きょうは、検索意図の意味や調べ方について綴ってまいります。
検索意図とは、検索する人の目的のことです。
キーワードで検索するにいたった検索者の悩み・問題・欲求を指します。
いきなり「検索意図」という言葉を耳にしてもピンとこないですよね。
しかし、検索意図を知ることは、記事を執筆するうえで大切な要素です。
なぜなら、検索意図を把握しなければ、検索する人を満足させる記事を書けないからです。
そこで今回の日記では、検索意図の意味や種類、調べ方について初心者にもわかりやすく解説します。
検索意図について理解すると、読者の知りたい情報を的確に捉え、要望を満たす記事を書けるようになります。
読者満足度の高い記事を届けるためにも、ぜひ一緒に学びましょう。
何を伝えればいいのか、盛り込むべき内容も把握できるので、読者に寄りそった記事を提供できますよ
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検索意図とは?検索する目的のこと
検索意図とは、検索窓に語句を入れて検索するときの読者の目的のことです。
検索キーワードを入力する人の背後にあるニーズ、つまりその人の抱える悩み・問題・欲求をあらわします。
たとえば「オムライス 作り方」と検索する人の意図を考えてみましょう。
オムライスの作り方を知りたくて情報を探していることは、すぐにイメージできますよね。
しかし、これだけでは表面的なニーズに過ぎません。
「オムライス 作り方」で検索する人は、ただ単にオムライスを作ることができれば良いわけではありません。
オムライスを作ることに加えて「おすすめの食材を買えるお店を知りたい」「ふわふわに包むコツを知りたい」「余ったチキンライスのアレンジレシピを知りたい!」など、表には見えない潜在的なニーズを持っています。
このように、検索するひとの表面的なニーズの奥に隠れた潜在的なニーズまでをひっくるめて「検索意図」といいます。
そのため、記事を書くときは「何について知りたくて検索したのか?」「それを知ってどうしたいのか?」と検索する人の気持ちを深く掘り下げて、隠れた欲求までを捉えることが重要です。
SEOにおける検索意図の重要性
なぜSEOにおいて、検索意図が重要なのかというと、検索意図を把握することで、読者の本当の欲求を満たすことができ、満足度を高める記事を届けられるからです。
読者の身になって深い要望まで察知できれば、その人が真に求めている情報を的確に提供できますよね。
たとえば、2人の友だちに、おいしいオムライスの作り方を尋ねたとしましょう。
Aさんはレシピを教えてくれました。
一方、Bさんはレシピだけでなく、おすすめの食材を手に入れる方法も教えてくれました。
あなたは、AさんよりもBさんのほうに大きな感謝を抱きませんか?
これを記事に置きかえてみましょう。
キーワード「オムライス 作り方」で検索した人に、Aの記事はレシピのみを紹介し、Bの記事はレシピに加えて、おすすめの食材を購入できるお店も紹介していることになります。
この場合、読者の本当に満足する記事を届けているのはBの記事であり、Bの記事は知りたい情報を的確に捉え、要望を満たしていると言えます。
SEOの観点からみても当然、Bの記事のほうが検索する人の役に立つとみなされ、検索結果の上位に表示される可能性が高まります。
このように、検索する人が入力したキーワードに最適な解答を提供するだけでなく、隠れた欲求をも満たす記事を書ければ、読者からの信頼が高まり、結果的にSEO対策にも良い影響をあたえることができます。
では今度は、表面的なニーズと潜在的なニーズについてくわしく見てみましょう。
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顕在意識と潜在意識の検索意図
検索意図に応えるには「顕在意識」と「潜在意識」の検索意図を理解すると、読者のニーズを的確に捉えられます。
下の2つの例から「顕在意識」と「潜在意識」の違いを見てみましょう。
「2月 京都 天気」の検索意図
顕在意識の検索意図とは、顕在意識のもとで検索する目的のことです。
検索キーワードから想像しやすく、はっきりと言葉にしやすいことが特徴です。
たとえば「2月 京都 天気」で検索する読者の気持ちをイメージしてみましょう。
この検索キーワードから、検索する目的は「京都の2月の天気を知りたいんだな」と想像できますよね。
さらに、読者の目的を満たすために、検索意図を深く掘りさげて、潜在意識の目的を見つけてみます。
潜在意識の検索意図とは、検索キーワードとして語句にあらわれていない、読者の心の中にある目的のことです。
