きょうは、記事タイトルのつけ方について綴ってまいります。
- 「もっと上手なタイトルのつけ方ってあるのかな?」
- 「いつもなんとなく決めている…」
- 「興味を惹きつける読みたくなるタイトルにしたい!」
記事タイトルをつけるときに、このように感じる方は多いと思います。
実は、6つのポイントを押さえるだけで、初心者でも読まれる記事タイトルになります。
今回の日記では、思わずクリックしたくなる、読まれる記事タイトルのポイントとコツを解説します。
タイトルの重要性と読んでもらうためのポイント、実際にタイトルを考えるうえでの注意点もまとめていますので、ぜひ参考にして実践してみてください。
記事のタイトルは、そのサイトの顔であり、記事タイトルの善し悪しでアクセス数が大きく変わります。
「いつも記事を読まれない…」と悩んでいるあなたも、読みたくなる記事タイトルに改善できますので、ぜひお試しくださいね
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なぜ記事タイトルが重要なの?3つの理由
記事タイトルが重要な理由は、サイトのアクセス数や検索順位に大きく影響するからです。
Web上には、たくさんの情報があふれているので「あなたが知りたい情報はここにありますよ」と記事タイトルで読者にアピールしなければクリックしてもらえません。
そのためには、検索結果の上位に表示させて、魅力的なタイトルをつける必要があります。
検索順位に影響するから
記事タイトルは、Googleが検索順位を決めるための重要な指標のひとつです。
検索エンジンは、検索窓に入力したキーワードと記事のタイトルや中身が合致しているかを判断し、検索結果の順位を決めます。
そのため、適切なキーワードを含み、読者の検索する意図を反映した記事タイトルは、必然的に高い順位を獲得する可能性が高くなります。
検索結果の上位に表示されると、多くの人の目に触れるので、アクセスされる機会が増えますよね。
実際に、記事タイトルに適切なキーワードを入れて改善したところ、検索順位が上昇した例は数多く見られており、確実性はとても高いです。
また、SEOの専門家からも、記事タイトルを最適にすることが検索順位の向上に影響をあたえるとしめされています。
Google の検索結果において、タイトルは重要な位置を占めています。
タイトルは一行目に表示され、検索をした人はそのタイトルをクリックしてそれぞれのページにたどり着きます。
そのため、そのページが何を表しているか一目でわかるように、具体的でわかりやすいタイトル(およびスニペット用にメタ ディスクリプション)を付けることをウェブマスターの皆様には常々お勧めしてきました。
つまり、記事の内容を簡潔にあらわした記事タイトルをつけることで、検索エンジンに記事の内容を的確に把握させることができ、検索上位を獲得できるというわけです。
クリック率に左右するから
記事タイトルは、検索したあとのクリック率に大きな影響をあたえます。
検索結果の画面には、一度に多くの記事が表示されますが、すべての記事が順番に読まれるわけではありません。
ほとんどの人が、タイトルや説明文などの情報をもとにして、興味を引かれた記事をクリックしたり、検索意図に合致する記事を選んだりして読む傾向にあります。
そのため、記事タイトルは、その記事がクリックされるかどうかに大きく影響をあたえる重要な要素になります。
魅力的で興味を引くタイトルほど、読者の目に留まりやすく、周りの記事に埋もれずに目立つことができます。
反対に、退屈で具体性のないタイトルをつけてしまうと、スルーされる可能性があります。
つまり、魅力的な記事タイトルをつけることができれば、上位記事よりもクリックされる回数が多くなり、タイトル次第で、下位記事が上位記事を逆転することもあり得るというわけです。
SNSの拡散に重要だから
このことは、検索画面に限ったことではありません。
SNSのタイムラインやニュース一覧など、読者の目に触れるほとんどの記事で同じことが言えます。
つまり、検索結果に表示された記事でも、SNSでシェアされた記事でも、読んで欲しい人に読まれるかどうかは、記事タイトルで決まるということです。
魅力的な記事タイトルは、読者にとって情報の価値をしめす指標になります。
たとえ中身が役に立つ内容であっても、興味を惹きつけるタイトルでなければ、読者の目に留まらずに見過ごされてしまいます。
とくに、SNSの場合は、シェアされるときの第一印象に、記事タイトルが大きく関わります。
記事タイトルを工夫していれば、ほかのユーザーが自発的にシェアしてくれる可能性が高まり、その結果、記事の露出度が増え、読者の数が跳ね上がることもあります。
より多くの読者に記事を読んでもらうためにも、魅力的な記事タイトルをつけることが大切です。
読まれる記事タイトルの作り方5ステップ
「読者の興味を引く魅力的な記事タイトル」と言われても、何をどのようにしたらいいか迷いますよね。
そこで、記事タイトルの作り方を5つの手順にして紹介します。
作り方がわかれば、適切なタイトル案を思い浮かべることができ、多くの読者を惹きつけることができますよ。
読者の人物像を決める
読者の属性や特徴をくわしく決めよう!
