのため、ロングテールキーワードを狙うほうが、何倍も成約率をアップできます。
安定的なアクセスを集めやすい
長期に渡って上位を維持できる
安定的なアクセスを集めやすいことも、ロングテールキーワードを狙うメリットのひとつです。
その理由は、ロングテールキーワードは、企業やトップブロガーがあまり狙わないため、上位表示しやすく、一度上位を獲得すると長期に渡って維持できるからです。
一方で、ビッグキーワードは競争率が高く、一時的に上位表示したとしても維持することがむずかしいでしょう。
しかも、順位が下がったときは、ブログ全体のアクセス数に影響を及ぼすため、リスクがあります。
ブログ初心者にとっては、ロングテールキーワードを狙うことが、もっとも適した戦略になります。
順位が低下しにくく、順位が下がったとしてもブログへの影響が少ないので、上位記事を量産することで、安定的にアクセスを集められます。
音声検索と相性が良い
どちらも具体的で詳細なフレーズで検索される
最近では、文字入力による検索だけでなく、音声を使って検索する読者が増えていますよね。
たとえば「東京駅から徒歩10分以内で泊まれるホテル」や「趣味で始めるプログラミング初心者向けの本」のように自然な言葉を用いて入力されることが多いです。
具体的で詳細なフレーズで質問されるため、より正確な検索結果を表示できます。
ロングテールキーワードも同様に、より具体的で長いフレーズを用いるため、音声検索と相性がいいです。
そのため、今後ますます重要性が高まるとされています。
つまり、ロングテールキーワードを用いて記事を作れば、より多くのアクセスを集めることにつながります。
このように、ロングテールキーワードは、検索上位を獲得しやすいうえに、記事も書きやすいので「スモール→ミドル→ビッグキーワード」の順に狙うとスムーズにアクセスを増やせます。
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ローグテールキーワードを狙うデメリット3つ
ではつぎに、ロングテールキーワードを狙うデメリットを3つ見てみましょう。
大量のアクセスを期待できない
- アクセスする読者が限られてしまう
- →複数の記事でアクセスを集めよう!
ロングテールキーワードは検索ボリュームが少ないため、ひとつの記事で大量のアクセスを集めるのはむずかしいです。
検索回数の少ないキーワードのため、アクセスする読者が限られてしまい、たとえ1位を獲得したとしても、ほんの少ししかアクセスを集められない可能性があります。
そのため、ロングテールキーワードを狙うときは、つぎの3つのポイントを押さえることが大切です。
1つの記事でアクセスを集めるのではなく、複数の記事でアクセスを集めるように心がけることがポイントです。
読者の役に立つ質の高い記事をたくさん作り、ブログ全体のアクセスを底上げすることに注力しましょう。
成果が出るまでに時間がかかる
- できるだけ多くの記事が必要になる
- →焦らずにコツコツと取り組むことが大切!
ロングテールキーワードを狙うと、1記事あたりのアクセス数が限られるため、成果が出るまでに時間がかかるデメリットがあります。
「複数の記事を書いてアクセスを集めること」「各記事の順位を上げること」が必要になるので、すぐに結果を出すことがむずかしいです。
しかし、ロングテールキーワードは、独自のニッチな分野でアクセスを集められるため、高い成果を期待できます。
焦らずにコツコツと取り組み、検索順位を上げることがアクセスを集める秘訣です。
似たような記事を作成してしまう
- サイト内に重複した記事が増える
- →読者の検索意図に合わせて記事を作ろう!
ロングテールキーワードを狙って多くの記事を作ると、似たような内容の記事が増えてしまいます。
同じサイト内に類似した記事や重複した記事があると、読者が役に立たないと感じる可能性があります。
また、検索エンジンにも重複した記事とみなされ、検索結果に適切に表示されないことがあり、注意が必要です。
異なる検索意図を持つキーワードであれば、同じような内容が存在しても問題ないので、読者の検索意図やニーズをよく理解して記事を作るように心がけましょう。
ロングテールキーワードの選び方6ステップ
では、ロングテールキーワードについて理解できたら、選び方の手順を6ステップに分けて見てみましょう。
ブログのジャンルを決める
興味を持てるジャンルを1つ決めよう!