先ほどの「2月 京都 天気」で検索する場合を考えると、顕在意識もとでは「京都の2月の天気を知りたい」という目的でした。
ですが、潜在意識まで焦点を当てると「傘を持っていくべきか知りたい」といった本当の目的を持っていることをイメージできます。
このように、検索キーワードだけを見ると「京都の2月の天気を知りたいんだな」と想像してしまい、京都の2月の気温や天気のみの情報を書いてしまいがちです。
しかし、状況に寄りそって深く掘り下げると「2月に京都へ行くときの荷物の準備をするのかな」という答えを導くことができます。
その場合「このような服装が良いですよ」と加えるだけで、本当の目的に応える情報を提示でき、検索した読者の目的を満たすことができます。
すると、つぎのような情報を盛り込んだ記事を書けます。
・2月の気温と気候はどれくらい? ・2月におすすめの服装と持ち物 ・2月の京都におすすめ観光スポットとプラン3選
実際に「2月 京都 天気」で検索してみると、下の記事が検索上位に出てきます。
◆ 検索上位の記事のタイトル 「京都の冬(12月・1月・2月)の天気と服装まとめ【北部と南部で違う】」 「2月の京都の気温は?旅行におすすめの服装と持ち物を紹介!」 「【大阪・京都】12~2月の冬観光に役立つ月別ガイド!気温や天気に合う服装は?」 「京都・舞鶴など2月の気温・天気!観光の服装はライトアップイベントも暖かくこんなスタイルで♪」 「2月は京都府へ旅行!気温や服装、観光におすすめなスポットは?」
上のように「京都の旅行におすすめの服と持ち物」「京都の気温やイベントに合う服装」など、隠れた欲求を含めて満たしている記事が上位に表示されていることがわかります。
逆に考えると、これらの情報を盛り込まないと検索結果にも掲載されず、読者の目にも触れないということになります。
それだけ、潜在意識の目的は、見逃せない鍵になる検索意図といえます。
もうひとつ例を見てみましょう。
「ドリル 通信販売」の検索意図
つぎに、ドリルの穴理論を例に「ドリル 通信販売」で検索する読者の気持ちをイメージしてみましょう。
状況に寄り添って深く想像すると「ドリルが欲しい」というニーズの奥に「穴をあける目的があるんだな」と深い欲求があることを想像できます。
では、検索意図に応える記事の内容を考えてみましょう。
・ドリルの商品おすすめの3選 ・キリの商品おすすめの3選 ・穴のあけ方と手順 ・穴のあけるときの注意点 ・業者にあけてもらうならココがおすすめ!
潜在意識まで掘りさげると、読者の目的を満たすには、手順や注意点、業者サービスの情報を入れる必要があると把握できます。
このように、顕在意識のその先にある欲求が「潜在意識の目的」であり、潜在意識の目的を叶えることが読者の悩みを解決に導く方法になります。
そのため、顕在意識だけでなく、奥に潜む読者の悩み・問題・欲求までも的確に捉えて、適切な解決策を提示することが大切です。
顕在意識と潜在意識の検索意図を理解できたら、さらに細かい分類を見てみましょう。
検索意図4つの分類
顕在意識と潜在意識の検索意図は、さらに4つに分類できます。
4つに分類すると、根底に抱える潜在意識の目的を想像しやすくなります。
「クエリ」とは、キーワードと同じ意味を指します。
Knowクエリ
Knowクエリとは「知りたい」という意図をもって検索されるキーワードのことです。
たとえば「京都の天気を知りたい」「効果的なダイエットを知りたい」など、情報を集めるための検索キーワードが挙げられます。
◆ Know:○○について知りたい ⇒情報を集めるための検索キーワード 「検索意図とは」 「天気 京都」 「ダイエット 方法」など
Knowクエリを満たすには、リアルタイムな情報を届けることと必要な情報を網羅して提供する必要があります。
上の例で言えば「京都の天気を知りたい」読者には、リアルタイムな情報を届けることを求められます。
「効果的なダイエットを知りたい」読者には、健康的な食事、運動、睡眠、ストレス管理など、一時的な方法ではなく、長期的な取り組みを網羅した内容を求められます。
そして、リアルタイムな情報を求められる場合には、更新頻度が重要になり、網羅した内容を求められる場合には情報量や調査量が必要になります。
Goクエリ
Knowクエリとは「行きたい」という意図をもって検索されるキーワードのことです。
「行きたい」対象は「Webサイト」と「場所」の2つあります。
前者は「Amazonのページに行きたい」「〇〇さんのSNSに行きたい」など、Webサイトを見つけるための検索キーワードがあてはまります。
後者は「おすすめのカフェに行きたい」「京都に行きたい」など、場所を見つけるための検索キーワードがあてはまります。