はじめに、読んでもらいたい読者の人物像を明確にします。
人物像を明確にするときは、年代や性別、職種や趣味、生活スタイルなどを細かく設定します。
読者によって、物事の捉え方や必要とする情報が異なるため、詳細に決めることで、読者に合ったアプローチや言葉選びが可能になり、検索目的を満たすタイトルをつけることができます。
たとえば、若い人たちに向けた記事であれば、カジュアルな言葉遣いや流行りに合わせたキーワードを使うと効果的です。
一方で、ビジネスに関係する記事であれば、堅い表現を取り入れたタイトルにすることが望ましいです。
人物像が決まっていない状況では、どのような読者に何を伝えたいのかが見えてきません。
だれに伝えたくて記事を書くのか、まずは、読者の年代、性別、職種、趣味、興味関心など、読者の属性や特徴を詳細に決めましょう。
読者の人物像を設定したら、つぎは、読者の興味関心や悩みを把握します。
読者の人物像を設定する方法を知りたい場合は、下の記事で解説していますのでご参考くださいね。
くわしく知りたい
【Webライティングのペルソナ設定の方法】意味と作り方を丁寧に解説
伝えたい内容を明確にする
1つの記事に1つのテーマを持つ内容にしよう!
読者の人物像を決めたら、つぎに伝えたいメッセージや主題を明確にします。
主題を明確にすると、記事の焦点がしぼられ、読者の求めている情報を的確に提供できます。
たとえば、悩みを解決する記事を書くのであれば、具体的な解決策や製品の活用法をしめすと、読者の興味を引くことができます。
頭にすんなり入る理解しやすい記事になるので、1つの記事に明確なテーマを1つ決めて、的をしぼった内容を心がけましょう。
あれもこれもと詰め込むと、理解するのがむずかしくなったり、メッセージが曖昧になったりします。
もし、ほかに伝えたいことがあれば、別の記事へ関連記事としてまとめ、リンクでつなげることも有効です。
読者が興味を持ったあとに関連する内容を深堀りできるので、さらなる理解を得る効果があります。
読者がわかりやすく伝わりやすい記事にすることが、アクセスアップにつながる秘訣です。
読者の検索する目的を正しく把握して、伝える内容を明確にしぼった記事にしましょう。
キーワードを選定する
「主軸キーワード」と「関連キーワード」を決めよう!
伝えたい読者と内容を明確にしたら、どの語句を使うのか、検索キーワードを選定します。
伝えたい事柄のメインになる「主軸キーワード」とそれに結びつく「関連キーワード」を決めていきましょう。
Webライターについて記事を書くのであれば「Webライタ」を主軸キーワードに設定し「Webライタ」に関連する内容を考えて、たとえば「始め方」や「スキルアップ」の関連キーワードを決めます。
関連キーワードには、記事の内容を補完し、よりくわしい情報を提供する役割があります。
無理に関係のないキーワードを入れてしまうと、記事の統一性が損なわれるので、読者の求める情報に結びつきのあるキーワードを選ぶようにすること重要です。
また、不自然にキーワードが続くと読みにくくなるため、使い過ぎには注意が必要です。
キーワードを選定するときは、適切なキーワードを選び、バランスよく配置するようにしましょう。
キーワードの選び方をもっと知りたい場合は、下の記事をご参考くださいね。
くわしく知りたい
SEOキーワードの選び方!手順・コツ・選定ツールの使い方【初心者向け】
読者のニーズを分析する
検索結果の上位の記事や類似した記事を分析しよう!