はじめに、何について扱うのか、ブログのジャンルを決めましょう。
たとえば、旅行、ファッション、料理、美容、転職、副業、Webマーケティングなど、さまざまなジャンルがあります。
あなたが興味を持てる内容で、読者の役に立つジャンルを選ぶと、執筆しやすく長くブログ運営を続けられますよ。
テーマになるメインキーワードを決める
ブログの軸になるキーワードを決めよう!
ブログで扱うジャンルを決めたら、ブログの軸になるメインキーワードを決めましょう。
メインキーワードは、ブログのテーマになるキーワードです。
メインキーワードを決めることで、ブログに統一感が生まれ、ゴールや方向性を設定しやすくなります。
今回は具体例として「旅行」を扱うブログを想定して進めますね。
2語のキーワードを決める
メインテーマに関連する2語を決めよう!
メインキーワードを決めたら、それに関連する語句を2語選びます。
旅行ブログであれば「旅行 観光」や「旅行 国内」、美容ブログであれば「美容 スキンケア」や「美容 グッズ」などが思い浮かびますよね。
メインキーワードは単語1つであらわされるため、3語以上のロングテールキーワードを連想しにくいです。
そのため、2語以上のキーワードを選んで、少しずつロングテールキーワードに近づけると記事を作成しやすくなります。
キーワードを調べるときは、無料ツールのラッコキーワードを使うと簡単に調べられます。
下のように、検索窓に「旅行」を入力すると、たくさんのキーワードが表示されます。
表示されたキーワードのなかから、あなたのブログに適したキーワードを選びましょう。
今回は「旅行に役立つ情報を紹介する」ブログを目的に「旅行 国内」の2語をキーワードに選びます。
あなたも、興味を持てる知識や経験をもとに、2語のキーワードを選びましょう。
広告主がたくさんいるジャンルから選ぶ
広告主がたくさんいるジャンルからキーワードを選ぶ場合は、広告主のASPサイトから探します。
ブログ初心者におすすめの広告サイトは、つぎの5つです。
ASPサイトによって紹介できる商品・サービスが異なるので、上のような初心者向けのサイトから選ぶと記事を作りやすくなります。
ASPの登録の仕方や広告の貼り方を知りたい場合は、下の記事で解説していますのでご参考くださいね。
くわしく知りたい
アフィリエイト初心者におすすめのASP5選!ジャンル選びや貼り方まで
3語以上のキーワード候補を出す
候補になるロングテールキーワードをたくさん選びだそう!
2語のキーワードを決めたら、3語以上のロングテールキーワードに膨らませます。
選んだ2語を、ふたたびラッコキーワードに入力して、候補になるキーワードをたくさん抽出しましょう。
「旅行 国内」と入力すると、関連するキーワードがたくさん表示されます。
表示されたら、画面右上にある「全キーワードコピー(重複除去)」を選択し、つぎにGoogleのキーワードプランナーでキーワード候補をチェックします。
検索ボリュームを調べる
無料ツールを使って月間検索回数を調べよう!
続いて、候補に挙げたキーワードの検索ボリュームを調べ、記事にするロングテールキーワードを決めます。
ただし、検索回数が0のキーワードは、読まれない可能性があるので、少なくても50回以上の語句を選びましょう。
なお、キーワードプランナーを利用するときは、Googleアカウントが必要になるので、あらかじめ登録しておきましょう。
キーワードプランナーにアクセスしたら「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選択します。
先ほどコピーしたキーワードを貼り付けて「開始する」を押します。
記事にするキーワードを決定する
検索ボリューム1000未満のキーワードを選ぼう!