◆ Go:○○へ行きたい ⇒サイトを見つけるための検索キーワード ⇒場所を見つけるための検索キーワード 「○○会社」 「Wikipedia」 「Amazon 電話番号」など 「おすすめ カフェ」 「京都 観光スポット」
Goクエリを満たすには、正確な情報や意外性のある情報を伝える必要があります。
行きたい対象がWebサイトであれば、そのサイトへ正確にたどり着けることを求められます。
Webサイトを対象にしたGoクエリは、公式サイトや乗換案内サイトが検索結果の上位を占めることが多いです。
行きたい対象が場所であれば、意外性のある内容を盛り込むと効果的です。
たとえば、地元の人しか知らない隠れ家のお店を紹介するなど、ほかのサイトでは得られない情報を提供すると読者の興味を惹きつけます。
Doクエリ
Doクエリとは「やりたい」という意図をもって検索されるキーワードのことです。
「おすすめのアプリをダウンロードしたい」「保険の無料相談をしたい」など、行動につながる検索キーワードが含まれます。
◆ Do:○○をしたい ⇒行動につながる検索キーワード 「文学 YouTube」 「アプリ ダウンロード」 「保険 無料相談」など
Doクエリを満たすには、くわしい情報を届けること、行動をサポートする情報を伝えることを求められます。
たとえば「保険の無料相談をしたい」読者には、おすすめの保険プランや最適な保険の選び方だけでなく「相談の仕方」や「申し込みの方法」といったくわしい手順や方法、行動を支援する情報を届けることが重要です。
読者の不安や疑問を解消し、スムーズに目的を達成できるようにサポートすることで、Doクエリの検索意図を満たせます。
Buyクエリ
Buyクエリとは「買いたい」という意図をもって検索されるキーワードのことです。
「美容 通販」などのように「商品名」や「商品ジャンル」に「通販」「格安」「即日発送」「宅配」などが組み合わさったものが挙げられます。
◆ Buy:○○を買いたい ⇒「買いたい」に応える検索キーワードで、Doから派生 「美容 通販」 「パソコン おすすめ」 「母の日 花 宅配」など
Buyクエリを満たすには、商品名やジャンルの後ろにあるキーワードに焦点を当てて予測すると、盛り込むべき情報を把握しやすくなります。
たとえば「即日発送」「宅配」で検索する人は、今すぐに購入したいと感じていると予想できます。
そのため「即日発送」「宅配」で調べる読者には、購入ページへのリンクがわかりやすく設置された記事を届ける必要があります。
一方で「通販」「格安」で検索する人は、まだ検討している段階にある可能性が高いです。
「通販」「格安」で調べる読者には、できるだけ多くの商品を載せた記事、具体的には比較記事やランキング記事を提供すると読者満足度の高い記事になります。
このように、検索意図は4つの目的に分類でき、目的にそって考えると、必要な情報や盛り込むべき内容がわかり、記事を書きやすくなります。
あなたも記事を書くときは、その検索キーワードがどの目的にあてはまるのかを考えながら掘り下げると、読者の隠れたニーズを見つけやすくなり、適切な解答を提供できるようになりますよ。
目的 | 検索意図 | 満たす方法 |
---|---|---|
Know | ・情報を知りたい ・問題を解決したい | ・リアルタイムな情報を載せる ・必要な情報を網羅する ・更新頻度を高める ・裏づけのある情報を載せる |
Go | ・Webサイトに行きたい ・場所に行きたい | ・正確なURLを載せる ・意外性のある情報を載せる |
Do | ・何かをしたい | ・詳細な情報を載せる ・行動をサポートする情報を載せる |
Buy | ・買いたい | ・購入リンクをわかりやすくする ・多くの商品を載せる |
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検索意図に求められる情報【活用一覧】
検索意図を満たすために必要な情報を「求められる情報」として一覧にしたものが下の表です。
目的 | 検索意図 | 求められる情報 |
---|---|---|
Know | ・情報を知りたい ・問題を解決したい | ・リアルタイムな情報 ・正確な知識で信頼できる情報 ・網羅されている情報 ・解説動画や画像 |
Go | ・Webサイトに行きたい ・場所に行きたい | ・WebサイトのURL (https://www.xxxx.com/) ・意外性のある場所の情報 |
Do | ・何かをしたい | ・ダウンロードページ ・申込ページ ・視聴できるページ |
Buy | ・買いたい | ・商品を購入できるページ ・比較記事 ・ランキング記事 |