記事タイトルを作るときには、読者のニーズを理解し、適切なキーワードを選択することが重要です。
検索結果の上位の記事を分析したり、似たような記事を調査したりすることで、読者がどのようなキーワードを好むのか、どんな情報を求めているのかを把握できます。
同じ単語を使っていても、想定する読者が異なる場合もあるので、記事の趣旨が明確に伝わるように注意して分析する必要があります。
人気のある言葉を並べれば、クリックしてもらえるわけではない点が、記事タイトルのむずかしいところです。
タイトルは記事の顔とも言える重要な要素であり、読者にアピールする最初のステップです。
読者のニーズを考慮しながら、興味を引く記事タイトルを作成することで、より多くの読者にアプローチできます。
読者の検索意図を把握する方法は、下の記事で解説していますのでご参考くださいね。
くわしく知りたい
検索意図とは?SEOでの重要性・調べ方・活用法を徹底解説!
記事タイトルを作成する
記事の内容を端的にあらわす一文を作ろう!
読者ニーズを分析するステップまで終えたら、いよいよ記事タイトルを作成します。
読者像や記事の方向性が決まれば、タイトルを作成することは、それほどむずかしくありません。
伝えたいメッセージと読者の求める情報を組み合わせて、記事の内容を端的にあらわす一文を作りましょう。
「Webライター」についての記事であれば、下のような記事タイトルを挙げられます。
わかりにくく矛盾しているタイトルは、敬遠されてしまいます。
ひと目見ただけで記事の内容がわかるよう焦点を明確にして、わかりやすい記事タイトルを目指しましょう。
それでは、記事タイトルのつけ方のポイントを見てみましょう。
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記事タイトルのつけ方6つのポイント
はじめに、初心者でも読まれる記事タイトルになる基本ポイントを6つ紹介します。
重要な基本ポイントなので、まずは、上の6つを押さえましょう。
検索キーワードを入れる
- タイトルの前半に検索キーワードを入れよう!
- ひと目で記事の内容を理解できる一文にしよう!
もっとも重要なポイントは、記事タイトルに検索キーワードを入れることです。
読者に「これは自分の求めている記事だ」と一瞬で感じてもらうには、目立つ位置に検索キーワードを入れることが大切です。
とくに、タイトルの前半に検索キーワードを入れると、読者にはやく「問題を解決できる」ことを伝えられます。
今回の記事タイトルを見てみましょう。
◆ 検索キーワード 初心者・記事タイトル・つけ方 ◆ 記事タイトル(33文字) 「初心者でも読まれる記事タイトルのつけ方!6つのポイントと12のコツ」
上のように、前半に検索キーワードを入れていますよね。
さらに、記事タイトルのつけ方に悩む初心者に向けての内容であり、問題を解決するための記事であると理解できます。
このように、記事タイトルの目立つところに検索キーワードを入れて、ひと目で記事の内容を理解できる一文にするとクリックされやすくなります。
正しいキーワードの入れ方は、下の記事でくわしく解説しています。
SEOに強い記事タイトルになりますので、あわせてご参考くださいね。
くわしく知りたい
SEOに強いタイトルのつけ方9つのコツ!文字数や注意点を解説
読者をしぼり込む
- だれに役立つ記事なのかを伝えよう!
- 読者の用いる言葉を使おう!
