きょうは、Googleドキュメントの音声入力の使い方について綴ってまいります。
- 「文章を入力するのが遅い…」
- 「もっと効率よくタイピングする方法はないの?…」
- 「執筆作業を効率よく終わらせたい!」
パソコンに慣れていない方やタイピングが遅い方は、もっとはやく記事を執筆できればと感じている方も多いと思います。
近年では、パソコンの精度が高まり、音声入力で執筆するWebライターも増えています。
そこで今回の日記では、Googleドキュメントの音声入力の使い方とポイントを解説します。
音声入力を活用すると、文字入力が格段にスピードアップします。
記事を書くのが遅いと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてお試しくださいね
スポンサードサーチ
初心者におすすめ!Googleドキュメント音声入力の使い方
それでは、さっそくGoogleドキュメント音声入力の使い方を見てみましょう。
パソコンの使い方
Googleドキュメントは、Googleアカウントがあれば、WindowsやMac、スマートフォンなど端末を選ばずに使用できます。
使い方は非常に簡単です。
Googleドキュメントにアクセスし「ツール」→「音声入力」を選択するだけです。
マイクのアイコンが表示されるので、クリックすると音声認識を開始します。
ショートカットでも入力できるので便利ですよ。
◆ Windows Ctrl+Shift+S ◆ Mac Command+Shift+S
音声入力が途中で認識しなくなったときや誤変換を修正するときに、簡単にON・OFFを切り替えられるので、ショートカットの操作を覚えておくと作業が楽になります。
スマートフォンの使い方
スマートフォンで音声入力するときは、事前にGoogleドキュメントのアプリをインストールしておく必要があります。
インストールしたら、Googleドキュメントを開き「+」ボタンを押して「新規ドキュメント」を選択します。
キーボードにある「マイク」のアイコンを押すと音声入力を開始します。
終了するときは、ふたたび「マイク」のアイコンを押すと停止します。
Googleドキュメント音声入力の良い点・使いにくい点
Googleドキュメントの音声入力は、だれでも簡単に操作できますが、少し使いにくい点もあります。
良い点と使いにくい点を理解して、うまく活用しましょう。
Google音声入力の良い点
シンプルな機能にもかかわらず、音声の認識精度が高いので、たとえ早口で話したとしても正しく認識します。
簡単に操作できるうえ、入力スピードも速いため、話すスピードと同じ早さで入力・変換できます。
タイピングが苦手な方にとっては、かなりの時間短縮になりますよね。
パソコンで使用する場合は、音声入力の途中でもキーボードを操作できるので、修正しながら作業を行えます。
Google音声入力の使いにくい点
便利に使えるGoogleドキュメントですが、使いにくい点が3つあります。
句読点「、」「。」記号「?」「!」改行は、音声入力できない点が使いにくく面倒です。
「てん」や「まる」と発音しても入力できません。
加えて、辞書登録機能もないため、よく使う記号や言葉を登録しておくこともできません。
手間になりますが、句読点・記号・改行はキーボードで入力するのがおすすめです。
また、下のように英単語の前後に半角スペースが入ることも不便に感じる点です。
便利な Google ドキュメント
半角スペースは、見直すときに見落としてしまうので、最後にまとめて「置換」すると修正ミスを防げます。
置換する方法はつぎのとおりです。
「編集」→「検索と置換」を選択します。
「検索」の欄に「半角スペース」を入力し「次に変更」には何も入力せずに空白のままにします。
「すべて置換」を押すと完了です。
ただし、Twitterを埋め込む場合は、ツイート内の半角スペースも削除されるため、置換を行ったあとに埋め込むようにしましょう。
もしくは、Wordpressに入稿するときに「Twitterの埋め込みボタン」で埋め込む方法もおすすめです。
Google音声入力を使うポイント
キーボードで入力しながら文章を考える方は、いきなり「声に出して入力する」作業に違和感を感じるかもしれません。