上の表にあてはめて考えると、目的の先にある欲求や願望、必要な情報を把握しやすくなります。
また、的外れのない情報提供ができるうえ、時間短縮にもなります。
検索キーワードを決めたら、一度、上の表にあてはめて読者の欲求や願望を分析してみましょう。
検索意図の複数の目的
顕在意識と潜在意識の検索意図は、目的別に4つに分類できると紹介しました。
ただし、はっきりと分類できない場合が多く、複数の目的をもって検索されることがほとんどです。
下にしめすように2つ、3つの目的をもって検索されます。
◆ KnowとBuy:知りたい・買いたい ⇒知りたい情報を得て購入する検索意図 具体例:Amazonで知りたい情報の詳細を見て商品を買う
◆ KnowとGo:知りたい・行きたい ⇒知りたい情報を得るために特定のサイトに行く検索意図 具体例:デジタルカメラの価格やレビュー、特徴を知るために「価格コム」のサイトに行く
◆ DoとGo:したい・行きたい ⇒何か特定の行動をするために特定のサイトに行く検索意図 具体例:確定申告をネットでするためにe-Taxというサイトに行く
検索意図はさまざまにあり、複雑に絡み合っているので、ひとつの視点にとらわれずに、幅広い観点から掘り下げて捉えることが大切です。
読者の状況を4つの目的に照らし合わせて、より合致する情報を提供するように心がけましょう。
それにより、本当に求める解答を提示でき、読者の欲求を深く満たすことができます。
それでは、つぎの項目では、検索意図に応えるときに気をつけるべき「Knowの検索意図」を紹介します。
SEO初心者が注意すべき「Knowの検索意図」
検索意図に応えるときに、きちんと把握しなければならない注意点があります。
それは「Knowの検索意図」です。
たとえば「結婚 しない」と検索する場合を考えてみましょう。
この方の知りたいことは何でしょう?
親御さんの立場で、結婚しない子供の将来を心配しているのかもしれません。
もしくは、子供さん自身が自分の将来を考えて「自分は結婚願望がないけれど、将来大丈夫かな?」と不安に感じているのかもしれません。
こうなると、対象となる人物像も大きく変わってきますよね。
検索される言葉から検索意図を想像し、言葉の意味やその裏側にある意図を理解することは、目的を満たすために必要な作業であり、良い記事を書くうえで重要な事柄です。
検索結果に表示されるためにも、読者に読んでもらうためにも、検索意図を正しく把握し、検索した人の気持ちを反映する記事にすることを常に意識しましょう。
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検索意図4つの調べ方
検索意図の調べ方は、さまざまにあります。
ここでは、初心者でも簡単にできる調べ方を紹介しますね。
実際に検索して調べる
実際に検索してサジェストキーワードを分析しよう!
検索意図を調べるときに、もっとも簡単な方法が、実際にキーワードを入力して検索するやり方です。
検索窓に表示されたキーワードは、サジェストキーワードといいますが、下のように、検索キーワードを入力すると、多くの人が検索したキーワードや関連性の高いキーワードが自動で表示されます。
検索窓には、検索頻度の高い順に、読者の検索意図を反映したキーワードが表示されるので、初心者でも簡単に把握できます。
たとえば「Webライター 始め方 月5万」と入力すると、上の画像のように「難しい」「ロードマップ」「つらい」「大変」などのサジェストキーワードが表示されます。
これらのキーワードから「Webライター 始め方 月5万」で調べる人の多くは、Webライターを始めるのロードマップや仕事の大変さ、むずかしさについて知りたいということを把握できます。
関連キーワードを調べる
実際に検索して関連キーワードを分析しよう!
関連キーワードとは、Googleの検索窓で検索したときに表示される検索語句のことです。
Googleで検索すると下の図のように、検索結果画面の一番下「他のキーワード」の欄に8~10個のキーワードが表示されます。
このキーワードのことを関連キーワードといいます。
関連キーワードも同様に、もっとも多く検索される語句が表示され、そのキーワードには検索意図が隠れています。
これらを分類・分析することで、検索する読者の目的、興味や関心を簡単に把握できます。
関連キーワードは、効率よく検索意図を見つけられるので、初心者の方におすすめの調べ方です。
サジェストキーワードや関連キーワードについて知りたい場合は、下の記事をご参考くださいね。
くわしく知りたい
サジェストキーワードとは?SEO対策の活用法や表示の仕組みを解説!