下のように、ロングテールキーワードの検索ボリュームが表示されます。
月間検索ボリューム「10〜1000」と表示された語句がロングテールキーワードです。
「ー」で表示された語句は、検索回数0のキーワードなので除きましょう。
「10〜100」または1000回未満の語句から、ブログに合ったキーワードを選び、次々と記事を作成します。
たとえば「旅行に役立つ情報を紹介する」ブログであれば「リラックス 旅行 国内」や「国内 旅行 便利グッズ」のようなキーワードはブログの目的と方向性が同じですよね。
このステップで、あなたもブログにふさわしいロングテールキーワードを選びましょう。
キーワードを選ぶ手順については、下の記事でくわしく解説していますので、あわせてご参考くださいね。
くわしく知りたい
SEOキーワードの選び方!手順・コツ・選定ツールの使い方【初心者向け】
では、ロングテールキーワードの選び方をマスターしたら、つぎはアクセスが着実に増える攻略法を見てみましょう。
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アクセスを着実に増やすキーワード4つの攻略法
初心者がアクセスを着実に増やす攻略法は、つぎの4つです。
上位を取りやすい「ロングテールキーワード」を狙う
攻略できるキーワードから検索上位を獲得しよう!
ロングテールキーワードは、上のメリットで挙げたように、検索意図が明確なので記事を書きやすいです。
アクセスを増やすコツは「攻略できるキーワードから獲得していき、少しずつWebサイトのパワーを強化させること」です。
記事を積みあげるうちに、一部のミドルキーワードの記事が上位表示されるようになり、その相乗効果により、すべての記事の検索順位が上がるようになります。
まずは、勝てるキーワードを確実に攻略することを目指しましょう。
競争率の低い「お宝キーワード」を狙う
検索回数が多くSEO難易度の低いキーワードを選ぼう!
初心者の方は、競争率の低い「お宝キーワード」を狙うことも非常におすすめです。
具体的には、検索回数が多く、SEO難易度の低いキーワードを選びます。
このような「お宝キーワード」を狙えば、一気にアクセスを増やせ、多くの読者を呼び込めます。
SEO難易度は「Ubersugest(ウーバーサジェスト)」を使って調べましょう。
「Ubersugest」は、キーワードごとに検索ボリューム(月間検索回数)やSEO難易度を調べられるツールです。
画面右側に「SD(SEO難易度)」が表示され、数値が高いほど難易度が高いことをあらわします。
つまり、競争が激しいことを意味します。
難易度ごとに色分けされて表示されるので「ライバルの少ないキーワード」を簡単に見つけられますよ。
「Ubersugest」は、1日3回まで無料で使えます。
「Ubersugest」の活用法は、下の記事で解説していますのでご参考くださいね。
くわしく知りたい
Ubersuggestの使い方!キーワードを調べる6つの手順
「ずらしキーワード」を狙う
検索ボリュームの値に対して競争率が低い
「ずらしキーワード」を狙うことも初心者の方におすすめの攻略法です。
キーワードを「ずらす」とは、読者の検索目的をイメージして、メインキーワードから離れたキーワードでアクセスを集めることです。
たとえば「転職 おすすめ」のキーワードは多くのライバルが狙っていますが「仕事 辞めたい」のキーワードであれば、検索ボリュームの割に競争率が低いので検索上位を獲得しやすいです。
そのため、初心者でも効率よくアクセスを見込めるというわけです。
ほかの具定例も見てみましょう
このように、ツールだけに頼らず、読者の気持ちを深く掘り下げれば、検索流入を簡単に獲得できる「ずらしキーワード」に出会えます。
ただし「ずらしキーワード」は検索ボリュームが低すぎることもあるので、思いついたときは、必ず「Ubersugest」で調べ、検索回数100以上のキーワードを選ぶようにしましょう。
「ずらしキーワード」の見つけ方は、下の記事をご参考くださいね。
くわしく知りたい
ずらしキーワードを簡単に見つける3つのテクニック【収益アップ】
サジェストキーワードを狙う
簡単に検索意図を把握できる
もっとも簡単な方法は、サジェストキーワードを狙うことです。
サジェストキーワードとは、Googleの検索窓に検索キーワードを入力したときに出てくる「候補になるキーワード」のことです。
検索窓のすぐ下に表示されます。
サジェストキーワードには、入力した検索キーワードと一緒に検索される語句が表示されるため、そのキーワードがどの言葉と一緒に検索されるのか、検索意図を知るヒントを得られます。
また、検索したときに一番下に表示される「他のキーワード」をチェックすることでも検索意図を把握できます。
「サジェストキーワード」と「他のキーワード」を見れば、簡単に検索意図を読み取れます。
なお、この「サジェストキーワード」をまとめて調べるツールが「ラッコキーワード」です。
「ラッコキーワード」は、検索回数は表示されませんが、関連するキーワードを一括で確認できるので重宝します。
さらに「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」といったQ&Aサイトも調べられるので、読者の生の声を直接聞けます。
サジェストキーワードの便利な活用法は、下の記事で解説していますのでご参考ください。
くわしく知りたい
サジェストキーワードとは?SEO対策の活用法や表示の仕組みを解説!