読者をしぼり込むとは、だれに向けた記事なのか、伝える読者の範囲をしぼるという意味です。
その記事は、初心者向けの記事なのか?上級者向けの記事なのか?特定の範囲にしぼり込み、どのような読者に役立つ記事なのかを明らかにしましょう。
対象となる読者が見たときに「自分に関係する記事かもしれない」とすぐに判断できます。
ポイントは、その読者が普段使う言葉を入れることです。
親しみやすさを感じやすく、距離を縮める効果があります。
実際に例文を見てみましょう。
・「初心者Webライター必見」 ・「ワーママおすすめ」 (ワーママ:働くお母さん) ・「今すぐポイ活上手になりたい人」 (ポイ活:ポイント生活)
読者の使う言葉を入れると「同じことに関心があるんだ」と感じてもらえます。
読んでもらいたい読者の言葉を用いて、仲間意識を持たせて親近感をあたえましょう。
読者の知識やスキルにあわせた記事タイトルにすると、より一層興味を持たせることができますよ。
読者の疑問に応える
- 問題を解決できる記事であることを伝えよう!
- 例「~の方法」「~の効果」「~のコツ」
読者の疑問に応える記事タイトルにすることも、読まれる記事にするための重要なポイントです。
読者が検索して記事を読むのは、問題を解決したいためです。
悩みを抱えている読者に「この記事はあなたの疑問に応えられますよ」としめすことで、役に立つ記事であることをしめせます。
「~の方法」「~の効果」「~のコツ」といった言葉を使って、どのように役立つのかを具体的に伝えましょう。
大げさな表現をしない
記事タイトルを最後につけよう!
記事の内容よりも大げさなタイトルをつけないようにしましょう。
そのために、意識することは2つです。
内容と一致していない記事タイトルは、読者の信頼を失います。
信頼を損なわないためには、記事を書いた最後にタイトルをつけることです。
記事を書きあげた後は、内容をもっとも理解した状態なので重要な要点を把握しています。
それにより、内容と一致したタイトルが自然と思い浮かびあがり、記事との不一致を防げます。
さらには、理解した状態なので、利益をわかりやすく伝える言葉も自然と浮かびます。
読者の期待を裏切らないためにも、記事タイトルは最後につけるのがおすすめです。
32文字以内におさめる
不要な言葉を省いて簡潔な一文にしよう!
記事タイトルは、32文字程度におさめるとクリックされやすくなります。
32文字以内におさめる理由は、検索結果に表示される文字数が32文字だからです。
また、タイトルが文字数におさまっているので、簡潔な一文になり、記事の内容が伝わりやすくなります。
そのため、32文字以内にまとまるよう、不要な言葉を省いて、重要な情報のみを伝える記事タイトルにしましょう。
決まり文句を使う
目を引く言葉を用いて強く惹きつけよう!
記事タイトルに決まり文句のような、よく見かけるフレーズを入れると効果的です。
決まり文句を使うと、強く惹きつける記事タイトルになります。
ポイントは3つあります。
具体例を見てみましょう。
◆ 目をひく言葉を使う 発見・必見・究極の・圧倒的・全て公開します ◆ 数字を入れる 3ステップ・2つの裏技・たった1日で・10倍高める方法 ◆ 「簡単」であることを伝える 簡単・無料・時短・誰でも・シンプル・いつでも・効果的に・初めてでも安心
日常生活で「決まり文句」を見つけたら、すぐに使えるように書きとめておくことも有効な方法ですよ。
ここまでで6つのポイントを紹介しましたが、これらは記事タイトルをつけるときの基本の考えです。
6つのポイントを理解できたら、つぎは、初心者でも簡単にできる12のコツを見てみましょう。
記事タイトルのつけ方12のコツ
記事タイトルのつけ方を、2つのコツに分けて紹介します。
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簡単に魅力的にできる記事タイトル5つのコツ
はじめに、すぐに実践できるコツを見てみましょう。
力強い言葉を入れる
力強い言葉を入れると、惹きつける力は圧倒的に高まります。
具体例を見てみましょう。
・Webライターが喜ぶ記事3選
・必ずWebライターが喜ぶ記事3選
どちらのタイトルに惹きつけられますか?