検索上位の記事を調べる
- 上位の記事を3本以上読んで共通点を見つけだそう!
- 記事のテーマ・内容・構成・タイトル・見出しを参考にしよう!
検索上位に表示される記事は、検索する読者の知りたい情報や答え、解決方法などを満たした内容が書かれています。
検索結果1ページ目の記事を読めば、どのような情報が求められているのかを正確に予測できます。
つまり、検索意図を的確に捉えた満足度の高い記事なので、見本になるということです。
検索上位の記事を3本以上読んで共通点や特徴を見つけだすことで、検索意図を正確に把握できます。
また、上位の記事を読むことは、記事の伝えたいことやテーマ、内容、構成などを学ぶのに参考になるため、時間短縮やスキルアップにつながります。
Q&Aサイトの質問文を調べる
「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」のサイトの質問文を読もう!
Q&Aサイトの質問文は、検索する読者の悩みや欲求を理解するのに役立ちます。
具体的には「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」のサイトの質問文を読むと、検索意図を理解できます。
これらを知り、そこから得られる気づきを活かすことで、より検索意図に寄りそった内容を書けます。
とくに、長文の質問は悩みが深い傾向にあるので、参考にすると潜在意識の検索意図をより強く満たせます。
Q&Aサイトの質問文は「ラッコキーワード」の左側メニュー「Q&Aサイト」からも見れますよ
検索意図の調べ方をもっと知りたい場合は、下の記事で解説していますので、あわせてご参考くださいね。
くわしく知りたい
検索上位を獲得する8つの対策!上位表示の仕組みと上げる方法
無料で使える検索キーワードを調べるツール
最後に、検索キーワードを調べるときに役立つ、おすすめの無料ツールを3つ紹介しますね。
Googleキーワードプランナー
キーワードを調べるときに活用したいツールは、Googleキーワードプランナーです。
キーワードプランナーは、Googleが無料で提供するツールで、キーワードの平均月間検索数や関連するキーワードを調べられるツールです。
このツールを使えば、興味のある事柄や商品・サービスを入力して関連するキーワードや検索ボリュームを確認できます。
ただし、広告を出していない場合は「1000~1万」のように、大まかな検索ボリュームしか表示されないデメリットがあります。
Ubersugest
Ubersugest(ウーバーサジェスト)は、キーワードプランナーと同じく、キーワードの検索ボリュームを調べられるツールです。
ライバルサイトのキーワードを分析できたり、さまざまな関連キーワードを把握できたりと、キーワード選定をするときに重宝します。
検索ボリュームやSEO難易度も表示してくれるので、記事を作成するときの目安になります。
無料版では、1日3回までの使用制限があります。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、ひとつのキーワードに対して、関連するキーワードを一括で取得できるツールです。
検索窓にキーワードを入力するだけで、たくさんの関連する語句が表示されるので、初心者でも簡単に取得できます。
登録なしでも利用できますが、1日5回までの利用制限があります。
会員登録すると無料で制限なく検索できるので、数多くのキーワードを調べたい場合は、会員になるのがおすすめです。
おさらい:検索意図の調べ方
良い記事を書くためには、検索意図に応える情報を伝えることが重要です。
そのためには、顕在意識と潜在意識の検索意図を理解することが、読者の本当の欲求を満たすために役立ちます。
検索意図とは検索する目的のこと
読者の検索意図を満たすには、潜在意識の目的を満たすことがもっとも大切です。
読者の検索目的は、明確に分類できない場合が多く、複数の目的で検索されることがほとんどです。
読者の検索意図を的確に把握して、本当の目的を満たした情報を伝えましょう。
参考書籍
『沈黙のWebライティング』
『10年つかえるSEOの基本』
また、検索意図を満たすには「だれに何をどのように」伝えるかを考えることも重要です。
下の記事では、テーマの決め方や読者像の設定について解説していますので、あわせてご覧くださいね。
今回紹介した「ドリルの穴理論」は下の本の内容を参考にしています。
おしまいに
検索意図を理解することは、奥が深くてむずかしく感じますよね。
そんなときは、4つの分類にあてはめたり、表を活用したりしてみてくださいね。
読者の疑問をひとつでも多く解決して、満足度を高める記事を一緒に目指しましょう。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
それでは、ごきげんよう。
桜御前