そのように戸惑いを感じるときは、はじめに文章の大まかな流れをノートに書きだし、見出しを作っておくと入力しやすくなります。
たとえば、大見出し・小見出しを作って文章を組み立て、それをもとに中身の内容を言葉にします。
頭を整理しながら発声できるので、キーボードで入力するときと変わらずに文字を入力できます。
スポンサードサーチ
Googleドキュメントで音声データを文字起こしする方法
Googleドキュメントでは、別の機能を組み合わせることで、録音した音声データを簡単に文字起こしできます。
音声入力機能は、マイクを通してリアルタイムに話す音声を文字にする機能ですよね。
そこに「ステレオミキサー」の機能を合わせると、パソコン上にある音声ファイルを自動で文字起こしすることができます。
Windowsで行う方法
Windowsで「ステレオミキサー」の機能を使うには、パソコン画面右下のタスクバーに表示されている「音声スピーカー」のアイコンを右クリックして設定すると利用できます。
設定完了したら、音声入力と同じ方法で文字起こしを実行しましょう。
Macで行う方法
Macで行う場合は「ステレオミキサー」が搭載されていないため、無料の「BlackHole」という仮想オーディオドライバをダウンロードして代用します。
しかし、設定が少し複雑なため、パソコンに慣れていない方は、途中で行き詰まるかもしれません。
そのようなときは代わりに「Notta」を使用するのがおすすめです。
文字起こしツール「Notta」を利用する方法
「Notta」を利用するには、はじめに「Notta」Web版をインストールすると使えるようになります。
画面右上にある「インポート」を押し、文字起こしをする音声ファイルを選択します。
しばらく待つと自動で文字起こしをしてくれるので、中身を確認し、必要に応じて修正するといいでしょう。
ただし、すべての機能を無料で使えるわけではないので注意しなければなりません。
無料プランでは、5分の音声ファイルしか文字起こしできないため、本格的に使うなら有料会員登録をする必要があります。
スポンサードサーチ
Webライターにおすすめの音声入力ソフト4選
Googleドキュメント以外にも、無料で使える音声入力があります。
おすすめなソフトは、つぎの4つです
Windows
Windowsの「音声認識」機能を利用するには「Windows+H」キーを押すと使用できます。
Windowsの機能を使うと、句点「。 」読点「、」 改行、段落を音声入力できるので便利です。
普段からMicrosoft Wordを使って執筆する方は、重宝するのでおすすめです。
Mac
Macの使い方も簡単で「fnキー」を2回押すだけで使用できます。
「fnキー」を2回押しても、機能が立ち上がらないときは、Macにある「設定」から「キーボード」→「音声入力」と進み「音声入力」をオンにすると入力できます。
句読点や改行はもちろん、記号の入力もできます。
さらに、大文字・小文字の変更も音声ひとつで指示できる点が使いやすいポイントです。
たとえば、大文字で入力するときは「すべて大文字」と指示し、音声を発すると大文字で入力できます。
「すべて大文字オフ」と指示すると、それ以降の文字は元の文字で入力します。
Googleドキュメントの使いにくい点をうまくカバーしているので、Macのパソコンを使用している方はこちらを利用するのがおすすめです。
Speechnotes
Speechnotes(スピーチノート)は、GoogleChromeがインストールされているパソコンであれば、WindowsでもMacでも使用できます。
加えてAndroidスマートフォンでも利用可能です。
単語を登録できるので、固有名詞や専門用語を登録しておくと、より効率的に文章を作成できます。
ボイスレコーダーとしても使え、気軽に持ち運べるので重宝しますよ。
使い方は、下の動画を参考にすると理解しやすいのでご覧ください。
iPhone
iPhoneに備わっている音声入力機能も優秀で使える機能です。
iPhoneの音声入力を使用するには、キーボード画面の右下にある「マイク」のアイコンを押すと開始できます。
マイクが表示されないときは「一般」→「キーボード」と進み「音声入力」をオンにすると設定できます。