後者のほうに興味を惹きつけられますよね。
つぎのような力強い言葉を記事タイトルに入れると効果的です。
絶対 | 効果的 |
必須 | 圧倒的 |
必見 | 究極の |
快適 | ~過ぎる |
秘訣 | 間違いなく |
新常識 | 秘密を大公開 |
視線を釘づけにするインパクトのある言葉を入れましょう。
数字を入れる
数字を入れると具体性が増して、信ぴょう性が高まります。
数字を用いた言葉はつぎのとおりです。
3選 | 3つのポイント |
3条件 | 1つのこと |
3分で | 1つの工夫 |
3行で | たった1日で |
30日間で | トップ1%が |
3つの方法 | 2つの違い |
3つの理由 | 2つの共通点 |
3つの要素 | 7つの習慣 |
3つの裏技 | 7つの法則 |
3つの手順 | 180度変える |
3ステップ | 10倍高める方法 |
数字の効果は絶大なので、多くの読者の目に留まるようにしたいのであれば、意識して記事タイトルに数字を入れましょう。
わたしもクリック率やアクセス数をアップしたいときは、数字を入れるように意識していますよ
簡単にできることを伝える
「簡単」「シンプル」「わかりやすい」という意味の言葉を入れて、簡単にできることを伝えましょう。
ハードルの低さを伝えることで、読者の抵抗感をなくして「私にもできそうかも!」と感じさせることができます。
具体例を見てみましょう。
・朝食前に食べるだけで~ ・毎日深呼吸するだけでみるみるうちに~
上のように「簡単そうだから試してみようかな」と思える内容にすると、読者のワクワクする気持ちを呼びおこし、動機づけを刺激できます。
「簡単にできる」言葉はつぎのとおりです。
無料 | これだけ |
簡単 | 迷わない |
時短 | 意外と簡単 |
誰でも | 初めてでも安心 |
すぐに | わかる~ |
お手軽 | できる~ |
シンプル | わかりやすい~ |
いつでも | 5分でわかる~ |
おすすめ | 基礎から学ぶ~ |
網羅する言葉を入れる
網羅する言葉を記事タイトルに入れると、読者に満足感をあたえます。
読者は「この記事さえ読めばすべてを解決できる!」「知りたいことがすべて書かれているんだ!」と感じて安心できます。
網羅する言葉はつぎのとおりです。
~まとめ | 全10種~ |
~一覧 | ~を完全網羅 |
完全版~ | ~の全てを公開 |
まとめ記事や比較する記事を書いたときは、網羅する言葉を入れて、すべてを解決できる内容であることを伝えましょう。
心の声を代弁する
記事タイトルに、心の声を言葉にあらわして伝えましょう。
あえて口には出さないけれど、普段心の中で思っていることを目の前に出されると、読者は確実に釘づけになります。
心の声を代弁した具体例を見てみましょう。
・マジ書けない ・営業辞めたい ・仕事に行きたくない ・喜ばれるサプライズをしたい!
