ホールパート法とは?誰でもわかりやすく伝えられる書き方と例文!

Webライティング
当ブログはアフィリエイト広告を使用しています。

きょうは、ホールパート法について綴ってまいります。

  • 「何を伝えたいのかわからない文章になってしまう」
  • 「長々とした文章で筋が見えない…」

このように感じていませんか?

ホールパート法を使うと、だれでも話の内容をわかりやすく伝えられます。

とくに、伝えたい情報が複数あるときに使うと効果を発揮します。

今回の日記では、ホールパート法の使い方やポイントを解説します。

この記事でわかること
  • ホールパート法の書き方と例文
  • ホールパート法の活用場面
  • ホールパート法・SDS法・PREP法の特徴と使いわけ

シンプルな構成で書きやすい文章なので、ぜひ参考にしてご活用くださいね。

桜御前
桜御前

プロフィールや商品紹介記事、ハウツー記事など、幅広く使えますよ

スポンサードサーチ

5分でもどうぞ♪1分100円~なんでもOK!お気軽にご相談くださいね★
Webライター初心者さんのお悩み⭐丁寧に聴きます 何でもお話しください❤知識&経験をもとに優しくアドバイス☘️

ココナラで初心者さんの笑顔をサポートしています

WebライターWebライティングWordPressブログなど、初心者さんの「わからない」「困った!」をサポートしています。何かお悩みがあるときは「お悩み相談室」をご覧くださいね。

ホールパート法とは?わかりやすく伝える文章術

ホールパート法は、内容をわかりやすく伝える文章術です。

はじめに話の全体像を伝えて、それについてくわしい内容を説明し、最後にもう一度、全体像を伝える文章構成です。

ホールパート法
  • Whole(ホール):全体像
  • Part(パート):部分
  • Whole(ホール):全体像

くわしい中身を見てみましょう。

◆ 全体像
ホールパート法について説明します
ホールパート法のメリットは3つあります

◆ 部分
1つ目のメリットは、~です
2つ目のメリットは、~です
3つ目のメリットは、~です

◆ 全体像
このように、ホールパート法には3つのメリットがあります

わかりやすく伝えるコツは、全体を構成する要素を「数」でしめすことです。

上の例文のように、全体像を伝えた後に、これから伝える内容を「数」でしめします。

はじめに数をしめすことで、読者は大まかな内容と量を把握できるため、安心して理解に集中できます。

ほかにも、ホールパート法には多くのメリットがあります。

つぎの項目で、くわしく見てみましょう。

ホールパート法3つのメリット

ホールパート法を使うメリットは3つあります。

ホールパート法を使うメリット
  • 書き手が内容を整理しやすい
  • 必要な情報や要点のみを伝えられる
  • 読者が内容を理解しやすい

書き手が内容を整理しやすい

頭の中で伝える内容を整理できる

ホールパート法を用いて文章を構成すると、全体像や情報量、結論やそれに関する説明など、頭の中で伝える内容を整理できます。

それにより、読者にわかりやすく伝えられます。

これは、つぎの2つにもつながるメリットであり、書き手が内容を事前に整理することで生じるメリットです。

必要な情報や要点のみを伝えられる

事前に必要な情報を整理できる

ホールパート法を用いると、準備段階で内容を整理できるため、必要な要点のみを伝えられます。

あらかじめ結論に結びつかない不要な情報を省けるので、簡潔で無駄のない文章になります。

端的な内容でわかりやすく伝わるため、読者は、短時間で内容を理解できます。

読者が内容を理解しやすい

はじめと終わりに要点を把握できる

ホールパート法は、はじめと終わりに全体の要点を伝えるため、読者は内容を深く理解できます。

読者は、はじめに全体像を把握し、大筋を掴んだうえで内容を読みすすめることができます。

これにより、集中して文章を読むことができ、意味を捉えやすくなります。

そのうえで、最後にもう一度、要点を確認できるため、記憶に残りやすく、より理解を深められます。

このように、ホールパート法は、書き手にとっても読者にとってもメリットを得られる、シンプルで扱いやすい文章です。

では、どのようなときにホールパート法を使えばいいのでしょう?