では、キーワードを選ぶときの注意点を見てみましょう。
初心者がキーワード選定で意識したい3つの注意点
初心者の方がキーワードを選ぶときに意識したい注意点は3つあります。
1つの記事でたくさんのキーワードを狙わない
キーワードをしぼって1つのテーマで書こう!
記事を書くときは、1つの記事でたくさんのキーワードを狙わないようにしましょう。
1つの記事にキーワードを詰め込み過ぎると、記事の内容がぼやけてしまい、伝えたいことが伝わらない記事になります。
つまり、1つの記事に1つのテーマにしぼるということです。
具体例を見てみましょう。
◆ 悪い例:たくさんのキーワードを狙う
「Webライターの始め方の手順と始める前に揃えておきたい必需品」
上の場合、1つの記事に「Webライターの始め方」と「始める前に揃えておきたい必需品」と2つのテーマが含まれています。
これでは、記事の主張が曖昧になり、一番届けたい読者に伝わらない可能性があります。
心に響く記事にするために、キーワードをしぼって改善しましょう。
◆ 良い例:キーワードをしぼった例
「Webライターの始め方!未経験から始める5つの手順」
「Webライターを始める前に揃えておきたい必需品5選」
テーマを分けて、1つの記事にキーワードをしぼったほうが、伝わりやすくなりますよね。
このように、多くのキーワードを狙うのではなく、1つのテーマにしぼって書きましょう。
キーワードごとに検索意図を深く掘り下げたほうが、読者が満足する記事に仕上がりますよ
似ているキーワードは1つの記事にまとめる
似ているキーワードは「見出し」や「本文」に織り交ぜよう!
ツールを使ってキーワードを調べると、似たようなキーワードが多く出てきます。
たとえば「評判」「口コミ」「レビュー」「評価」といった類似したキーワードです。
このような似ているキーワードは、1つの記事にまとめましょう。
なぜなら、それぞれのキーワードで記事を作ると、重複する記事が量産されるからです。
重複した記事は、読者や検索エンジンの混乱を招くだけでなく、何より膨大な記事を書くことになります。
そのため、狙うのであれば、見出しや本文に似ているキーワードを少しずつ混ぜるのがおすすめです。
Googleの検索エンジンは、同じ意味合いのキーワードもきちんと理解して問題なく表示するので、すべての類似キーワードを書く必要はありません。
タイトルの違う同じ内容の記事をいくつも作るよりも、ひとつの記事に力を注いだほうが効率的にアクセスを増やせます。
トレンドキーワードを狙わない
狙うなら「定着しそうなビッグなトレンド」だけにしよう!