心の声は、話し言葉のように思い浮かべると出やすくなります。
読者の共感を呼ぶ伝わりやすい記事タイトルになるので、効果的に入れましょう。
では、残りの「心を響かせるコツ7つ」紹介します。
心を響かせる記事タイトル7つのコツ
心を響かせるコツはつぎの7つです。
記事タイトルをつけることに慣れてきたら、上の7つのコツもどんどん取り入れましょう。
読み手を明らかにする
記事タイトルをつけるときに、だれに向けた記事なのか、読み手をはっきりと言葉にして伝えると心に響きます。
なぜなら、特定の読者に直接訴えることで「私のこと?」と目線を集中させることができるからです。
読み手を明らかにする具定例はつぎのとおりです。
・初心者Webライター必見 ・30代働く女子におすすめ ・副業を始めたい人のための ・セミナー講師のための集客術
読み手を特定すればするほど、意識を集中させることができます。
万人に向けた内容は、だれの心にも届かず「自分には関係ないや」と感じさてしまいます。
だれに伝えたいのかを記事タイトルに入れて、読み手に明確に伝えましょう。
利益を伝える
記事タイトルの中に、読者の利益を端的に伝えることも有効です。
「この記事を読めば自分の問題は解決できるのか?」
読者は、この問いにもっとも応えてくれる記事を選びます。
そのため、わかりやすく伝わる利益を入れましょう。
・転職の面接に受かる ・あなたを魅力的に変える ・テレビや雑誌の取材が来る ・粉吹き肌がもちもち肌に改善できる
上のように「キーワード+解決策」の言葉にすると、要点の詰まった利益がひと目でわかる内容になります。
未来の姿を簡単にイメージできるような伝わりやすいメリットを入れましょう。
書き手を明らかにする
記事タイトルで「あなたはどのような人物なのか?」書き手を明らかにしましょう。
書き手を明らかにした記事タイトルは、記事の価値が上がり、読まれやすくなります。
理由は、書き手の情報を明らかにすることで記事の信ぴょう性が高まるからです。
具体例を見てみましょう。
・元雑誌記者が教える ・現役合格した東大生が教える ・写真家が語る世界遺産の魅力 ・外資系営業マンによる成功する〇〇
「この記事を書いた自分はその情報にくわしい人物ですよ」とあなたの活動している実績や肩書を伝えることで、記事の価値は圧倒的に高まり、読者の興味を引き寄せます。
疑問文で終わらせる
記事タイトルを疑問で終わらせると、読まれる確率が高くなります。
疑問文で終わると続きが気になるため、より一層、読者の興味が湧きます。
疑問で終わる言葉はつぎのとおりです。
・~とは? ・~は大丈夫? ・~ではない!? ・なぜ~なのか? ・~してみませんか? ・どうして成功(失敗)するのか?
「?」で終わると、わからないことを解決したいという心理がはたらき、強く搔きたてられます。
効果的に「?」をつけて一気に本文に誘い込みましょう。
身近な人に伝える
身近な人に伝えるつもりでつけると、伝わりやすい記事タイトルになります。
具体例を見てみましょう。
・あなたはどう? ・ズボラさん必見! ・あなたはまだ悩んでいるの? ・お母さんに教えてあげたい~
両親や友達のような親しい方に「あぁ!いいね」と言わせたいなと思い浮かべながら考えると、人間味あふれる記事タイトルになりますよ。
意外性を伝える
記事タイトルで意外性を伝えると、読者の注意を引くことができます。
意外性のある言葉はつぎのとおりです。
・中卒でも1億円 ・頑張らない集客術 ・叱らない子育て ・完璧主義をやめるだけ
上のように、常識をくつがえすような言葉を用いると「これはどういう意味だろう?」と疑問を抱かせることができます。
「当たり前の内容とは違うことが書かれている!」と感じさせて読者の心を掴みましょう。
具体的に伝える
記事タイトルで具体的な内容を伝えましょう
具体的とは「どのようなときに必要な記事」で「何を得られるのか」を明確にしめすということです。
記事の内容を明確に伝えると、読者の「読みたい!」気持ちを刺激できます。
例文で確認してみましょう。
おすすめのブログの書き方 ⇩ 芸人のためのブログの書き方 ⇩ 駆け出し芸人のための1日でファンが集まるブログの書き方
くわしい内容になればなるほど、読みたい気持ちが高まりませんか?