つぎは、有効に使える活用場面を見てみましょう。

スポンサードサーチ

ホールパート法の活用場面

ホールパート法を活用する場面は、簡潔な内容でシンプルに伝えたいときや、要点をかいつまんで伝えたいときに有効です。

とくに、伝える内容に複数の情報や要点があり、その一つひとつに説明すべき内容があるときに効果的です。

具体的には、つぎのような文章です。

ホールパート法に効果的な文章
  • 紹介記事
    特徴や強みが複数ある商品をおすすめする文章
  • ハウツー記事
    複数ある手順や方法を説明する文章

上に挙げた文章にホールパート法を用いると、伝えたいメッセージやセールスポイントを明確に伝えられ、読者に強く印象づけられます。

また、文章に限らず、ビジネスや日常生活にも幅広く応用できます。

たとえば、企画書や報告書、プレゼンテーションなどに用いると、主張や提案をわかりやすく伝えられ、相手をうまく説得できます。

実際に、ホールパート法の例文を見てみましょう。

ホールパート法の例文

「提案するときにホールパート法をおすすめする理由」を題材に例文を紹介しますね。

◆ 全体像:Whole
提案するときに、ホールパート法を用いることをおすすめします
おすすめする理由は3つあります
・1つ目の理由は、書き手が文章の内容を整理できるから
・2つ目の理由は、必要な情報や要点のみを伝えられるから
・3つ目の理由は、読み手の理解が深まるから
一つひとつ、理由をくわしく解説します

◆ 部分:Part
1つ目の理由は、書き手が文章の内容を整理できるからです
ホールパート法を意識して文章を組み立てると、結論やくわしい説明、情報を整理して書けます

2つ目の理由は、必要な情報や要点のみを伝えられるからです
ホールパート法を用いると、事前に内容を整理できるため、不要な情報を省くことができます
必要な情報と要点のみを伝えられるので、簡潔で無駄のない文章になり、短時間で内容を理解できます

3つ目の理由は、読み手の理解が深まるからです
はじめと終わりに要点を伝えるため、読み手の理解が深まります
読み手は、はじめに要点を把握し、大筋をつかんだうえで読むことができるので理解に集中できます
そのうえで、最後にもう一度、要点を伝えるため、記憶に残りやすくより理解が深まります

◆ 全体像:Whole
これら3つの理由から、ホールパート法は書き手と読み手の双方にメリットのある、伝わりやすい書き方なのでとてもおすすめです

上の例文からもわかるように、ホールパート法はシンプルな構成でとても身につけやすいので、初心者や文章に苦手意識のある方でも簡単に書けます。

スポンサードサーチ

ホールパート法の意識すべき3つのポイント

ホールパート法を用いて文章を書くときは、3つのポイントを意識する必要があります。

ホールパート法3つのポイント
  • 事前に要点を整理する
  • 伝えたい要点を最後にくり返す
  • 要点や全体像から伝える癖をつける

事前に要点を整理する

必要な情報や要点を明確にしよう!

ホールパート法のメリットは、要点を簡潔に伝えられることです。

そのため、事前に伝える内容を整理して、要点をわかりやすくまとめる必要があります。

複数の情報を取捨選択し、必要な情報や重要な要点を明確にしましょう。

その結果、端的な文章になり、わかりやすく伝えられます。

伝えたいことが何ひとつ伝わらない文章にしないためにも、事前の整理はとくに意識することがポイントですよ。

伝えたい要点を最後にくり返す

最後にもう一度要点を強調しよう!