iPhoneの音声入力は、句読点や改行にも対応しており、iPhone愛用者に人気の使いやすい機能です。
出先やちょっとしたスキマ時間にも記事の下書きができるので、Googleドキュメントとあわせて使うと便利です。
Webライターが音声入力を使用する3つのメリット
Webライターが音声入力を使用するメリットは3つあります。
記事を早く仕上げられる
- 話すスピードで文字を入力できる
- 何度も書き直す手間を省ける
一番のメリットは、記事を早く仕上げられることです。
話すスピードで文字を入力できるので、大幅に執筆時間を短縮でき、効率的に業務を進められます。
とくにWebライターを始めたばかりの場合は、タイピングが遅く、何度も打ち直したり修正したりすると思います。
音声入力を活用すると、正しく文字を認識してくれるので、何度も書き直す手間を省けて早く記事を執筆できます。
伝わりやすい文章を書ける
話しかけるような気持ちで言葉を発せられる
音声入力を活用すると、話しかけるような気持ちで言葉を発声できるので、伝わりやすい文章を書けます。
慣れてくると、記事の向こうにいる読者を意識しながら入力できるようになり、より心に響く文章を執筆できるでしょう。
言葉に出すと、誤った言いましや表現に気づけるので、キーボードで入力するよりも理解しやすい文章になります。
労力が少なく済む
長時間入力しても疲れない
話すだけなので、長時間入力してもそれほど疲れることがありません。
タイピングしすぎて肩こりになったり、長時間座り続けて腰が痛くなったりすることもなくなります。
今までの半分以下の労力で作業できるので、気持ち的にもかなり楽になります。
スポンサードサーチ
Webライターが音声入力を使う3つの注意点
では最後に、音声入力を使うときの注意点を3つ見てみましょう。
認識しやすい言葉を選ぶ
音声有力を使用するときは、一般的に使用されている言葉を選び、認識しやすい語句で発声するようにしましょう。
つぎのような言葉は、認識されにくい場合があります。
使用例が少ない語句は、単語辞書に登録されていないことが多く、正確に認識できない可能性があります。
認識できる言葉で発声するか、追加学習できる機能を選ぶのがおすすめです。
音声入力したあとは必ず読み返す
音声入力は、正確に入力できるとは限りません。
誤変換や誤認識もあるので、入力したあとは、必ず読み返しましょう。
声に出して読み返すと、違和感に気づきやすく、すぐに修正箇所を改善できます。
入力時間を削減した分、念入りに記事を見直してより良い文章に仕上げましょう。
よく使う言葉は音声辞書に登録する
よく使う言葉や記号は、あらかじめ音声辞書に登録しておくと業務の効率化を図れます。
たとえば、下の記号はよく使うので、登録しておくのがおすすめです。
記号 | 音声入力 |
---|---|
。 | くてん |
、 | とうてん |
( | かっこひらく |
) | かっことじる |
「 | かぎかっこひらく |
」 | かぎかっことじる |
! | びっくりまーく |
? | はてなまーく |
(1) | かっこいち |
① | まるいち |
: | ころん |
~ | からなみ |
… | てんてんてん |
機能によっては、Googleドキュメントのように辞書登録機能がないものもりますので、よく確認してお使いくださいね。
おさらい:Webライターは音声入力で生産性UP!
Webライターで多くの収入を得るには、執筆スピードを上げることが近道です。
同じ文字単価でも、執筆スピードを上げることで、多くの記事を量産でき、収入アップにつながります。
「もっと稼げるようになりたい!」「もっと効率よく執筆できるようになりたい」と考えるなら、音声入力を活用して業務を効率化しましょう。
また、Webライターに役立つツールを知りたい場合は、下の記事で解説していますので、あわせてご覧くださいね。
おしまいに
WindowsやMacを使っている方は、元から備わっている音声入力機能を使うのもいいですし、GoogleドキュメントやSpeechnotesを利用することもおすすめです。
どのツールも無料でスピーディーに文章を入力できるので、ぜひご活用くださいね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
それでは、ごきげんよう。
桜御前