読者の現実に寄りそい、エピソードが思い浮かぶほどに状況を明らかにして「読みたい!」気持ちを膨らませましょう。
では、記事タイトルをつけるときに、もっとも意識すべき大切なことを2つ見てみましょう。
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記事タイトルで意識すべき大切なこと3つ
記事タイトルは、記事全体の顔ともいうべき、もっとも重要なところです。
あなたの記事が読まれるかどうかは、すべて読者の興味によって左右されます。
読者の興味を惹きつけるために、つぎの3つのことを心がけましょう。
タイトルのみで内容を理解できること
読者は、記事タイトルのみでその先を読むかどうかを判断します。
読者の目に留まり「知りたい情報はこの記事にありそうだ!」と感じてもらえらば、その先を読んでもらえます。
その反対に、タイトルが記事の内容をあらわしていなければ、伝えたい読者に読んでもらえないことになりますよね。
届けたい読者に気づいてもらうめにも、内容をすぐに理解できる記事タイトルにしましょう。
インパクトの強いタイトルにすること
インパクトの強いタイトルは、読者に興味深い情報を伝えるだけでなく、その記事を読む価値があるという印象をあたえて、高い関心を抱かせることができます。
「これは僕の求めている記事だ!」「私の悩みを解決してくれそう!」と記事に対する期待を高め、読みたい気持ちを膨らませる効果があります。
ただし、タイトルが記事の内容を反映していることが重要です。
誤解を招くタイトルをつけると、読者ががっかりする恐れがあり、信頼が損なわれることになります。
記事タイトルをつけるときは、読者の関心を引きつつも、正確性と信頼性を保証することが大切です。
工夫を凝らしながらも、記事の内容を正しく反映するタイトルを心がけましょう。
記事の中身と一致するタイトルにすること
記事のタイトルと中身が一致しないような大げさな表現や、過度なキーワードの使用は、避けるようにしましょう。
読者が記事タイトルに興味を持ってアクセスするのは、求める情報を得るためです。
タイトルと実際の内容が異なると、読みに訪れた読者は不満を持ち、記事から離れてしまいます。
意図しない記事を読むことになり、ふたたび情報を見つけるために、余分な手間をかけさせてしまいますよね。
これは、読者からの信頼や満足度を損なう原因につながります。
タイトルにキーワードを適切に盛り込み、記事の内容と一致させることで、読者の興味と信頼を得られます。
記事タイトルと中身が食い違うような記述を避け、読者の読みたい情報を的確に提供しましょう。
記事タイトルを作るときに役立つ無料ツール4選
記事タイトルを作るときに役立つ無料ツールを4つ紹介します。
ツールを使えば、記事タイトルに使えるキーワードを簡単に選べます。
適切な「関連キーワード」が思い浮かばないときに活用すると役立ちますよ。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、ひとつのキーワードに対して、関連するキーワードを一括で取得できるツールです。
検索窓にキーワードを入力するだけで、たくさんの関連する語句が表示されるので、初心者でも簡単に取得できます。
さらに「教えて!goo」や「Yahoo!知恵袋」などのQ&Aサイトを表示したり、関連記事やニュースを確認したりすることも可能です。
これらの機能を活用すれば、キーワードを見つけたりトレンドを調査したりとタイトルづくりが捗るでしょう。
登録なしでも利用できますが、1日5回までの利用制限があります。
会員登録すると無料で制限なく検索できるので、数多くのキーワードを調べたい場合は、会員になるのがおすすめです。
Google検索
Google検索は、キーワードを選ぶときにも活用できるツールです。
Googleの検索窓にキーワードを入力すると、関連するキーワードが自動的に表示されます。
また、検索結果ページの下部に表示される「関連ワード」も参考になります。
検索ボリュームや推移などの細かいデータは集められませんが、どのようなキーワードを入力して検索しているのか、読者の検索意図や興味関心を把握するときに役立ちます。
手軽にキーワードを調べられるため、初心者にも使いやすくおすすめです。
Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーもキーワードを選ぶときに活用したいツールです。