ホールパート法は、はじめと終わりに要点をくり返すことで、伝えたいことを印象づける効果があります。

読者に強く印象づけるためにも、最後にもう一度、要点を強調してくり返すことが重要です。

印象の弱い要点にしてしまうと、伝えたいことがぼやけてしまい、理解されにくい文章になります。

最後に文章をまとめるときは、とくに要点を強調するよう心がけましょう。

要点や全体像から伝える癖をつける

はじめに結論を伝える習慣をつけよう!

ホールパート法を効果的に活用するには、日ごろから、はじめに結論を伝えることが大切です。

日常会話やメールの文章など、はじめに全体像や要点から伝える習慣を癖づけましょう。

相手にわかりやすく伝わり、簡潔に内容を伝える技術が身につきますよ。

ホールパート法・SDS法・PREP法の特徴と使い分け方

ホールパート法に似た文章術に、SDS法とPREP法があります。

どちらも、Webライティングにおすすめの伝わりやすい文章術です。

3つの特徴と使い分け
  • SDS法
    要約してわかりやすく説明する文章構成
  • ホールパート法
    複数の要点を整理して説明する文章構成
  • PREP法
    論理的に説明して説得する文章構成

SDS法

SDS法は、はじめに全体の要点や概要を伝える文章術なので、結論をわかりやすく早く伝えられます。

商品紹介説明をする記事ニュースなどを伝えるときに有効です。

SDS法
  • 概要(Summary)
  • 詳細(Detail)
  • 結論(Summary)

ホールパート法

ホールパート法は、結論に結びつく内容が複数ある場合に、情報を整理してわかりやすく伝えられます。

紹介記事提案する記事ブログ記事プレゼンテーションなど、企画や提案をするときに有効です。

ホールパート法
  • 全体像(Whole)
  • 部分(Part)
  • 全体像(Whole)

PREP法

PREP法は、論理的に展開して内容を説明する構成なので、簡潔な文章で相手を説得できます

提案や説得が必要な文章プレゼンテーションなど、説得や行動を促すときに有効です。

PREP法
  • 結論(Point)
  • 理由(Reason)
  • 具体例(Example)
  • 結論(Point)

それぞれの文章術は、単体のみでも効果を発揮しますが、組み合わせることでさらに理解しやすい文章になります。

どれもシンプルな構成なので、内容にあわせて組み合わせて使いましょう。

スポンサードサーチ

おさらい:ホールパート法の書き方

ホールパート法は、全体像(Whole)を伝えたあとに、話の内容を(Part)説明する文章構成です。

シンプルな文章術で身につけやすく、文章に苦手意識のある方でも簡単に書けます。

◆ 全体像
わたしは、桜が大好きです
好きな理由は3つあります

◆ 部分
1つ目の理由は、神様が宿るからです
2つ目の理由は、儚いからです
3つ目の理由は、凛とした姿に憧れるからです

◆ 全体像
このような理由から私は桜が大好きです

ホールパート法は、文章に限らず、報告やプレゼンテーションなど、ビジネスや日常会話にも幅広く活用できます。

自己紹介や提案をするときなどに使えて重宝するので、ぜひ、あらゆる場面にご活用くださいね。

また、ホールパート法をマスターしたら、ほかの書き方を身につけることもおすすめです。

下の記事では、Webライティングに必須の書き方を紹介していますので、あわせてご覧くださいね。

あわせて読みたい

ホールパート法と相性のよい「序論・本論・結論」を解説
序論・本論・結論とは?読みやすい文章構成を図解でかんたん解説!

書きやすい鉄板の型もおすすめ!
初心者におすすめ!【文章の型6つ】Webライティング必須の書き方

おしまいに

ひとつの書き方を身につけると、ほかの文章も簡単に書けるようになります。

ホールパート法は「箇条書き」や「まとめ文章」にも応用しやすいので、取り入れると非常に便利ですよ。

ぜひ実践してみてくださいね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

それでは、ごきげんよう。

桜御前

タイトルとURLをコピーしました