ツールを使うと「トレンドキーワード」が出てくることもあります。
たとえば「テレビで話題になった商品」や「発売日の近い商品」などです。
これらのトレンドキーワードは、一時的に検索回数は増えますが、検索される期間が極端に短いため、数日から1か月で検索する人がいなくなります。
そのため、初心者の方は、狙わないようにしましょう。
その理由は、上位表示する前に流行が終わってしまうからです。
トレンドキーワードばかり狙うと、だれも読まない「資産性のない記事」が増えてしまいます。
もし狙うのであれば「これから定着しそうなビッグなトレンド」を狙いましょう。
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ロングテールキーワード選定におすすめのツール5選
最後に、ロングテールキーワードの調査におすすめの無料ツールを5つ見てみましょう。
Googleキーワードプランナー
ロングテールキーワードを選ぶときに活用したいツールは、Googleキーワードプランナーです。
キーワードプランナーは、Googleが無料で提供するツールで、キーワードの平均月間検索数や関連するキーワードを調べられます。
このツールを使えば、興味のある事柄や商品・サービスを入力して関連するキーワードや検索ボリュームを確認できます。
ただし、広告を出していない場合は「1000~1万」のように、大まかな検索ボリュームしか表示されないデメリットがあります。
Ubersugest
Ubersugest(ウーバーサジェスト)は、キーワードプランナーと同じく、キーワードの検索ボリュームを調べられるツールです。
ライバルサイトのキーワードを分析できたり、さまざまな関連キーワードを把握できたりと、キーワード選定をするときに重宝します。
検索ボリュームやSEO難易度も表示してくれるので、記事を作成するときの目安になります。
無料版では、1日3回までの使用制限があります。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、ひとつのキーワードに対して、関連するキーワードを一括で取得できるツールです。
検索窓にキーワードを入力するだけで、たくさんの関連する語句が表示されるので、初心者でも簡単に取得できます。
登録なしでも利用できますが、1日5回までの利用制限があります。
会員登録すると無料で制限なく検索できるので、数多くのキーワードを調べたい場合は、会員になるのがおすすめです。
Google検索
Google検索は、ロングテールキーワードを選ぶときにも活用できるツールです。
Googleの検索窓にキーワードを入力すると、自動的に関連するキーワードが表示されます。
また、検索結果ページの下部に表示される「関連ワード」も参考になります。
手軽にキーワードを調べられるため、初心者にも使いやすくおすすめのツールです。
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、どのようなキーワードで、読者がブログに訪れたかを調べられるツールです。
検索結果に表示された回数、クリックされた回数、クリック率を分析できるため、正確なアクセス数を把握できます。
Googleサーチコンソールで調査すると、思いもよらないキーワードでアクセスを集めていることを発見できます。
そのキーワードをもとに記事を作成、リライト(書き直し)すれば、需要のあるキーワードでアクセスを見込めます。
おさらい:ロングテールキーワードの選び方6ステップ
競争率の低いロングテールキーワードは、検索上位を獲得しやすく成約率も高いので、初心者でもSEO対策しやすいです。
ロングテールキーワードを狙えば、着実にアクセスを増やせるので、今回の内容をひとつでも取り入れて、多くの読者を呼び込みましょう。
また、アクセスを増やすには「E-E-A-T」を高めることも役立ちます。
下の記事では「E-E-A-T」のポイントや高める方法をわかりやすく解説していますので、あわせてご覧くださいね。
おしまいに
安定したアクセスを増やすなら、初心者の方は「ロングテール戦略」を狙うことが効果的です。
「ロングテール」とは、ネット通販で使われる業界用語で「人気商品の総売上」よりも「ニッチ商品の総売上」のほうが上回ることを意味します。
SEOでいえば「ビッグキーワードのアクセス」よりも「スモールキーワードのアクセス」のほうが上回ることを指します。
つまり「数人しか検索しないキーワード」のほうが、アクセスの大部分を占めるという意味です。
ぜひこの機会に「ロングテール戦略」を実行して、安定した集客・成約に結びつけましょう。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
それでは、ごきげんよう。
桜御前