キーワードプランナーは、Googleが無料で提供するツールで、キーワードの平均月間検索数や関連するキーワードを調べるときに役立ちます。
このツールを使えば、興味のある事柄や商品サービスを入力して、関連するキーワードや検索ボリュームを確認できます。
そのため、検索数が多く、競争の少ないキーワードを見つけて記事を作成できます。
ただし、広告を出していない場合は「1000~1万」のように、大まかな検索ボリュームしか表示されないデメリットがあります。
Ubersugest
Ubersugest(ウーバーサジェスト)は、キーワードプランナーと同じく、キーワードの検索ボリュームを調べられるツールです。
ライバルサイトのキーワードを分析できたり、さまざまな関連キーワードを把握できたりと、キーワード選定をするときに重宝します。
検索ボリュームやSEO難易度も表示してくれるので、記事を作成するときの目安になります。
無料版では、1日3回までの使用制限があります。
タイトルづくりに役立つ本3冊
最後に、記事タイトルをつけるときに役立つおすすめの本を3冊紹介しますね。
キャッチコピーとは、短く鋭い言葉で魅力を伝える宣伝文句のことです。
紹介した12のコツもキャッチコピーのテクニックを使用しています。
本のテクニックを上手に活用し、読まれる記事タイトルに役立てましょう。
キャッチコピー力の基本
「キャッチコピー力の基本」は、短い言葉で注意を引く方法・思わず読みたいと思わせる方法を77のテクニックから学べる本です。
豊富な具体例から的確な短い言葉を学べるので「いつも同じ言い回しだな」と感じるときにおすすめです。
「ありきたりなキャッチコピー」と「改善案のキャッチコピー」を用いてわかりやすく解説されているので、言葉の違いで印象が変わることを見た目にも理解できますよ。
知識のない初心者が「どうしたらインパクトあるタイトルや見出しをつけられるか?」と悩んだときに疑問に応えてくれる一冊です。
ポチらせる文章術
「ポチらせる文章術」は「うわ!気になる!読んでみたい」と読者の目を引くメッセージをつくれる本です。
「あとがき」にあるとおり、専門書50冊分の知識が詰まった内容を図やイラスト、「いろはちゃん」との会話形式からわかりやすく学べます。
読者がどのような言葉に興味を持つのか、自分の言葉には何が欠けているのかを知ることができる一冊です。
売れるコピーライティング単語帖
「売れるコピーライティング単語帖」は、PASONAの法則で有名な日本一のマーケティング実力者・神田昌典氏によって書かれた本です。
目を引く強い言葉667語・例文2000フレーズが紹介されているので、場面や内容にあわせた言葉が必ず見つかります。
あなたがPASONAの法則を知っているなら、力強い言葉で読者の「読みた!」感情を強く刺激できます。
PASONAの法則を知らなくても、力強いキャッチコピーをつくれますが、本の内容を深く理解したい場合は、下の記事を参考にしたあとにお読みくださいね。
さらに深く「力強い言葉」の効力を落としこめますよ。
くわしく知りたい
【新PASONAの法則】人を動かす最強の伝え方!セールスライティング
また、読者の注意を一発で掴む方法を知りたい場合は、下の本も参考になります。
くわしく知りたい
キャッチコピーおすすめの本8選!読者の注意を一発で掴む方法
おさらい:記事タイトルのつけ方6つのポイント・12のコツ
記事タイトルは、その先行きを左右する顔ともいうべき重要な要素です。
6つの基本を押さえて、興味を惹きつける記事タイトルにしましょう。
文章を書きあげた最後に記事タイトルをつけると、記事の内容と一致した文章をつけられますよ。
上のコツは、どれもすぐに実践できる内容です。
ひとつでも多く取り入れて、あなたの記事の魅力を伝えましょう。
また、興味を惹きつける記事タイトルにするには、コピーライティングの法則を知ることも役立ちます。
コピーライティングを用いた記事タイトルのつけ方は、下の記事で解説していますので、あわせてご覧くださいね。
おしまいに
記事タイトルに数字を入れることは、本当に絶大な効果を得られます。
初心者の方は、記事タイトルに数字を入れことから始めましょう。
統計的に見ても、必ず良い効果を得られると実証されているのでおすすめですよ。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
それでは、ごきげんよう。
桜御前